ドラマは嫌いじゃないんで・・・

■堺雅人さまの「ジョーカー」
　刑事役がこんなに合わない人も珍しいと思うのですが、こういう役者も刑事ものに主演させちゃうくらい、テレビは昨今「刑事ブーム」。
　嫌いじゃないんで、何本かは選んで見ちゃいますけど（前クールでは「絶対零度」で上戸彩ちゃんのファンになりましたし）。
　今夜の「ジョーカー 許されざる捜査官」、録画予約してきました。
　昼行灯みたいな表の顔と、怒りを押し殺した夜の顔・・・、やっぱりどっちもステキですから。
　過去が少しずつ明らかになるところも。
　錦戸＋杏ちゃんの若手も魅力あるし、主人公を囲む脇のみなさんもいわくありげで・・・。

■現実の無様な感じが好き
　どこかで書いたけど（お、ココに生意気なこと、書いてた）、やっぱり非日常の世界だから、設定におもしろみがあると、案外簡単に視聴率とれちゃうんだろうな、刑事もの。
　嫌いじゃないんです、非日常の世界。
　だって、どこかに浮遊させてくれるし。日々のことにときどき息詰まることだってあるしね。
　でも、視聴者を侮るなかれ。
　ちゃんと「人」が描かれていないドラマは、たとえ設定がおもしろくたって、ごまかされないぞ！
　それにしても、そろそろ「日常」をちゃんと描いて見応えがあって、設定に工夫がある・・・そんなドラマ、見たいもんです！　マジで。
　なんだかんだ言って、ドラマ、嫌いじゃないんで。
　いつのころからか、ラブストーリーには食指が動かなくなったけど。これ、昔からだ・・・。
　これだけはホンマもんのほうが深い。自分のことだけじゃなくて、人の恋愛でも・・・かな。
　やっぱりどんな好きな映画でもドラマでも、ラブストーリーの役者はみんなどこかかっこいいし（武田鉄矢だって、あの頃かっこよく見えちゃったし・・・）。
　実際のわれわれは、どんなに素敵な恋をしていても、どこか無様だったり情けなかったりする。なんだか、そこがすごく好きなんだよな。