珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

ネットとリアルの間

2021-01-28 | 思うこと
昨年春の緊急事態宣言の頃と今を比べたら、少なくともネットには「こんなのオカシイ」の声があふれている。
昨年春には「こんなのオカシイといいう声を吊し上げて叩き潰す声」が、あふれていたのにね( ̄∀ ̄;)(そんなもんよ)

が、がががが…これってまだまだ、ネット民の中だけなんだよね。
ネットでいくら勇ましく「マスクなんて意味ない」と吠えたところで、リアルでそれを実践している人ってどのくらいだろうか?
我々が息しているのはネットの中じゃなくて、現実の世界なのに。

昨日も街へ行ったら(日本列島でいえば超都会に住んでいる)、電車も駅も道路もショップも、ノーマスクは見事に私一人だけだった(T T;)(せめて二人いようよ)
(ネットの感覚では)一昨年の99%の自粛賛成から、一年経って2割~2.5割は「オカシイ!!」が増えたのに、改めてリアルってこんなもんなんだなあと思う。

バーチャルでは言えても、リアルでは言えない事情は解る。
そうしないと解雇されたり、仕事が成り立たなかったりするから、それは仕方ないよね。
私も職場がもしそうなら当然従うし、学校も決まりがある以上はそうするしかない。

でも、は職場や学校や飛行機みたいな、そうしないと収入を絶たれて生きていけないとか、他人をあからさまに巻き込む、卑怯な手段を講じているもの以外は、マスクは全部断っている。
例えば 学校なら、校門の前でマスクはするけど道中はしない。学校を出たら即外す。
職場ならタイムカードを押したらしない。
電車とかバスとかショップのテープレコーダーは、従わなくても生きていけるからね。

ネットって、現実では見せない(見せたくない)あくまでガス抜きの場であって、それが通らないリアルではやっぱり「皆が言っている」がいいんだろうか?

そうなると「リアルでは言えないネットの本心」なんて何の意味があるの?と、私は思っちゃうけどね。
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娘との会話24

2021-01-28 | 娘と夫の話
娘と、受験の面接の練習に付き合った。
志望校の過去の質疑の
「高校では何を頑張りたいですか?」
「あなたは、苦手科目をどうやって克服しましたか?」
「学校行事にはどんなふうに取り組みましたか?」
みたいなありきたりな質問に、原稿丸暗記の棒読み丸出しで答える娘。

全く響かず、1ミリの本心も伝わってこないので、そんなアンドロイドみたいな対応でいいのかと訊いたら、
「こんなふうに言いなさいと習った。本心なら、学校で頑張りたいことなんて私ない。少なくとも今は何一つ思い浮かばない。でもそれじゃダメだから、言われた通りに言うとこんな芝居みたいな言い方になるの」

やっていて面白くないので質問を変える。
コンコン…「はい、どうぞ」
「ブラック中学から参りましたアンドロイド・ピノコと申します」
「あなたの両親はどんな人ですか?」
「はい、普通じゃないです。というか、よくもわるくも自由だと思います。そんな両親を見ていて、私は最近、普通とか常識というものがわからなくなってきました…」
「( ̄∀ ̄;)…」

面接官が何を求めているのかは知らないけど、私は子供には本音を訊いた方がいいと思うゾ。
予期してなかった言葉が返ってきて、そこから会話が広がっていくのに…
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