隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「専門外だったけど、改めて聴いていきたい!」と・・・漫遊記!

2022年12月08日 20時52分32秒 | スピッツ

2022.12.04
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 12月も第2週。「今年も残り少なくなってまいりました」
 草野「毎週聴いてくださっている方も、初めて聴くという方も、みなさん楽しんでいただけるように頑張ろうと思います」

 今週は、【いい感じの洋楽シンガーソングライターで漫遊記】
 この番組は「ほにゃららなバンド特集」など、ロックバンドの曲を流すことが多いけれど、「ソロシンガーの曲ばかりかける日があってもいいかな」と。
 70年代の洋楽のシンガー、で、「ビリー・ジョエルさんやキャロル・キングさんほど有名ではないシンガー」を草野くんのプレイリストから。


 オンエア曲
 01 ムーンライトスピッツ)
 02 Thunder Island(Jay Ferguson)

 03 Baby I Love You(Terry Reid)
 04 Trouble Again(Karla Bonoff)
 05 Lonely Boy(Andrew Gold)
 06 My Soul(Lesley Duncan)
 07 Still Not Free(Clifford T. Ward)
 08 Good as It Can Be(Eric Kaz)
 09 そばにいたい(藤生ゆかり)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「ムーンライト」(2000年、21thシングル「ホタル」のカップリング/2004年、スペシャルアルバム『色色衣』)。
 少し前になるけれど、「盛り上がって写真を撮りまくった」という、卵黄やホオズキみたいな皆既月食。
 今年の秋の思い出として、「月」からこの曲。

 (バタバタしていた自分の日常や、スピッツの活動の中で唯一の騒動だったあの頃を思い出す。ちょっとおしゃれ?)

 最初の曲は、「Spiritの元ボーカリスト」、Jay Fergusonの「Thunder Island」(1977年、2ndアルバム『Thunder Island』)。
 Spiritはココで特集しています。
 彼はSpiritをやめたあと、Jo Jo Gunne(ココで曲をかけている)というバンドを経て、ソロに。
 「Spiritではサイケ、Jo Jo Gunneではハードロック、そしてソロではこんなふうにキャッチーな『アメリカンポップ!』というような曲になったわけです」と。
 ギターリフ(ZO-3で)をスタジオで弾いていたら、「その曲、オレも好きなんだよね~」とプロデューサーの亀田誠治さんに言われて、「初めてJay Fergusonネタを共有できてうれしかった」という思い出があるそうだ。
 (当時、ラジオでよく流れていたなあ。気持ちが上がる楽曲!)

 次は、「イギリスロック界のベテランシンガーで、最近来日もしている」、Terry Reidの「Baby I Love You」(1978年、5thアルバム『Rogue Waves』/オリジナルはThe Ronettes)。
 「ギターサウンドがカッコいい」、そして草野くんの中では「チープ・トリックのルーツの一人。彼らがカバーしている曲もある」。
 「歌声も(チープ・トリックの)ロビンさんと似てるかな。ロビンさんは影響を受けていると思う」と。
 また、ジミー・ペイジがツェッペリンを結成する際に、「まず声をかけたボーカリストらしい」。
 契約の関係で加入には至らなかったが、「もしツェッペリンのボーカルがロバート・プラントさんではなくテリーさんだったらどんな感じだったかな、と想像すると楽しいし、すごいいい声だからツェッペリンの曲に合ったんじゃないかな」。
 ディープ・パープルからも誘われて断ったらしく、「どんだけ孤高のロックシンガーだよ、という雰囲気ですが。ちょっとしゃがれたハイトーンが気持ちいい」。
 (制作途中で頓挫している?彼のドキュメンタリー映画のトレーラーが見られる。すごい人たちが彼を語っている)
Superlungs - A Terry Reid Documentary (Indiegogo Promo Trailer)

(ロネッツというと、リアルタイムではないけれど、このメロディーが・・・)
The Ronettes Be my Baby 1961 (Remasterizado)

 次の曲は、「アメリカ、ウェストコースト系のシンガー」、Karla Bonoffの「Trouble Again 涙に染めて」(1979年、2ndアルバム『Restless Night ささやく夜』)。
 バックバンドも「そっち(ウェストコースト)系のすごい方々で構成されているらしい」。
 草野くん自身は、ウェストコースト系はあまりよく知らないけれど、彼が「ロック大陸に上陸し始めた79年ごろ、(Karla Bonoffさんの曲が)ラジオでガンガン流れていて、好きになった」と。
 この曲はかなり有名な曲で、「イントロから歌の出だしまでは、Badfingerの『No Matter What』にちょっと似てるけど、ポップでステキな曲です」
(Badfingerはこちら。懐かしい!!)
Badfinger - No Matter What - Promotional Film (Music Video) - HQ

 Karla Bonoffさんは来日公演も多く、竹内まりやさんもカバーしていたりして、「日本とは何かと縁の深い方」。
 (私のまわりにもファンが多いし、私もよく聴いてたなあ。また聴きたくなりました。いい声。)

 次は、Andrew Goldの「Lonely Boy」(1976年、ソロ7thシングル/2ndアルバム『What’s Wrong with This Picture?』)。
 「60年代後半に、先ほどのKarla Bonoffさんとブリンドルというバンドを組んでいた」が、「主に70年代に人気のあったシンガーソングライター。映画やテレビの音楽を担当していた作曲家としても有名」。
 「Lonely Boy」は彼の最大のヒット曲(よく聴いたなあ)。
 ZO-3でサビの部分を口ずさんで「これが毎回ひっかかる胸キュンコード進行」と。
 ちょっと面倒なコード進行だそうで、「これを解明したときは、勉強なったなあ、と思いましたね」。

 そして、「ここからは、チョイ、マニアック気味な方を紹介していこうと思います」。
 まずは、Lesley Duncanの「My Soul」(1974年、3rdアルバム『Everything Changes』)。
 そこまで大きなヒット曲はないけれど、ピンク・フロイドなどビッグネームのレコーディングに参加したり、「ロックの歴史にはかかわりの深い女性シンガーソングライターです。イギリスのキャロル・キングとも言われていた」。
 (マニアックかな。それほど詳しくない私だけど、彼女のアルバム、持ってるし、名前はよくきいたような気がするけど)
 ネットの情報によると、「ステージ恐怖症で、名声への野心もなく、終生マイペースな活動を続けていた」。
 「すごくいい曲が多いので、その中でもロックテイストの強い曲を選んでみました」と。
Lesley Duncan "My Soul"
 (見惚れてしまう・・・) 

 次は、「今日唯一の80年代の曲」、Clifford T. Wardの「Still Not Free」(1983年、17thシングル)。
 彼は、「60年代からそこそこ知られたシンガーソングライターだった。スマッシュヒットの曲はありながら、学校の先生をしながら音楽活動をしていた」。
 草野くんも最近知ったそうで、「もうね、美メロの宝庫。聴かないともったいないな、なんで知らなかったんだろう」と。
 エルトン・ジョンと親しかったそうで、「ちょっとエルトン味がある」。
 「ジュディ・シルさんのように埋もれていた宝石と言われるシンガー」同様、「もっと広く聴かれていい」。
 この曲を称して、「ちょっと涙が出そうになる」と。
 (声もいいですね~)
Clifford T. Ward - Gaye 1973

 そして最後の曲は、「知る人ぞ知るアメリカのシンガーソングライター」、Eric Kazの「Good as It Can Be」(1974年、2ndアルバム『Cul-De-Sac』)。
 「ビッグな方に曲を提供していた人としてのほうが有名なのかな?」
 草野くんが6年前くらい前に「お茶してた店で流れて、いいなと思って楽曲検索アプリで知った曲」だそうだ。
 Clifford T. Wardさんについてもそうだし、「オレってシンガーソングライター系のアーティストって案外知らないな」。
 今日の曲は、「目覚めの曲にぴったり」と。
 (わかるわかる、自然に気持ちが上向く感じ。)
 Eric Kazさんは、2ndアルバムリリースから41年目の2015年に、3rdアルバム『Eric Kaz 41年目の再会』をリリースしたそうで、「ピアノの弾き語りが多いけれど、いい意味で41年、間が空いても雰囲気があまり変わっていない」そうだ。
 「興味のある方は、是非チェックしてみてください」と。(聴いてみよう)


 特集の最後に。
 ソロシンガー、とくにアメリカのシンガーソングライター系のアーティストに関しては、「無知というか、専門外だったので、今度改めて聴いていきたいなと思いました」。 
 「これ、老後の楽しみですね。食べても食べてもなくならないお菓子みたいな・・・。いいシンガーソングライターがいる、予感がします」
 (聴いたことのあるシンガーもそうでないシンガーも、心に残る曲や声ばかりで、ほっこりできた1時間だった。ぜひチェックしてみよう。懐かしい曲もたくさん聴けそう)

 
 そして今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、藤生ゆかりさんの「そばにいたい」(1996年、4thシングル)。

 (イントロは、ライブで聴きたい!「センチメンタル」)
 ここも「ソングライターしばりで」。
 家で「短冊CD」を整理していたら出てきたとか。
 見本版をもらったときはあまりピンとこなかったけれど、「今聴くと、キャッチーなメロディーだし、アレンジが意外にロックだし、全体的にカッコいい曲だな、と思いました」。
 久松史奈さんに提供した「天使の休息」が有名。
久松史奈 fumina hisamatsu「天使の休息」Official MV


 来週は、ワンアーティスト特集、「パット・ベネターで漫遊記」。
 70年代から80年代にかけて、高い評価を得たアメリカのロックシンガー。
 ただ、ロックヒストリーにおいては、「売れ線だからなのか、わりとスルーされがちな方かもしれないが、今聴くとカッコいい。彼女のシャウトも、そしてサポートギタリストのニール・ジェラルドさんのプレイも」
 お楽しみに~。

 「草野さん、イルミネーション見ると、なぜか急にお腹へるんだよね」
 (うちの近くの、スモールな地味なイルミネーションも悪くない。お腹はすかないけどね)



                              

 

 『ファーストペンギン』
  https://www.ntv.co.jp/first-penguin/kiseki/
 実話がどこまで正確にドラマ化されたのかとか、そのあたりは不勉強ですが、モヤモヤした毎日のなかで、見ている間だけでも体の中がすっきり!できた。
 そんな1時間に感謝!
 奈緒さんの啖呵も気持ちよかったし、堤真一さんを真ん中に、漁師のおじさんたちや若者も、大好きになりました。
 ふ~!!
 がんばれー!


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