会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

確定申告書類に様式ミス、税額過少3000件 国税庁推計(日経より)

確定申告書類に様式ミス、税額過少3000件 国税庁推計

「外国税額控除に関する明細書」の様式に誤りがあり、一部の納税者の税額が少なく算出されていたという記事。国税庁がそのような発表をしたそうです。たいした影響はなさそうですが...

「2020〜23年の申告で約3千件に影響があり、その大半は1件あたり数百〜数千円程度だったと推計。すでに様式は修正している。

納税者が日本と海外での二重課税を避けるため、海外の所得を日本で申告する際などに用いる「外国税額控除に関する明細書」に誤りがあった。同庁によると、誤りのある書類で申告した際に控除額が過大になり、本来より税額が少なく算出されるケースがあった。」

国税庁は修正申告するよう呼びかけているそうですが、追加で税金を納めるのはともかく、手間ひまをかけて、修正申告しなければならないのは、納税者は納得できないでしょう。

「外国税額控除に関する明細書」の様式誤り等に関するお知らせ(国税庁)

1件当たり5千円として、3千件だと15百万円です。この対応のために税務署などで追加に発生する経費を考えたら、免除する方が得だと思うのですが、法令と異なる課税はできないし、公平な課税をしなければならないということなのでしょう。

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