Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

渾身の力を振り絞るキバナノホトトギス!

2023年10月20日 14時35分00秒 | みんなの花図鑑

渾身の力を振り絞って咲くキバナノホトトギス

 📸2023年10月20日:キバナノホトトギス(黄花杜鵑:ユリ科ホトトギス属の多年草)
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 📸2023年10月20日:今朝、一度に三輪開花した。
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 📸2023年10月20日
 茶枯れた葉、満身創痍のなかで花を育む。
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 昨年、八ヶ岳の山草園から三種のホトトギスを取り寄せた。
 夏咲きといわれる玉川ホトトギスは、つぼみを育むことなくひと夏が終わった。白花は取り寄せた年にいくつかの蒴果を成し、そのなかのいくつかが、小さな丈であるにもかかわらず花を付けてくれた。本株の方は、酷暑のせいかつぼみを結ぶことなく秋を迎え、息絶え絶えで冬を迎えようとしている。これらは、つい先ごろ、坪庭の外れに地植えとした。
 そして、この黄花である。茶枯れた葉が痛々しい。それでも、つぼみをたくさん蓄え、次から次へと開花している。
 ごめんよ。見くびっていたかもしれないね。満身創痍のなかで、あらん限りの力を振り絞り花一輪、一輪にエナジーを注ぎ込んでいる。

シソ科の花やら、セリ科の花など

 📸2023年10月20日:シモバシラ(霜柱:シソ科シモバシラ属の多年草)
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 📸2023年10月20日:アシタバ(明日葉:セリ科シシウド属の多年草)
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 📸2023年10月20日:この花が萎む頃には季節は晩秋へと移り、次の年の後ろ姿が見え始める。
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 薙刀のようである。そう言えば、やはりシソ科の草本でナギナタコウジュ(薙刀香需)という草本があったが、姿形は小さいがよく似ている。
 猫の額に仮住まいしてから長いが、まだその名前の所以となった株元にできる「霜柱」は見たことがない。今年は暖冬だという。望むべくもないか。
 このアシタバも猫の額の古株だ。来た当座は、新葉をむしり取ってよく食したものである。
 遠目で見るとブロッコリーのように見えないかい。近寄って見ると、確かにシシウドによく似ている。このシシウド属を表すラテン語の属名「Angelica」は天使に由来するという。強い生命力を持つというアシタバは、たくさんの栄養素も持っているのだとか。アシタバとは、まさに、天使の如き草本なのだろう。
 


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