私が子どものころ夢中見ていたアニメ「アルプスの少女ハイジ」を、夫がよく知らないというのでびっくり仰天して、以来娘と一緒に何度家族で視聴したことだろうか。
ちなみに宮崎駿さんが手がけた名作である。
そこで、ハイジの叔母であるデーテがよかれと思って、ある時ハイジを大都会フランクフルトに連れ出してしまう。
夫に「何や、この女!!」と言わせた、その時の彼女の言葉巧みなこと。
騙し討ちのやり方の、無理やりで強引なこと。
まさにザ・折って伏せる人である。
「よかれと思って」「言わずにいられなくて」「正論だから」「ザ・折って伏せる人」は、フランクフルトでも待ち構えていた。
ロッテンマイヤー女史であった。(ちなみにサザエさんの旧オフネさんの声)
よかれと思ってはよーくわかる。
本当によかれと思ってやねん。
その対極にクララの「おばあさま」が現れる。
年増好きの夫が一転「いいなあ♡」と言ったおばあさまは、自分の満足ではなくてハイジの気持ちを尊重して、上手く付き合ってくれた。
私は大人になってこれを繰り返して見て、「よかれと思って」をつくづく考えた。
「よかれ」ってどこかに自分にとっての「よかれ」じゃないのかなあ…
そしてメタメタに「折って伏せられた」フランクフルトだったけど、
最後には「夢遊病」という心の病気にすらなってしまったけど、
それでも全部が全部ダメだったわけじゃなくて、クララとの出会いやその後の親交や、本が読めるようになったり、それで人生は新たに展開したのである。
ちなみに第25話の「白パン」の話が私は好きでたまらない。
クローゼットに大量に隠して、ロッテンマイヤーさんを発狂させた白パン。
いつかペーターのおばあさんに食べさせたかった白パン。
娘は「私は黒パンの方が好き!!」という変わった好みであるが(笑)
ちなみに宮崎駿さんが手がけた名作である。
そこで、ハイジの叔母であるデーテがよかれと思って、ある時ハイジを大都会フランクフルトに連れ出してしまう。
夫に「何や、この女!!」と言わせた、その時の彼女の言葉巧みなこと。
騙し討ちのやり方の、無理やりで強引なこと。
まさにザ・折って伏せる人である。
「よかれと思って」「言わずにいられなくて」「正論だから」「ザ・折って伏せる人」は、フランクフルトでも待ち構えていた。
ロッテンマイヤー女史であった。(ちなみにサザエさんの旧オフネさんの声)
よかれと思ってはよーくわかる。
本当によかれと思ってやねん。
その対極にクララの「おばあさま」が現れる。
年増好きの夫が一転「いいなあ♡」と言ったおばあさまは、自分の満足ではなくてハイジの気持ちを尊重して、上手く付き合ってくれた。
私は大人になってこれを繰り返して見て、「よかれと思って」をつくづく考えた。
「よかれ」ってどこかに自分にとっての「よかれ」じゃないのかなあ…
そしてメタメタに「折って伏せられた」フランクフルトだったけど、
最後には「夢遊病」という心の病気にすらなってしまったけど、
それでも全部が全部ダメだったわけじゃなくて、クララとの出会いやその後の親交や、本が読めるようになったり、それで人生は新たに展開したのである。
ちなみに第25話の「白パン」の話が私は好きでたまらない。
クローゼットに大量に隠して、ロッテンマイヤーさんを発狂させた白パン。
いつかペーターのおばあさんに食べさせたかった白パン。
娘は「私は黒パンの方が好き!!」という変わった好みであるが(笑)
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