珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

ネットの距離感

2023-11-17 | ネットにまつわるあれこれ
私が初めて、ネットというものに書き込みをしたのが2013年の終わり頃だから、ちょうど10年くらいになる。
まったく知らない世界に足を踏み入れて、いろいろ経験した今の感覚は以下だろうか。

例えばXで、「ウイルスは無い」をすごくわかりやすく解説してくれる人が、「参政党の神谷は天性の詐欺師だ」とボロカス言ってたりする。
私はそんなものには全然動じず、賛同できる情報だけ有難く受け取って、あとは相手にしない。
レストランのメニュー表みたいなものですね。

関わったこともない、ましてや正体不明な人に、いちいちフォーカスしないので、発信している内容以外はどうでもいい。
政治家みたいな公僕だったら、ズルするかしないかは重要だから「どんな人?」と人格は見るけど、匿名のネット民なんてチラシみたいなもんでは?

一方で、動画で顔も名前も出している人は、よくもわるくも人となりは伝わるよね。
でもこれも基本、内容をチョイスです。
そんな中で、言ってることも、人としての魅力も全般に素晴らしかったら、俄然ファンになることもある😍 
ファンだから、気が変わることもあるかもしれないけど。

でも自分の人生の主役は自分自身。
すぐ「信者」なんて、短絡的な言い方をするのは嫌いですね。
楽しく見てるだけじゃん?って感じ。

そういうすぐ信者にさせたがり含め、会ったこともない「チラシ」に執拗に人格否定する距離感って、初対面で抱き着いてくる人ほどキモいです。
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ネットにまつわるあれこれ53

2021-07-21 | ネットにまつわるあれこれ
美容院に行ったら、会計後にいつものように外まで見送ってくれた美容師さんが
「実は私…今月一杯で退職するんです」と言った。
私の髪を17年間カットしてくれた上、娘も3歳から担当してくれていて、親子の細かい注文も好みも全部わかってくれている人である。
ショックだった。

本当にサバサバした人で、リアルで私のコロナの愚痴も笑って聞いてくれた人だった。

ネットはリアルで話せない本心を話せる、なんていうのも人によると思う。
ネットだからこそ素直な本心を語っているんだなと信頼を寄せていても、別サイトに行けばシレッと別人になって、言っていることの真逆を書き込むことができるのがネットである。
実際にやるかやらないかは別問題だけど、やる人はいる。

ネットでそういうことをやる人は、リアルでも同じくそうなのか「ネットに限って」のことなのかは、知らない。

個人的にはどっちもどっちと思うけどね。
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ネットにまつわるあれこれ52

2021-07-06 | ネットにまつわるあれこれ
私はかつてネット上で、
他人から意に沿わないからといって「暴力団のような、汚い暴言を吐いて騒ぎ立てられる、とにかくギャーギャー騒ぎたてられる」目に遭ったことがあります。
本当に大変な思いをしました。

でもそんな暴力団のような汚い暴言に大変な目に遭っているというのに、ある人にはそれを書いた人に対して、横でのうのうと「涙が出る美談」と書かれたことがあります。
ええええーー?そうなるんだ?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)と、あまりのことにドン引きしたけどね。

怒ってはないですよ。
要は全く同じ話が
「暴力団のような、汚い暴言を吐いて騒ぎ立てられる、とにかくギャーギャー騒ぎたてられること」にも
「涙の出るような美談」にもなるということです。
いつぞやは「人生の指針です」と、大勢の前で講釈した御書を、
時がたったら「危険極まりない坊主の戯言」と発信するのと同じです。  

何が正しいかなんて自分のその時の都合によるだけだよね。

人の言い合いに、これが唯一正しいなんてないと思うよ。
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ネットにまつわるあれこれ51

2021-05-05 | ネットにまつわるあれこれ
ネット民だけ見ると、顔パンツなんてカスとかクズとか糞とかウマシカという勇ましい声が、少なくとも顔パンツ警察よりは断然見るけど、実際に外に出てみたら如何だろうか?

いうほど居る?

経験上、私はそのインチキを疑うわ。

実際に多いのは「ネット内弁慶」と思う。
「ネットで言えばリアルでの使命感を果たした」みたいな錯覚でいのだろうか。

バーチャルとかリモートだけでは何もわからない。
だからこそ、リアルを奪われてはいけないと思うんだよね……
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ネットにまつわるあれこれ50

2021-04-24 | ネットにまつわるあれこれ
ネット上だけのやりとりだけで、と侮ることなかれ。
文字だけのやりとりで実際に、殺人事件まで起きているのである。
もし、たかがバーチャル空間でのやりとりで、抑えられないほどの感情が芽生えたら。

ゼロさんのブログから、この部分は200%賛同の言葉を引用させて頂きます。

匿名個人へ感情的になって執拗に発言をしているとしても、それは自由だと思いますよ
恐らく、特定の個人を批判する感情を煽りながら、同じような気持ちになった人達を集めたいのではないですかね? 
それはそれで感情の現れだと思いますし仕方がないと思いますが、結局は、非公開で本人と話さないと何も解決はしません
ですから、本当に解決したいならそんなことはしないとも思います
ただただ・・みんなで晒したい!そんな感情ではないでしょうか?
私個人からすれば大人げないと思うばかりです

これは私も、一字一句、何度も思ったことである。
アンチというのは解決したいのではなくて、むしろ解決してほしくなくて文句を言いたいだけでは?と以前書いたことがあるけど、ここが分かれ目じゃないかと思う。
一人で本人に言えないのに、ネットでみんなとワーワーやりたいは大人気ない。
言い当て妙!!
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ネットにまつわるあれこれ49

2021-02-20 | ネットにまつわるあれこれ
曲りなりにも私もブログの管理人をしている。
コメントは承認制にしているけど、明らかに悪意を持った暴言レベルじゃない限り何でもOK。
一応、雑食的な許容と、お仲間と一緒になってつるし上げる趣味がないことは断っておく。
お仲間なんかいないだろうとツッコみはそれとして(笑)、これは常連の投稿者がいると大なり小なり起こる悩ましい問題なんだよね。

私の珈琲のモチベーションはアクセスや応援コメントじゃなくて、基本、しがらみや人に気を使うことなく、言いたい放題すること。
個人的には少なからずの読者がいて、それには日々ずっと慣れることなく驚いて感謝しているけど、賛同することがあればどうぞ心の中で「うん、そうだよね」と思って頂ければ充分と思っている。
その方が批判的な意見がきても、私一人が相手なので、アンチにもいいことでは?( ̄∇ ̄)

最近、人気ブログで管理人が、仮にAさんというという人に悪いことをしたなあと思って謝罪しながら、その後もAさんを悪くいうコメントを平気で承認したという批判を見た。
これも人気ブログにある悩ましい問題と思う。

コメントの善し悪しもコインの裏表。
改めて、私は一人で自由にやるのが向いていると強く思う。
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ネットにまつわるあれこれ48

2021-02-18 | ネットにまつわるあれこれ
掲示板より引用。
2021/02/18(木) 
シニフィエさんが鯛焼きさんのブログで成り済ましをしていた事について5chで批判を受けていた時「罪のない者だけが石を投げなさい」と何度も擁護していた人がいた。
鯛焼きさんブログでも「シニフィエさんはお茶目なだけ」と擁護していた人がいた。ポピーという人だった。
その後、5chで根拠も示さず海さんとオレンジさんという人が同一人物だと主張する人がいた。違ったら謝りますと言いながら、双方から否定されると何も言わず消えた。ポピーという人だった。
ゼロさんのブログで、獅子風蓮さんの事を指して学歴詐称しているとの投稿をしていたヒロという人がいる。曽根さんのブログにこのスレッドを紹介していたのも同じ人物である。
ちなみにこのヒロという人物のアメブロプロフィールは「ポピーのブログ」であったそうだ。

これは、上記とほぼ同じことを、私自身も珈琲のコメント欄で書いたことがあります。
(いつだったか思い出せないけど、探せばどこかにあるよ)
私が他人のブログに、覚えのない書き込みをしたと執拗に言われたので、はっきりと否定したところ「間違ったら謝りますから」と自信満々に言いながら撤回せず、結局、思い込みがわかっても何も言わずに逃げられたのでね。
それで「お姉さんがSに入って悩んだ」「他ブログで私を中傷(事実ではない誹謗)した」「5チャンネルで好き勝手に書くのが好き」という共通点と、アメブロに「ポピーのブログ」と登録しておられたヒロさんという方を鑑みて「あなたがポピーさんですか?」と問いかけたんです。
が、まるで知らん顔で、その後も他人ブログで随分なことを投稿していることは知ってましたが。

別に激怒したわけでもないし、ひと言「勘違いでした」と言ってくれれば「そんなの気にしないで~」と1秒で終わるような話だし、ああそういう人なのね、と思った程度だけどね。

ただ今度はまた他人ブログで、会ったこともない人を学歴詐称と書いて送ったなんて聞くと「さもありなん」とは思いましたね。
一方でご自身は「モラハラ的な人に何度も遭遇して、何度も嫌な想いをした経験があった」とのこと。
ならば、他人には同じことをしない方がいいよと思った次第である。
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ネットにまつわるあれこれ47

2021-02-15 | ネットにまつわるあれこれ
長年、ネットで読み書きしていて何となくわかったこと。

例えば「上からの命令や、同調圧力に逆らうことなんて怖くてできなかった」という人は、だいたいが、自分が逆の立場になったらパワハラをする。
「きちんと名乗って直接ブログに行って何か言ったら、『悪は責めろ』とばかりしつこく吊るし上げられるから怖い」(でも口は出したいから陰で正体不明で言おう)という人は、逆の立場になったら、いやいや自分こそ、それをする、しなくても好きなタイプと思う。

自分がするから怖いのである。
偏見?

私はどちらかというと、パワハラとか同調圧力とかは気にしない方で、
まあ多少シビアな発言であったとしても、名乗ってブログに行くこともできる方と思う。
これは決して私が、勇気があるとか、言ってることに自信があるからではなくて、本当にそうではなくて、
逆の時もそれをしないからではないかな、と思う。
単純に人に圧力をかけて従わせるとか、大勢で一人に何か言うのが嫌いなんですよ。
自分が嫌いだからしないだけのことなんだけど、結果、されるとしてもあまり怖くはないんだよね。

自分がしないことは、されても大丈夫な法則。海
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ネットにまつわるあれこれ46

2020-12-15 | ネットにまつわるあれこれ
少なからずのネットの読み書きをしているけど、
誰に限らず、意見が違うと面白くなくなって、まあ嫌悪感を感じるんでしょうね。人格否定になってそれがエスカレートして、しまいには罵詈雑言のオンパレードになる。
こういう展開を嫌というほど見聞きしてきた。

また仲良くなったらなったで、意見が違っても今度は気をつかったり遠慮してしまったりで、思うことをズバズバ書けなくなったりもする。

私はこれがどっちとも面倒くさくて、そういう人間関係を気にしないで書きたいんだけど、これがなかなか難しい。
私が気にしなくても、私と同じくらいの温度で気にしない人が、滅多にいないからである。(たまにいる)

いちばん鬱陶しいのが、誰と誰は関係が良好だとか、誰と誰が離れていったとか、自分のことならまだしも、他人の下世話ばかりが気になる人。
私なんて自分のことですら、そんなことはどうでもいいというか、興味のあるのはあくまで意見の内容文章なわけ。
意見が合おうが合うまいが、遠慮なく、わだかまりもなく、ポンポン言えることが重要で、私が興味があるのは単純にそれだけ。

よく知りもしないネット民に敢えて「好ましい」という感情を持つなら、好きも嫌いも気にせず、遠慮のない人。
意見が合わないとすぐ憎しになって、悪意のある批判になったり、好きになったら変な媚びやらヨイショやら、無理クリな擁護、そういうのがない人ですね。

特に私はコロナ問題にしてもS問題にしても、かなり際どいことをストレートに書くので、この両方を気にしてたら書けないのよ。
鉄のハートとは言わないから、ネットの海原はあっさりしたメンタルで渡るべし。
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ネットにまつわるあれこれ45

2020-05-30 | ネットにまつわるあれこれ
ネットの誹謗中傷が話題になっている。

興味深かったのが、書かれた一人が社会的に取り上げられた事件になった途端、書きこんだ人が自分の書き込みを消したことである。
そんなことがなかったら消さなかった。
つまり良心が痛んだのではなくて、万が一にでも自分が特定されたら大変と思ったんでしょうね。

私自身も凄まじいことを書かれたことがある。
ブログ記事の内容にではなくて、
死ね、男に飢えている、生理の終わった老婆、オマエが膿だと気づけ、病んでる、生きてて恥ずかしくないの?親じゃない、パヨク、アスペ、人の家庭を壊すのが趣味…まあ数限りなく。

この言葉に覚えがある人も
「それが自分とバレて、人から冷たい目で見られて、自分の居場所がなくなったらそれには心が痛む」んでしょうね。

痛みのツボって人それぞれ。
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ネットにまつわるあれこれ44

2020-02-23 | ネットにまつわるあれこれ
ここ数カ月、ブログを離れて政治系YouTube動画をよく見ていたら、垢バン(アカウントのBAN)というものにかなり詳しくなった。
ブログは、アンチが誹謗中傷するなどしてブロガーを消耗させて閉鎖や休止に追い込むことはあれど、ブログの存続権利はあくまでブロガーにある。
が、YouTubeは外部から文句を言って規定に則れば、動画を削除させたりアカウントを停止させたりできるので、アンチとシンパが対立するとその攻撃やらヤジが更に熾烈なものになる。
ブログしか知らなかった時は「文字だけで伝えるのは難しい、誤解が生じる」と可愛らしいことを思っていたけど、音声やビジュアルが備わったらそれが緩和されるなんて大間違いだった。
「声がキモい」「ズラだ禿だデブだ」「服がダサい」と罵倒はビジュアルにまで及んで、それを5感で生々しく見聞いてると健全な精神も病みそうになる( ̄▽ ̄;)

でも個人的にはかつてCHで「こんなこと言う奴ってどんな容貌してるの?幾つ?」と思っていた好奇心が一部満たされたような、ヘンな満足感はあった(笑)

結論。
声も顔もしゃべり方も着ているものも、言ってること次第でよくもわるくも見える。
言ってることって体をあらわすというか、それが見た目も含んで人全体を作るんだなあと改めて思った次第。
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ネットにまつわるあれこれ43

2020-02-21 | ネットにまつわるあれこれ
これは私の感覚ではびっくりしたことなんだけど、いわゆるリアルでは職業を持たずに、ブログやYouTube配信で「金儲けしよう」と夢見てる人が意外に多いことを知った。

まず一人の人間が毎日、人から注目される話題を提供できるだろうか?
リアルで働かないで家に引きこもっているということは、人と何のコミュニケーションもとってないということ。
そんな何の経験も緊張も失敗しない、刺激も受けない一人の人間が、他人に語れることがどれくらいあるのかな。
しかもそんな旬の話題が、泉のように次から次へと溢れ出てこないと仕事にならないよ。
話題を企画する人を雇ったら、その分の人件費がかかってしまうしね。

しょうがないから、
日々いろんな経験をして活躍している、自分じゃなくて他人を眺めまわして、他人のことああだ、こうだと話題にするしかない。

なら昨今のストレス社会にウケる、他人の失態や転落や揉め事を面白おかしくディスるといかも(>▽<)b
ネガティブなことを煽ると一定数には見てもらえるかも(>▽<)b
そしたらたまに、バズるだか炎上だかするかもしれないし、調子のいいコメントも届くかも(>▽<)b
そしてちょっとつまらなくなったら手の平返しでさっさと去っていったり、執念深いアンチに転じるかも(>▽<)b

そんなことを発信している人を、誰も心から尊敬してるわけじゃないからね。

実際、こんな人に魅力があるわけない。
お金ってこんな人に集まるだろうか。

ブログや動画配信でお金が稼げる人がいるとしたら、実社会で苦楽を経験しながらバリバリ働いている人。
もし、忙しい生活の合間にそれを片手間にやってのけるような稀な人がいたら、それに敵うわけがないと思う。

そんな人は、あくまでだと思うけどね。
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ネットにまつわるあれこれ42

2020-01-22 | ネットにまつわるあれこれ
私は前ブログ等を含めるとけっこうな期間ネットに書いているけど、何度か書いているように、数とかお金は一切気にしていない。
どちらかというと、それは敢えて考えないようにしている。
少なからず、それらが増えるような手段は意識的に避けているというのかな。

「美人は災難を受ける」と言われるように、お金や人気というものが正だとしたら、それプラス必ず負の要素もセットも引き受けると思っている。
ネットみたいなどこか陰湿な面がある世界で人気やお金を取ったら、それに等しいペナルティもくらうというのかな。

私が興味があることがたまたまお金や知名度じゃないので、それらを追いかけたいとは思わなかったけど、お金や数や人気がとてもとても気になる人は、それに耐えうる試練も覚悟するべしと思う。

アクセス稼ぎやフォロワー取得にあれこれと頑張って数を誇示していた人に限って、「疲れた」と言ってその場から去っていく。
それもネットらしさと思う。
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ネットにまつわるあれこれ41

2020-01-15 | ネットにまつわるあれこれ
モノ申す系?のYouTubeを見るようになって久しい。

私の感想では、面白さと数字がこんなにも比例していないものはないなあ。

いや単に私が「面白い」と思うことと、多くの人が求める「面白い」が違うのかもしれないけど。
多分そうなんだと思うけど。

殆どのユーチューバーは「チャンネル登録お願いします」というアピールに余念がないし、他の人の登録者数や再生回数が気になってしょうがないようである。
中には、そのために人の足の引っ張りたいだけみたいな動画もある。
それはただの人気だけじゃなくて、やはりお金が発生するからだろうか。
一番重要なのは収益であり、そのための数なんだろうか。

だからなのか、私が見た印象では、内容と収益は殆ど関係ないと思う。
実際に、圧倒的に低評価なのに登録者数や再生回数が多い不思議な動画がゴロゴロある。
まあこれはブログのアフリエイトもそうなんだけど、お金は読者が支払うわけじゃなくて広告収入だから起こることなんだと思う。
わざわざお金を払って低評価のものは見ないからね。

そんな仕組みの中でお金や数字を気にするより、内容を真剣に追い求めてほしいなあ…なんていうのは視聴者の勝手な要望かな。
私は周りの評価を気にする人より、自分の信じることをただ黙々とやる人がずっと好きだけどね。
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ネットにまつわるあれこれ40

2019-12-29 | ネットにまつわるあれこれ
例えばショップに売っている本やCDなら、いいなあと思えば買うしつまらなければ買わない。
テレビも面白ければ見るけど、つまらないなら見ない。
歌や芝居や映画のチケットを買うのもそれは同じである。
結果、「売れているものはファンから愛されているもの」とずっと思っていた。

が、ネットになるとこれが違ったりする。

ネットには嫌いで批判したくてワルグチを書き込みたいから見るという、独特の文化?がある。
そういう需要がある。

 従って例えば再生回数が上がるほど収益も上がる動画配信などは、仮に低評価が高評価をはるかに上回っても、再生回数があれば評価に関係なく儲かる。
わざわざ低評価のボタンを押して罵倒や嘲笑や文句を書き込むために見たいという人相手に「売れる」という不思議な現象が起こるのである。

愛されて売れるのではなくて、嫌われて売れる。
まあ炎上商法ですね。

自分が嫌われて信用を失っても、その代わりにお金が入ってくる。
人を貶めて嘲笑いたいという感情と、金との取引というのかな。

こんな世の中が来るなんて、私は子どもの時習わなかったし想像もしなかった。
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