珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

子ども買い?

2019-05-30 | 娘と夫の話
娘が小学校2年生くらいの時。
「アイカツ」という女の子のキャラクターの、カード集めに夢中になったことがあった。
昔、男の子がスーパーカーのカード集めに熱狂したようなもんである。
それはゲームセンターでお金を入れて取る方法もあれば、キャンディーやソーセージのおまけについてくることもあった。
向こうは商売だから子ども心をくすぐるべく次々と新しいキャラクターを出してくる。
いちいち買ってあげたらキリがない。

だが
夫は子ども時代それが存分に楽しかったから、娘にも\(^▽^)/
私はそんなことさせてもらえなかったから、娘には\(^▽^)/

という最強の甘ったるい両親をもつ娘は、満足するまでそれらを買い集めた。

夫などは仕事帰りにスーパーに寄って、棚にあるキャンディーを全部買い占めて帰ってきたことがあった。
「ただいま」と言って、袋からテーブルにドサドサッとキャンディーの袋を30袋出したこともあった(;゚∇゚)

私は夫が夫でなく、父親だったら良かった。

当時の娘と同じくらいの時、私は友達の家で見て欲しくて欲しくてたまらないものがあった。
それは透き通ったプラスチックのケースに入った、キラキラしたフルーツのビーズのようなものだった。
リンゴとかブドウとかサクランボとかいろんな色がぎっしり詰まっていた。
ある時デパートでそれを見て、立ち止まって見つめたが、どうせ買ってもらえないと思って必死で我慢した。
後にも先にも、あんなに我慢したことがなかったので今でも覚えているのだけど、それにひきかえ娘の何と幸せなことよ。
そして有難みのうっすいことよ。

夫のこういうところは相変わらずで、さっき娘の部屋に行ったら机にこれが置いてあった。


「おまけ」がついたチョコレートだが棚分、箱買いしてきたらしい。

先日、娘が買ってきた一つを楽しそうに組み立てていたのを見ていたそうである。
でもそれは「毛利小五郎」で、娘がほしいのは「灰原哀」だった。
ならば「灰原哀」が出るまでとなるのが夫。
私は付き合いきれん( ;∀;)
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類は呼ぶ

2019-05-30 | 思うこと
娘の友達を見ていると「似たような感じの子」が集まっている。
のんびりしているというか天然というか、無邪気な子たちである。

そうだった、そうだった。
学生時代って好きな子だけと付き合っていればよかったんだった。
すると自然に、活発なグループとかおとなしいグループとか、不良がかったグループなどに分かれたもんだった。
ほとんどつるまない孤高の子もいれば、少人数も大人数もあった。
まるで
あるように入りずらいグループもあった。

女子などは特に、違うタイプはグループかっちりが顕著で、別のグループの子とは殆ど口もきかないまま一年が終わったりした( ;∀;)

好きだの嫌いだの言っておられず、雑多な人と上手く付き合うのが当たり前になって早幾年。
相当な雑食になって、気がつけばケロッと何でも食べられるようになって、滅多にお腹も壊さなくなって、壊しても
気合で治すようになって幾歳月。

そんなことはすっかり忘れていたが、娘と、ブログを書いていて学生時代のそれを思い出した。

好きで好んで読んで書いているだけのブログなんて、学生時代のそれのように、同じような感覚や温度の人が自然と集まってくる。
子ども時代の「仲良し」というより「波長」というべきだろうか。

類は友を呼ぶ。

学生の時は気にしてなかったけど、今これをしみじみ。
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