珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

ボヤキの雑記

2024-02-09 | 日記
確定申告を終わらせた。
自民党の二階俊博みたいに、3年間で3500万円の書籍代を計上するにはどうすればいいのか悩みながら。
まじめに申告すれば税金が取られて、外国人の優遇と彼らの小遣いになって、払わなければ差し押さえされるジレンマを憂いながら。

「イギリス毒舌日記」を読んでいたら、ゴミの出し方や掃除が日本が秀逸とあった。
掃除している私に言わせれば、これは日本人が特別キレイ好きというわけじゃなくて「人の目を気にする文化」がそうさせるのでは?と感じている。
職場に何日も洗わないで放置してあるコップがあれば「何あの人?」と非難する感覚が共有されるし、床に脱いだパンストなんかあったりしたら「誰?」という満場の視線から逃れることはできない。
誰がやったと特定されるか、疑われるか、要は他人の目に晒されて、自分の信頼や評判に傷がつくからちゃんとするのだ。

逆に言えば日本人だって自分だとわからない場所になると、人が変わったよう傍若無人になる人がけっこういる。
二度と来ない場所や、マンションのごみ捨て場という特定された空間でさえ、例えば宅配便のダンボール箱は送り状のシールさえ剥がして正体不明になれば、テープをとって畳むという簡単なことすらやらない人がいる。中に生ごみを突っ込んで「掃除業者がやれよ、ワタシの仕事じゃないし」という感じね。

クレームは言うけどクレームされるとブチきれて、人が見ていようといまいとだらしないイギリス人より、人が見ている時だけは少なくともちゃんとする日本人の方がいいのかもしれない。
しかしながら掃除に限らず、日本人のこの豹変っぷりにはドン引きすることがしばしばだ。
殆どの人が、自分より人を眺めまわしながら、同時に人の視線のために生きている。
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