過去に音楽について投稿しましたが、今回もその延長上で……セッションについて。
楽器演奏者さんは、少しやりこんだらわかってる方が多いと思います。
このセッション、わからない人にざっくり説明すると……お互いのことを知ってる人や、初めましての楽器演奏者の方々が集まり、過去の有名な曲や、わかりやすい伴奏の流れに乗せて即興で演奏しあうというものです。
演奏のアドリブも多いにあることから、楽器の掛け合いなど阿吽の呼吸……とまでは言いませんが、メンバーが空気を読んで演奏が一致したときの気持ちよさが醍醐味なのかもしれません。
そんなセッションで、よく困ることがあります。歌い手も参加できるのですが、その歌い手がカラオケ感覚で演奏メンバーに、当たり前にできると思い込んでリクエストすることです。
演奏メンバーが曲を知ってたらいいのですが、全員知らない&曲の伴奏がややこしい。この時ほどのセッションする時間は苦痛です(歌がない時の曲も言えるのですが……)。上手くいった場合はお互い拍手ものですが、反対の場合はもうやってる側も見てる側も冷や汗かくレベルです。こういうのって、みんなやる前からわかりきってるんですが、誰でも参加歓迎のシステムだからこそ断りにくいんですよね。
一番ひどいのは、伴奏がややこしすぎるオリジナル曲を持ち込んで、演奏させたりとか。
自分でムチャぶりさせといて、
「なんででけへんの??」
と、演奏後に上から目線の人もかなり多いのもあります。
だいたいこういう人って、カラオケ感覚ということから、空気読めないので歌い出しやリズム感がない方が多いような気がします。
その時は心のなかで思いっきり、舌打ちしてますが。
みんな参加してるからこそ、みんな知らない曲ならば、せめてわかりやすい簡単な伴奏ができる曲を持ってきてほしいものです。
ここまで書いてたら、初めての方はセッションの敷居が高くなってるかもしれません。が、初めての方は今はウェブサイトやツイッターなどもあるので、そこでどんな曲をするのか、こんな曲したいけど対応できるか聞いてみてもいいかもしれません。事前に曲を知ってるか知らないかで、みんなとのセッションのかなぁ~り楽しみ方も変わりますよ。