珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

虫の知らせ

2025-02-24 | 思うこと
以前コメント欄にも書いた気がするけど、私が生まれて初めて鍼灸の治療を受けることになった時。
何の知識も経験ないし、そんな情報を持っている知り合いもいないし、どこに行けばいいのだろうとネット情報だけが頼りで必死になって探していた。
何しろ西洋医学では「何もできません」とはっきり言われたので、そういう人は鍼灸で治していると聞いて、藁をもすがる思いで試してみるしかなかったのだ。

結果AとBの二つが残って、どっちにしようか本当に悩んだ。
私の性格上、あまり「迷う」ことってないはずが、その時はどうしても決められなくて、夫と娘に「どっちがいいと思う?」と何気に聞いてみたら「B! Aは絶対やめといた方がいい」と即答された。
ふだんはあまり物事をジャッジしない二人が、めずらしく強い口調で。
鍼灸など何も知らないし、当然どっちも行ったこともないのに、まるで答えがわかっているように。

なんで?
だってAはこれでもかとめちゃくちゃいいことが書いてあるし、検索のトップに出てくるし…私は信じられずに、結局どうしたかというと二つとも行ってみた。
そしてAに行ったことを見事に後悔して(二度と行かないし人にも勧めない)、Bの予想をずっと上回るすばらしさに感動した。
詳細は省くけど、そのくらい違った。どっちもわるくなかったけどBかな?ではなくて。

直観とか虫の知らせって、「湧いてくる」とか「降ってくる」みたいな繊細なものだけじゃなくて、化身というべきか、人やモノを使ってダイレクトに来るものもあるのでは?
という私の感慨とは裏腹に、夫も娘も「そんなこと言ったっけ?」とすっかり忘れているが。
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