6月からようやく娘の学校が再開する。
ちなみに「服についたウイルスを洗濯しやすいため、制服ではなく体操着で」登校になる。
おそらく卒業までずっとそうなると思う。
次に着るのはたった一度きり。卒業式の日しかない。
「お母さん、3年間ですからね。背はグッと伸びますよ」
店員さんにきっぱりと言われて、しぶしぶ長い袖のブレザーを買った時には、こんな日がくるとは夢にも思わなかった。
ともかくあと数日で、読みもしない新聞を5部取って、
行きもしないコンサートや芝居のチケットを買って、
心にもないスローガンを棒読みして、
変な作り笑いをしていた日が終わる。
私の人生で、ここまで心と裏腹なことをしたのは本当に初めてと思う。
自粛の行為そのものではなくて、あくまで「心と裏腹」にである。
3カ月たっても、これには慣れるなんてことは一時もなかった。
つくづくも「コロナは怖い。自粛しなければもっと大変なことになった。頑張ってよかった」と信じ切っている人が羨ましい。
そういう書き込みなんかを見てると、幸せでいいなあと素直に思う。
事実、そう信じるゆえに救われているもんね。
信じるってそういうことだと思う。それが「正しい」「間違っている」ではなく。
今の私のように不信や疑問が渦巻いている時って、納得させてくれて確信を与えてくれる言葉や人にフラフラいきたくなる。
これが答えですという、明確な回答のようなものがたまらなく欲しくなる。
ホントこれ、宗教の落としどころですよ(笑)
まあそれならそれで、ならば「わからない」「曖昧」を書いていったるわと思うけどね ( ̄▽ ̄m)m"_/|