マインドフルネスというものを知って、何が楽しいって私は仕事が楽しい。
いや仕事に限らず何をしていても楽しいんだけど、とりあえず仕事が楽しいって幸せじゃないだろうか?
私の仕事は一人仕事で、上司や同僚がいない上、集中してないと数字を間違えるとか、指を切り落とすとか、言葉一つでお客様の機嫌を損じるとかがない。
「そんなラクな仕事なら気楽にやれて楽しいだろうよ」と思うかもしれないけど、一歩間違えば退屈で地味で、お洒落もできないし、黒子すぎてやる気が出ないかもしれないし、少なくとも「ルンルンで楽しい」なんてモチベーションは続かないのでは?
これはなんで楽しいかというとゾーンに入ってやっているから。
小さい子供が遊んでいる時って、時間も自分も忘れて夢中になっているけど、あれと同じです。
小さい子供って、別に難しいことや崇高なことをやっているわけじゃないけど、めちゃくちゃ集中している。それと一緒で内容は単純作業でも全然いいんですよ。
誰にも邪魔されずに、思いっきり自分の世界に浸れるのに一人は最適。
しかも殆ど外で、風を感じながらそれができるのは最高。
私の意識は今この瞬間、世界で何が起こっていようと、目の前の落ち葉を掃くことが全て。
心ここに在り。このど真ん中に在り。
ここからどこにも行かない、行きたいとも思わない。
そんな状態が幸せじゃなくて何が幸せなのかと思う。
こんな清掃のおばちゃんに掃除されているマンションの住人が、「ついでに」幸せだったらそれはよかったと思うけど、私の幸せには遥か適うまい。
逆に自分が今、身体でやっていることに心がここに在らず、今にも非ずだと人は辛いんです。
別に難しいことじゃなくて誰でも経験しているのでは?
身体と意識を合わせるなんて、赤ちゃんでも幼児でも当たり前にやっているのに、学校に行き出すと「心ここに在らず」になり始めるよね。
本来、子供ができるんだから絶対むずかしくないはず!