私はどうも、精神世界のようなものが好きみたいですね。
心理学でも医学でも、宗教でも道徳でもない満足感が得られるので。
で、例えば「ここまで来たら、魂は次のステージに進めます」なんて言われると、ゲームを攻略してアイテムを一つ取ったみたいな、めっちゃ面白いロールプレイングゲームをしているような気になって😆
いやでも実際話を聞いていると、自分の身体の中には様々なキャラがいて、それらが何者で、どんな仕組みで、こうやったら何を発動するメカニズムというのが面白くてしょうがない。
昔、Sアンチブログを書いていた頃に、最初は皆コメントに書かれている内容に興味をもっていろんな意見を闊達に言い合っていたんだけど、それがいつからか多くが「投稿者の誰々さんてああだよねえ、こうだよねえ」という人間ウォッチングに夢中になり出して、それがどんどんエスカレートしていった。
でもそういうことをブログにコメントすると本題とずれるし、雰囲気も悪くなるから、わざわざ掲示板を立ててナナシになって言いたい放題が始まった。
HNもなくて正体不明になったら、どんな妄想も勘繰りも悪口も中傷もできると錯覚してか、そんなスレッドが一体幾つ立ったであろうか。
要はそのくらい人は、どこぞのどんなキャラが何を言って、それが何を及ぼして、場がどういう展開になってを見るのが大好きなようで、更にそれを引っ掻き回して混乱させたり、ややこしくなるともう嬉しくてたまらないという感じ。
(平和より事件が好き)
私には会ったこともない他人に、なぜにここまで熱狂できるのか不思議でならなかったんだけど、ある時(これはナナシじゃなかったけど)「海さんはなぜ、前はこんなふうな感じだったのに、論調を変えたのですか?何があったのか知りたくてたまらないんです」というコメントを貰って、「えええ?書いてある内容じゃなくて、どこの誰かもわからない私になんでそこまで興味を持つの?!」と、世の中にはそんな嗜好がある人がいるんだと思った。
要するにそれは「いろんなキャラを眺めて、そのキャラが引き起こすいろいろなドラマを観るのが好き」なわけで、ならばですよ?
私は今まで観たどんなドラマより、この精神世界というのか人体を含む生命の成り立ちを説明した話が、どんな連続ドラマよりスペシャルよりスピンより、「ザ・インフィクション」より、キャラもやってることもリアリティがあって刺激的なんだけど、賛同者はいないものか?
エックハルトさんの本を音読してくれる秀逸な動画👇👇
聞いていると、自分の中のいろんなキャラがどうしたこうしたが面白くてたまらないんだけど、実際にこれをマンガに書いて、名前も付けて発信しているのがネドじゅんさん。
(絵が書けたら、マンガにしてキャラを立てたくなる気持ちはよくわかります😅 )
そしてエックハルトさんにしてもネドじゅんさんにしても「自分の頭で思考して」発信してるんじゃないんですよ。
二人とも、逆で思考が止まっているからこういう本が書ける。
二人とは全然ちがうけど、一応何年も駄文を書いてる私でさえブログは「考えて書いている」のではないです。
今書いているこの瞬間も頭はカラッポで、ただ浮かんでくるものをキーボードに変換しているだけ。
だから一つの記事ってどれも数分でちゃらっと挙げていて、「ウンウン考えながら」書いたことって一度もない。そんなことしないと書けないならそういう時は書かないです。
だから「思考って自分じゃない」は、すぐ納得がいったというのはあるかな。