隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

好みの傾向はわからん~『ロック大陸漫遊記』

2018年01月29日 19時31分54秒 | スピッツ

2018.1.29(月)


相変わらず気温の低い日が続いている。
 自宅近くの車道の一部には小ぶりなアイスバーンが残っていたりして・・・。
 そうそう、いつものジョギング・ウォーキングコースには、まだこんなに雪が残っていて・・・。



 都立公園脇の遊歩道です。すぐ先の急坂は都のショベルカーが雪かきをしていたみたいだけど、ここはあまり人も通らないので。
 この光景、東京だぞ・・・。

 それでも今日は陽射しのなかで、首に巻いたマフラーが少し暑苦しかったけれど。



                              



 昨夜はまたまた楽しい番組でしたね~。
 ちょっとまとめておこうかな。


2018.01.28(日)21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
TOKYO FM


 まずはオンエア曲から。なんだか、バラエティ感がハンパない。

01 インディゴ地平線(スピッツ)
 02 はじまりの国(People In The Box)
 03 初期衝動(BRAHMAN)
 04 GOLD(Awesome City Club)
 05 Amazing Parade(Czecho No Republic)
 06 血清(パノラマメロウ)
 07 Merryground in rainy days(NYAI)
 08 新しい風(陣内大蔵)
 09 醒めない(スピッツ)

 まずは数多くのメッセージから。
 高校生のときからファンの受験生からのリクエスト、スピッツの「インディゴ地平線」。静かなのびやかなロックだと「インディゴ地平線」を描写する十代のメッセージに、「やっぱりロックは世代を越えている」と。

 今日のお題は「よく聴く、気になる邦楽で漫遊記」。今まではちょっと洋楽が多かったかな、ということで「バランス」をとってくれるとか。
 さすが「バランス感覚」のスピッツ(笑)。GAMBOの番組が終わるときに、オンエア曲は洋楽が多かったかな、もっと邦楽も取り上げればよかった、と反省?の弁があったっけ。
 好みだけで選んでいたら、やっぱり洋楽が多くなってしまうのかな。

 People In The Boxの「はじまりの国」。抒情的だけどそこに固執しない乾いた言葉選びが私には快感な曲でありバンドだ。BUMPの藤原くんに通じるような突き放した感の波多野さんの声も魅力的。
 草野氏「好きなバンド。スピッツ仕切りのイベントに何度も出てもらってる。新しいのが出るたびに聴いている」そうだ。インタビューでも、このバンド名はよく例にあげて語っていますよね。
 とくにこの「はじまりの国」は、彼のiTunes 再生回数でつねに上位5位に入っているとか。
 プレイリストの上位には、People In The BoxとBRAHMANと、そしてそして・・・、なんと、でんぱ組の「桜あっぱれーしょん」が君臨しているとか。「桜あっぱれーしょん」は打ち込みだと思われるので、この番組では流せないんだと。「遊園地みたいな曲」と形容していた。
 それにしても、70年代ロックからでんぱ組とは・・・。あの人のアンテナはいろいろな壁を越えて突き破って、「音楽」をキャッチしてるんだな。構えずにナチュラルに音楽を対峙している証か。 
 私にとっては2011年の「ロックロックこんにちは」が初People In The Boxでした(ココです。どうでもいいですね、私のことは)。
 そして、2014年10月、FM802でのDJで、People In The Boxを語っている(ココ)。すごいなあ。このころから、彼のiTunesプレイリストの上位に「はじまりの国」が入ってるんだ~。「今現在1位」って。2007年のアルバム『Frog Queen』収録曲。私にとっての「夏が来て僕等」か? 「青い瞳のステラ 1662年夏」か?(笑)
 2016年夏の新木場サンセット(ココ)。草野はここでも「自分のiTuneのプレイリストのトップテンにPeopleの曲が2曲入っている」とか言っちゃってる。もうただのファンですね。「はじまりの国」ともう1曲は何だろう。

 あ、People In The Boxのフロントマン、波多野裕文さんも聴いていたんですね(ココ)。なんだか余裕(笑)。

 そんな自分のプレイリストを見ていて、こんなに聴いていたっけ、と新たな自分発見をすることもあるらしく、BRAHMANもそうだと。
 BRAHMANの「初期衝動」。潔いメリハリと重めのサウンドと簡潔な言葉。でも単語自体が難解だったりして、落ち着いて聴くとわかんなかったりするんだけどね(笑)。あ、これは私の感想です。
 このバンドについては純粋に「ファン目線」だそうで、とくに日本語の歌詞になってから(東日本大震災以降でしょうか)注目している。2月7日にニューアルバムリリース、9日には初武道館ワンマン、と告知まで。
 彼らの映画に興味をもって(2015年公開のBRAHMAN結成20周年記念ドキュメント『ブラフマン』)、DVDを購入。よく引き受けたなと思うほどの内容で、「『鶴の恩返し』で鶴が機を織っているところをみんなで見ているような映画」と草野流の解説。それはすごい。スピッツでは考えられない。スピッツの真逆のバンド? だけど、それだからこそなのか、「すごいバンドです」と。

 Awesome City Clubは、ロックのほそ道にも招いた「気になっているバンド」。「GOLD」は3年くらい前にリリースされたときにラジオから流れて、そのときちょっとしおれていた草野くんの心を元気にしてくれた曲だそう曲だ(何があった? どーした?)。
 かわいい女声と、ポジティブだけど押しつけがましくない歌詞、シンプルなメロディー。
 曲終わりで、「どうですか? 元気でないですか? ま、元気になる曲は人それぞれでしょうけど」って。彼は今でも、聴くと元気をもらえるそうだ。

 そして、Czecho No Republic。武井優心くんのスピッツ好きは有名。
 「チェコの曲は全然スピッツっぽくないから、そういうパターン(っぽくない人からの支持)は逆にうれしい。絵音くんなんかもそうだけど」と。
 タカハシマイさんが「子グマ!子グマ!」のレコーディングに参加してくれたことにも言及し、「めちゃめちゃいい声のシンガー」。武井+タカハシマイの「マッチングがすごくよくて、男女ツインボーカルの楽しさ」が味わえる、と。
 疾走感と都会的なおもちゃ箱のおもしろさを見せてくれるなあといつも感じている私です、「Amazing Parade」。

 Czecho No Republicはレコーディングの真っ最中だったようで。でも「大好きなスピッツ草野」のロック大陸漫遊記、聴いていたみたいですね。
 タカハシマイさん、武井くんの興奮が伝わる。武井くんは歌入れ中だったようだけど。

https://twitter.com/iamihsahakat/status/957590561015255041?refsrc=email&s=11&ref_src=twcamp%5Eshare%7Ctwsrc%5Eios%7Ctwgr%5Eemail
                 
https://twitter.com/iamihsahakat/status/957591669968220160?refsrc=email&s=11&ref_src=twcamp%5Eshare%7Ctwsrc%5Eios%7Ctwgr%5Eemail
                 

https://twitter.com/masami_t_cnr/status/957583016221536256?refsrc=email&s=11&ref_src=twcamp%5Eshare%7Ctwsrc%5Eios%7Ctwgr%5Eemail
                 
https://twitter.com/masami_t_cnr/status/957616419595681792?refsrc=email&s=11&ref_src=twcamp%5Eshare%7Ctwsrc%5Eios%7Ctwgr%5Eemail


 メッセージコーナー。
 「厳しい部活の先生の話をどうやって聞いていればいい?」に、「理不尽な話だったら、『これが永遠に続くわけじゃない』と思っているしかないけど、そうでなかったら、ちゃんと受け入れて聞いていないとね」って。「普通の回答だな」って、ホントに(笑)。
 「サハラ砂漠へはもう行きましたか?」には「まだ行ってないけど憧れはまだある。いつか行きたいとか言っているうちにどんどん時間は過ぎてしまうから、もう準備を始めたほうがいいんだけどね」って。最近、サハラ砂漠に雪が降ることが増えたらしいですよ。
 20歳のリスナーからの「ロックとは?」という問いには、「言葉で説明するのは難しいんだけど、ぜひちゃんと答えたい」と。「あなたがロックだと思えば、それはロック」と言えなくはないらしいけど。
 ①リリースされたときに、その時代の常識から外れている音楽。ビートルズの曲も、リリース当初はそうだったんだろう、と。
 ②個人的なカテゴライズでは「親に隠れて聴く音楽」(これ、昔からずーっと言ってますね)。「今、そういう曲はあるのかな。スピッツは親に隠れて聴く音楽じゃないから、『ロックじゃない』ってことになってしまう」と。ま、中には「親と一緒には聴きたくない曲」ありそうですけど。あ、これは私の見解です。
 「ロックとは?」・・・、飲みながらオールナイトで語り合いたいそうです。「いつでもお相手します!」っていうファンの方、多そう。


 注目の若手バンドは、福岡の2バンド。パノラマメロウ(ココ)とNYAI(ココ)。
 「この番組が福岡では流れていないことへのあてつけではないです」って(笑)。でも、出身が福岡だとちょっと応援したくなるそうで、「これからの活動を興味をもって見ていきたい」宣言。
 「血清」(パノラマメロウ)と「Merryground in rainy days」(NYAI)が流れる。

 パノラマメロウ(コチラ)とNYAI(コッチ)のツイート。うれしそうだ。ココも。

パノラマメロウ 『二本足の唄』Official Music Video
「血清」もこの「二本足の唄」も、ひりひりする言葉たちが印象的。


 島村楽器のこんなツイート(ココ)からも、ラジオのいい意味での反応がうかがえる。CD、がんばれ!

 草野くん自身の「よく聴く邦楽」のリストアップに、「好みの傾向がわかったのでは?」と言っていたけど、わかりましたか??

 そして最後は「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナー。埋もれさせたくない、埋もれさせてはもったいない曲に光をあてる。
 今回は、陣内大蔵さんの「新しい風」。今も活動中のシンガーソングライター。
 運転中にラジオから流れて、「いい曲だな」と思って配信サイトを探したけれど「ない!」。結局、中古レコード店?で探し当てたそうだけど、80~90年代のJ-POPの配信は品ぞろえが薄いそうだ。契約上の煩雑さなどもあって進んでいないのかも、と。すばらしい楽曲があるので、ぜひ充実させてほしいと言っていた。

 「新しい風」はメロディーもいいけれど、「新しい風が吹いてる~♪」の最後の「る」で声が裏返るところが心地よくて、くり返しきいてしまうらしい。



                              



・・・とこんな感じだったかな?
 昨夜、寝る前にちょこっとまとめたので、雑になってしまったけれど、ま、自分用の記録なんで(と言い訳)。
 読んでくださってありがとうございました。
 草野マサムネ氏本人が楽しんでくれて、なが~く続いたらうれしいですね。
 音楽とおしゃべりの「バランス」(笑)がちょうどいい。音楽を、ロックをこよなく愛する人の番組だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪の午後にいろいろ思うこと... | トップ | 『スピッツのデザイン』で思... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。