SaltyDog

               by kaji

初体験

2009-11-01 | 江戸東京散策記
今日は水戸行きの予定であったが、またまた朝起きられず断念。
水戸は3日の文化の日に行くこととし、今日は東京競馬場へ。

高幡不動へお参りをした後、京王線で競馬場正門に。 駅の改札を
出ると、まっすぐにのびた競馬場までの道を進む。 かなりの人出だ。
入場券がいるの? 聞いてないぞ。 ま、しかたない。200円を
支払ってチケット購入。

もうなんだかこの時点でワクワクドキドキといった感じであった。
右手を見ると、ちっちゃなグランドに馬が人にひかれて歩いている
のが見えた。早速そこに近寄ってみた。パドックと呼ばれる所らしい。
走るために鍛えられた馬を目の当たりにする。

第6レースに出る馬であることがわかった。そうか、ここで馬の様子
を見て、どの馬が勝ちそうか予想するのだなと理解。 1000円だけ
馬券を買ってみようと思った。 ハズレた馬券を「チキショ~」とか
言って空中に放り投げてみたかった。

マークシートに記入して馬券を買うということは事前に情報を得て
いた。ただマークシートが何種類かあって、どれを使うのかわからな
かったが、適当に1枚取ってみる。 競馬場名、レース番号、ここ
まではわかった。式別というところで早速「?」マーク。 単勝とか
馬連とか、聞いたことのある単語だが、その意味を知らない。
さらに1着・2着・3着まで予想するようになっている。2着まで
だと思っていたから3着の予想は考えていなかった。 記入の仕方を
誰かに聞こうと思ったが、バカにされそうなのでやめた。
そうこうしているうちに、締め切り時間が迫ってきていた。

結局そのレースは買うことをあきらめ、走る馬を見るために外へ出た。
近くで見ようと前の方へ進む。 ファンファーレが鳴った。巨大な
スクリーンにゲートに入る馬が映し出される。 すぐにスタート
したようだが・・・。あれ? 走ってるのかな? なんだかよくわから
ない。 ようやく小さな馬の群れが見えてきた。 あんなに向こうの
方から走ってくるんだぁ~とちょっと関心。 周囲の人の歓声というか
叫び声が強くなる。 ゴール。 ため息とともに馬券が舞い上がるのを
見ようと振り返るが・・・、あれ? そういった光景は見受けられない。
着順が確定してからなのかなと思い、しばし待つ。 着順が標示される
と同時に再び振り返る。 やはり誰も馬券を放り投げていない。
ちょっとがっかり。

既にこの頃には次のレースの馬券を買おうという気持ちが薄れていた。
帰ろうかとも思ったが。折角ここまで来たのだからもう1レース見ること
にし、もう少し高い位置へと移動。 

しかしあれだな。 競馬場の係のお姉さんは、皆きれいだし、身なりも
きちんとしているし、またどの馬も美しく感じるのだが、座り込んだり、
寝ころんだり、血眼になって新聞とにらめっこしていたり。人間の品の
なさが浮き彫りにされた環境であった。

若いカップルや子供連れも多かったが、20代と思われる女性が一人で、
真剣なまなざしをノートパソコンと競馬新聞に向ける姿は、あまり見たく
ない。

結論的には、私としては あまり居心地の良い場所ではなかった。

高幡不動尊

2009-11-01 | 江戸東京散策記
25年ほど前に一度だけ訪れたことがあった。 その記憶だけで、どんな
ところだったかは覚えていなかった。 新宿から京王線に乗って高幡不動
にて下車。 駅を降りるとすぐにわかった。 ちょうど七五三の時期だから
特にそうなのかもしれないが、参詣者が多かった。 ご本堂の中にも
びっしり人が詰まっていた。