絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年4月15日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2018-04-18 15:52:08 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコースのWAKKUN先生、今期最後の授業です。
最後は、「じゃばら絵本」の発表です。
皆さん、どんな答えを出されたのでしょうか。



まずは、WAKKUN先生のじゃばら作品を見せていただき、
続いて生徒さん達の番です。



●『つる』
サツマイモのつるを数本分けて描き、どれを選ぶか選択方式にして、途中で色んな動物に会い最後はどのつるを選んでもサツマイモにつながり、スポッと抜いて終わり。

●戦死された父方のお父様とご自身のお父様とのこと。戦死されて70年後、星になって帰って来て、言葉を交わすお話。

●生まれ育った土地に根付く神社の樹齢二千年の木。じゃばら本を縦向きに、そして根っこから始まるイメージで下から始まるように描いた。

●おばぁちゃんが亡くなった後に、幼い娘さんがそれをどういうことか見つめていき、最後には自分の父親を「私がいるから大丈夫だよ」と励ますに至るまでの心の成長を描いた。

●花、昆虫、動物たちを描き、くるっと回って置くと、一輪のお花になるように作った。

このような形のじゃばら作品は初めてでした!


WAKKUN先生からは、
ダミーの段階では、小さいメモ書きでも構わないので、何度も何度も作り、開いて閉じて見ておかしくないか確認する。
何をしている時に自分が幸せか、楽しいかを見つめる。
本当に自分の心に宿ったことをすくい取って形にする。

一冊の作品に仕上がると、この一年を振り返って何か残るものがあったのではないでしょうか。

WAKKUN先生、今期もどうもありがとうございました。

絵本ゆっくりコースは、この日で授業が全て修了しました。
昨年6月から約一年間、皆さん本当にお疲れさまでした。
次回は4月22日の修了式です。
よろしくお願いいたします。




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2018年4月15日(日)「特別」絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2018-04-18 15:03:33 | 絵本研究科
「特別」コースの授業も本日で最後です。
高畠純先生の4回目です。

まず最初に、絵本の売り込みについて出版社別に書かれた詳しい資料と共にお話しいただきました。
持ち込みの場合、送ってほしいと言われれば必ず返信用封筒も同封しておくこと。
また、ここを直せばというコメントはないもの。出版社は教育者ではないので脈がなければだめだと思っておく。

続いて絵本の読み聞かせを。
●『へろへろおじさん』作・佐々木マキ・2017年 福音館
こちらの絵本は2017年講談社出版文化賞に選ばれました。これは出版社に関係なく良い絵本を選考する賞だそうです。



●『へちまのへーたろー』作・二宮由紀子/絵・スドウピウ 2011年 教育画劇

●『のどからあいうえお』作・斉藤洋/絵・高畠純 1996年偕成社
 50音の一文字ずつを「口」が出ます、と続いていく。一文字が意味を持つと発見したアイデアで描かれています。



後半には、『みなみのしまのサンタクロース』作・斉藤洋/絵・高畠純 1993年 佼成出版のテキストだけを読み絵を描きました。
サンタクロースの共通認識と言えば何でしょう?
読者の期待は裏切らないで、定番のものは外さないで描くのがポイントです。
描けたら皆で回覧しました。



最後には、その絵本を読み聞かせしてくださいました。

高畠純先生、絵本は楽しい!と再認識させてもらえる授業をありがとうございました。



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2018年4月14日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2018-04-18 14:31:48 | イラストじっくり塾
寺田順三先生の第5回目の授業は、課題「フリーペーパー」制作の発表でした。
大阪にある「レトロ印刷JAM」さんへ各自で入稿して出来上がったものを持参いただきました。



紙はA4サイズ、インクの色は2色以上使うことが約束事で、後は全て自由です。
自分の作品集、好きな趣味のこと、四コマ漫画、新聞らしく描いたものなど楽しく見応えのあるものが並びました!

紙の色はもちろん、質感も違うので刷るとまたちがった味わいになります。

「レトロ印刷JAM」さんは、データ入稿、手描きで持参しての入稿、どちらも可能なのでパソコンが使えない方でも安心の印刷屋さんです。
写真はデータ入稿された方です。

1.2.3.

皆さんの作品の一部です。



初めての方も多かったフリーペーパー作り、やってみていかがでしたか。
印刷の仕組みも勉強になりましたね。
また新たに作り、定期的に続けてみられるのも良いかと思います。

寺田先生、今期も楽しく実践的な授業をありがとうございました。

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2018年4月14日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2018-04-18 14:10:17 | デッサンクラス
デッサン基礎クラスの第17回目です。
引き続き「オリジナル画」の制作を各自進めていきました。



本日は「下書き」完成までが目標です。
構想画を原寸に拡大して細部を詰めました。

自分の絵に手間を費やすことを怠らないようにしましょう。
こうした方が良いと自分の感覚で思えばそれに従ってみる。
そのままで放置しないことです。
やってみてやっぱり前の方が良かった場合もあるかもしれませんが
面倒に思ってやらないことの方が一番マイナスです。
それを繰り返して理想の絵に近づいていきましょう。



本書きの際の「写し方」について説明がありました。

・カーボンペーパー
…完成品に写しが残って消えず邪魔になる場合もあり。

・鉛筆で転写シートを作る
…完成品に残るのは鉛筆なので後から消せる。

・トレーサー
…下から光りを当てて描く。昔の漫画家はよくこれを使っていたそう。ただし分厚い紙には使えない。

・方眼で描く
…ざっくりした写しが可能。

・目で見て映す
…バランスを崩しやすい。

・窓に紙を置いて日の光にすかす
など!



後半は絵を描く時の姿勢など豆知識も伝授してくださいました。
写真は、「円」を描く時の手の置き方です。
このように置いて描くと描きやすいです。
イラストレーターや絵を描く仕事の方は同じ姿勢で描くことが多いので体がこりやすかったり
硬くなりがちです。適度に体を動かして描いていきましょう。

次回4月21日(土)は「オリジナル画」の完成へ向けての制作です。
皆さん、あともう少しです。ファイトー!!

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2018年4月21日(土)11〜14時(3時間)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業持ち物

2018-04-16 15:54:09 | デッサンクラス
次回4月21日(土)は本番の完成させる絵にとりかかっていただきます。
先に予め進めていただいていても良いです。

<4/21(土)11〜14時・授業持ち物>
・原寸サイズの下書きの絵
・本書き用の媒体(紙、イラストボード、キャンバス等)※転写されていたら尚良し
・必要な画材
以上です。

尚、この日は午後14時までの3時間授業となります。
よろしくお願いします。 

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