珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

納得した言葉5

2019-12-10 | 日記
薬物犯罪に対して、ただ正義のようなものを振りかざすことについて、ホリエモンさんが
「薬物犯罪っていうのは犯罪というより病気
「病気は刑務所に収容しても意味がなくて(むしろ仲間同士で情報交換などして再犯率が高まるだけで、いいことがない)
それより治療すること再犯を防ぐことが大事」
「治療するには相手を糾弾して追い詰めるのではなくて、社会がそれを(治療して再犯を防ぐ意味で)優しく受け入れなくてはいけない」

と言っておられた。

ものすごく納得しました。

重度のアルコール依存もネット依存も、分類されるとしたらこれは犯罪じゃなくて病気である。
それは法律に違反してないからで、でもアルコールやネットが法律違反と決められていたらそれは犯罪で刑務所に入れられる。
やってることは同じなのにね。

クスリをやって捕まると、犯罪者になって仕事や家庭に迷惑がかかるという意味では不道徳なのかもしれない。
なら法律が変われば、倫理観も迷惑も変わるってことだよね。
でも「依存症」というのは不道徳だと後ろ指をさすものというより、治療するものというのは変わらない。
これはすごく解る。

この方はこういうところは、さらっとモノの本質を見ているんだなあと思った。
これも人生経験あってのことだろうか?と、経験の強さを改めて感じた次第である。
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