2021.04.10(土)
母の施設まで歩く。
母には会えないが、ハガキで頼まれたものを届ける。
来週には、もとの施設に戻れる。母はそれを待ち望んでいるようだ。
晴れ渡った土曜の朝、ヤマザクラが散って、すっかり新緑の領地となった尾根道。
遠景に目をやる。
ここ何回かはかすんでいたけれど、今日は遠く大山から丹沢までの稜線が雄々しい。許される日が来たら歩いてみたい。
尾根道を下りて、街道沿いのサツキ。
例年は市のほうで手入れしているのだが、今年は伸び放題。でも勢いがすばらしくて、これもいいかなと思う。
八重桜も早々に葉が目立ち始めた。
新緑の葉っぱが風に揺られて、空気まできれいになる。
ほんとうにきれいな季節。
世間はどうであれ、気持ちだけは解き放たれる。
尾根道で私の前を歩いていた、長身で白髪の男性。
少しだけ前かがみの歩き方が松重豊さんに似ていて・・・。
もしご本人だったら・・・と妄想しながらしばらく、10メートルほど後ろを歩いた。
松重さんの大・大・大ファンの友人がいるので、事情を話して写真を撮らせてもらって、
「握手もいいですよ」と言われたら、
「とんでもないです。友人に叱られます。写真だけで十分です」と断らなくちゃ・・・なんて。
もちろん他人の空似でしたけど、ウキウキの数分間だった。
彼女に連絡しなくちゃ。
★ Mステ ダンス特集のなかのスピッツ
踊るの?と相方がふざけて言ってたけど。
秦基博さん、「朝顔」の折坂悠太さん、adieuの上白石萌歌さんや若手のバンドも出演していたけれど、スピッツはまたそことも異なり・・・。
そして、次々に流れる楽曲たちが、このバンドのものすごさをまざまざと見せつけて、改めて、私たちは幸せなファンなんだと思い知った番組だったな。
あいみょん、sumikaの片岡くん、上白石萌歌さんの「スピッツを語る」とMy Best 5(あいみょんだけルール無視(笑)で6曲)、よかったな。
それぞれにスピッツを聴きこんで自分の言葉で話しているところ・・・。
これからテレビや雑誌でスピッツを語る人たちのハードルを上げてしまった?
(上白石萌歌さんは、ライブで暴れる田村くんを「目で追ってしまう」と。かわいい・・・。)
あいみょんは「ここで『若葉』を語れるなんて」とうれしそうに自分で拍手していたけど、ああ、すごくよくわかる!
さっきも尾根道を歩きながら、「若葉」に浸っていた私です。
「裸足になって かけ出す痛み それさえも心地良く♪」
「泣きたいほど懐かしいけど ひとまずカギをかけて♪」
好きな言葉たちばかりで、若くはない胸も痛くなる。思い出は年齢に関係なく愛おしいものです。
若いアーティストからのすばらしいリスペクトの言葉たち。
当の本人は、「励みになります。ありがとうございます」。
つくづく思う。この人は自分でも言ってたけど、ホントに「”子分”体質」なんだな。
3人のベスト5がほぼかぶっていなかったというタモリさんの指摘に、
「長いことやっていて曲数が多いから、こういうことになるんでしょう」と。
「じれったいなあ。いい曲ばかりだからでしょ」と全国のスピッツファンがツッコんでいたかも・・・。
スピッツをまた語り合いたいね~とLINEで約束して、会える日を楽しみに。
(今夜は数年ぶりに、「my best 5」を選んでみるか。いやいや5曲は無理だから、「my best 50」?)
sumika 片岡健太くん。
https://twitter.com/sumikaken/status/1380505982816505856
いえいえ、ステキな証言でしたよ。
キュウソネコカミ ヨコタさん。
https://twitter.com/shinnosukeykt/status/1380493343482802178
ほんとうに、毎日変わるかもしれない。
高橋久美子さん
https://twitter.com/kumikon_drum/status/1380538822329389059