■見晴らし台まで
見晴らし台まで128段
少し重い足が 心の中を映し出す
小さな息を吐きながら
見上げて笑う 5月の風の中
一足飛びに 夢の世界へ
瞬く間に 覚悟を決める
いちばんよかった時間へと
むりやりダイヤルを回せば
記憶の壁はもろくも崩れて
5月の思い出が帰ってくる
セピア色のジグソーパズルが
失くしたピースを連れてくる
思い出はつながったけれど
戻れないことだけが 鮮やかだ
見晴らし台は もう目の前
わたしの5月は始まったばかり
見晴らし台まで128段
少し重い足が 心の中を映し出す
小さな息を吐きながら
見上げて笑う 5月の風の中
一足飛びに 夢の世界へ
瞬く間に 覚悟を決める
いちばんよかった時間へと
むりやりダイヤルを回せば
記憶の壁はもろくも崩れて
5月の思い出が帰ってくる
セピア色のジグソーパズルが
失くしたピースを連れてくる
思い出はつながったけれど
戻れないことだけが 鮮やかだ
見晴らし台は もう目の前
わたしの5月は始まったばかり