絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2024年10月26日(土)ドローイングコース・イヌイマサノリ先生の授業内容

2024-12-10 20:09:28 | ドローイングクラス

今日はドローイングコース、第一回目の授業です。

生徒のみなさんはドキドキワクワク、期待いっぱいの表情です。

最初はイヌイ先生自己紹介。
初めまして、僕の仕事はイラストレーターです。

絵本作家でもあり、たまにデザインもやります。

美大を出てしばらく先生をした後、この絵話塾にも通って…今に至ります。

ロンドンや鎌倉に住んでいたこともあるけど、今は姫路に住んでいて、 趣味はキャンプ、山登り、ギターです。

絵本を出版したら、テーマソングも作ったりしますよ。

普段はアクリルで描いていますが、 ドローイングの時は、鉛筆や色鉛筆を使うことが多いですね。

現地なので、画材も持って来やすくて描きやすいものが良いですよ、 水彩絵の具なんかはちょっと大変かな。

初めての方は、今持っているものから使ってみて、 徐々に合った画材を探していきましょうね。僕もアドバイスしますので!

あと、ポートフォリオや作品があればコメントしますので、どんどん持って来てください。 では一年間お願いします!

 

次に生徒さんの自己紹介です。
自己紹介と絵話塾に通うきっかけや、目標などを順番に発表していきます。

それぞれの良い絵って違うんです、 見た物を描きたい人もいれば、形にこだわらず面白い絵を描く人、 さらっと描いた方が良い人、じっくり 描くのが良い人…

その人の前後の絵を見てみないとわからないので、今はまだそんなに言えないのですが。 技術より、自分にとっての良い絵を探っていきましょう。

 

まずは、ウォーミングアップです。

始めの1時間ほどは雑誌の切り抜きを見て、人物を描きます。

全部描いても良いし、部分でも良いですよ。

それでは実践あるのみ、よーいスタート!

はじめは10分から、だんだん時間を短くしていきます。

タイマーをセットして、どんどん描いていきます。

どうですか?徐々に慣れてきた?だんだんほぐれている感じはある?

時短と共に細部を削いで、全体を捉えるように描いてくださいね。

3分、勢いのある線が求められます、全体の動きを!

最後は1分、短いよ、いきますね、これが終わったら休憩!

良くも悪くも線が勢いづきますね、ワタワタして終わってしまう時間ですけどね。

一年後、上手になっていたら、大成功!

 

後半は、絵話塾周辺の中華街や商店街など外へ出てスケッチしましょう。

建物でも人でも、何か面白いと思うもの、ピンとくるものを見つけて描いてみましょう。 街角で立って描くのはなかなか疲れるので、喫茶店に入って描くのもひとつ。

見て描いても、写真に撮って描いても良いですよ。

では出発、じっくり描く人も、1枚は描きましょうね!

先生も生徒の皆さんも、それぞれ描きたいものを探しに街中へ出かけて行きます。

イヌイ先生の作品

 

あっという間に時間になり、皆さんも教室に帰ってきました。

描いてきた絵を机に並べて行きます。

それぞれの視点で見つけたものが見られて、楽しい時間です。

イヌイ先生は、今日だけの作品を見て講評するのは難しい…と仰りつつ、 一人ひとり、丁寧にコメントして下さいました。

画材、時間配分、描き込みや色使い、絵の切り取り方など、 次はこういうことを試すと良いよと、 それぞれに合ったアドバイスもしていただき、 生徒の皆さんのやる気もぐぐっと上がった様子でした。

できれば次回まで間を空けずに1日1枚何か描けると良いですね。

描く対象はテレビや雑誌など何でも、手を動かす習慣をつけましょう。

 

次回のドローイングは メリケン波止場方面を予定しています。 晴れますように!


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絵話塾22期生 いよいよ説明会(ガイダンス)が始まります!

2024-12-10 19:03:19 | 絵話塾からのお知らせ

絵話塾22期生 (2025年9月末スタート)の説明会(ガイダンス)が始まります。

2025年1月31日(金)までにお申し込みの方に、早期特典をご用意しています!

 

・2025年1月5日(日)14:00〜

・2025年1月11日(土)14:00〜

・2025年1月18日(土)11:00〜

・2025年1月19日(日)11:00〜

・2025年1月25日(土)11:00〜

 

 

ご興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807


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2024年12月1日(日)絵本ゆっくりコース・高畠那生先生の授業内容

2024-12-10 18:40:31 | 絵本ゆっくり塾

本日は高畠那生先生の初回の授業でした。

「はじめまして、高畠那生です」

高畠那生先生は、ピンポイントギャラリーの絵本コンペで入賞。

また講談社の絵本新人賞で佳作を受賞され、その後に絵本作家としてデビューされました。

高畠先生の絵本は、ストーリーも面白く子どもに大人気です。

まずは、高畠那生先生が出版した絵本を読んでみましょう。

高畠先生の絵本はユーモアなお話が多いのですが、どういう風にお話を作るか、高畠先生のアイデアをお聞きしました。

ノートかスケッチブックに、32ページのコマ割りを描いて、

描きたいイメージで先に絵を描いていきます。

その絵からアイテムを見つけ、話の展開を考えるそうです。

無理な条件をつくる方が面白くなるとおっしゃっていました。

高畠先生も以前、荒井良二さんのワークショップを受けて、アイデア出しのヒントを教わったそうです。

頭のリミッターを外し、絵本の概念を取り、頭を柔軟にして考えてみましょう。

 

後半は、高畠先生に絵を描いていただきます。

紙はケント紙を使用します。

今回は皆さんのリクエストで、ゾウとキツネの絵を描くことになりました。

コピー用紙に鉛筆で下書きをして構図が決まれば、ケント紙に描いていきます。

下書きも構図を考えてから描くというより、まずは手を動かして構図を探っていく感じでした。

使う色をパレットに出して、混色しながら色を作っていました。

まずは背景を塗ってから、ゾウとキツネを描きます。

細かい部分も丸筆の筆先を使って描いていました。

完成されるまで近くで見ることが出来て、皆さん大満足です。

 完成したイラストは、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。

 

最後に皆さんにアドバイスがありました。

絵本の制作は、途中で諦めるよりやりきってみること(着色まで)。

やりきってみて分かることがあります。

 

次回の授業では、絵本のラフを発表していただきます。

頑張ってくださいね!

 

【課題】

絵本のラフを描いてきてください。

基本は15見開き(32ページ)、幼児向けなら11見開き(24ページ)です。

出来れば、描きたいページを1ページでいいので、着彩してください。

テーマは自由。

自由な発想で考えてくださいね。


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