隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「夏が来て僕等」!!~「夏ロックで漫遊記」

2018年07月30日 20時55分48秒 | スピッツ

2018.07.29 21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM


 
https://www.tfm.co.jp/manyuki/

 
 夏も盛り、ということで、導入は流星群のお話。
 水瓶座流星群、やぎ座流星群、そして8月13日にはペルセウス座流星群が最も活発に見られる。
 2001年のしし座流星群のときは、奥多摩のその奥まで見に行ったそうだ。「ロケット花火かっ!」というような流星も見られたとか。
 人のいないほうに入っていって、目が慣れてきて周囲を見たら、大勢の人たちが横になって夜空を見上げていたそうで、「みんな考えることは同じやな」と思ったと。
 私にとっての思い出の流星群はジャコビニ流星群だな。

 さて、今回のテーマは、「久々にシンプルに」、「夏ロックで漫遊記(邦楽)」。
 タイトルに「夏」や「サマー」がついた曲ということで、1~2か月はこのテーマでいけそう、というくらいたくさんの楽曲へのリクエストが寄せられたと。ただ邦楽の割合が高かったのと、最近洋楽をかけることが多かったことから、今回は「(邦楽)」ということにそたそうだ。


 オンエア曲
 01 
夏の魔物(スピッツ)
 02 サマーツアー(RCサクセション)
 03 SUMMER SONG(YUI)
 04 Summer Soul(cero)
 05 SUMMER BREEZE(go!go!vanillas)
 06 夏が来て僕等(真島昌利)
 07 真夏の夜の事(初恋の嵐)
 08 あなほり(kusu kusu)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「夏の魔物」。
 草野「最近はフェスの名前にもなっているようで(今年もやります)、われながらイカした名前をつけたと自画自賛」
 これは自画自賛してもOKだな。いつかあのフェスに出るのかな、満を持して。手作り感満載で、雑多な(笑)メンツの揃うフェスです。
 http://natsunomamono.com/
 主催者の成田さんが10代のときに始めたフェス、というのもすごいんだけど。彼がスピッツのファンで、この楽曲から名付けたと言われているのが、なんでだろう、イマイチ信じられない(笑)。
 THE 夏の魔物「音楽の魔物」PV
 
 それにしても「夏の魔物」のイントロのスカスカ感がたまらない。

 曲終わりで、本人が「声が若い!」って。

 1曲目は、「1982年夏のヒット曲。邦楽の夏ロックといえばこれでしょ!という曲」。RCサクセションの「サマーツアー」(12thのシングル)。
 歌詞をちゃんと聴いていなかったので、草野「バンドがツアーを回るという曲かと思っていたら、ラブソングなんですね。いろいろ発見があります」。なんだ、ちゃんと聴いてなかったのか(笑)。


 そして、YUIの「SUMMER SONG」(12th シングル)。
 チャート1位になった彼女の代表曲。
 2008年の曲ときいて、「10年前の曲なのかとびっくり! 月日の流れのはやさ!」。本当に!
 2008年といえば、草野氏にとっては「ソフトバンクホークスが最下位になった年ということで印象深い」そうだ(笑)。
 この曲は「ポップだけれどYUIさんの声のせいでソワソワする感じ。声の魔力(魅力と言ったかな?)がハンパない」と。
 以前に夏フェス(ROCK IN JAPANだったかな)で、森の中にしつらえたステージでの彼女のパフォーマンスに出会ったことあり。アコギと彼女の声の重なりが妙に頭に残りました。

 次は、ceroで「Summer Soul」(3rdアルバム『Obscure Ride』)。
 ceroは「Contemporary Exotica Rock Orchestra.」の略だそう。
 ずっと気になっていたけれど、ようやく今年の「ロックのほそ道」に出てもらえると。

 草野「スピッツがもっていないものをたくさんもっている」。「盗みたい!」って。
 言葉の選び方が、とても丁寧で情景が広がる感じ。アルバム、聴いてみようかな・・・。


 メッセージのご紹介。
 「どんなふうに楽器を選ぶの? 見た目のみ・・・とか?」
 草野「靴やスニーカーを選ぶときと似ていて、まずは見た目。それから、音やスペックを考える」
 デザインと機能性・・・、両方を兼ね備えたものは意外に少ない・・・と。
 草野「靴でも、かっこいいけど、重くて膝に負担がかかるとか、通気性が悪くて蒸れるとか。機能性がよくても、デザインがちょっとダサいとか・・・」フムフム。
 靴などは、年齢を重ねるとデザインより機能重視になってくるそうで、「重いギターはそれだけで却下になってしまいますね。長い時間抱えていると腰に負担がかかりそうで・・・」、軽いギターを探しているそうです。
 エレキギターって、想像よりずっと重たいですよね~。


 さて後半1曲目は、go!go!vanillasで「SUMMER BREEZE」(5thシングル)。
 旬なバンド、こちらも、今年のロックのほそ道に出演。
 草野「大ブレイクのポテンシャルがある。今のうちにオファーして、将来自慢したい」(笑)

 これぞ夏ロック!という感じで、「上がる曲!」、たしかに声がちょっと甘くて、リズムが快調で爽やかです。

 そして、来ました!! 真島昌利「夏が来て僕等」(1989年、ソロアルバム『夏のぬけがら」』)。
 言わずと知れた、元ブルーハーツ、現クロマニヨンズのマーシー。
 草野「このアルバムが最高に好きでして。詞のセンスがすごい」
 本当に。
 草野「最後の『成長のドアを足であけた』というところで、イメージがどわーっと広がって、まじリスペクトなんですけど。アレンジもいいと思います」
 最高の賛辞。
 絶対にこれは選曲されるだろうと、勝手に信じていました。
 「終わりなき午後の冒険者」とかの言葉選びもいいし、給水塔や花火や・・・夏の切ない風景がここにしまわれている。本当に名盤の1曲目です。
 何度聴いても、いつも胸がざわざわする。
 このブログでも毎年、夏になると一度はこの曲を取り上げて書いてしまうのだけれど、最初はココです。お時間があったら、ちょっと読んで笑ってください・・・。

 そして最後が、初恋の嵐の「真夏の夜の事」(2002年、デビューアルバム)。
 リクエストされた方は、聴いていると急に涙があふれてきたりするので、電車とかでは聴けない、室内で聴くバラード、と。
 草野くんも、疲れているときに聴いたりするとじわーっとくる、と。
 デビュー間もなく25歳で急逝された西山達郎さんの楽曲。
 スピッツは、『おるたな』で「初恋に捧ぐ」をカバーしたが、ボーカルが亡くなって活動がままならなくなったこのバンド「初恋に嵐」の曲をもっと多くの人の聴いてほしい、という願いがあったそうだ。
 彼のいちばん好きな曲は「真夏の夜の事」だが、これは本物を聴いてほしい、ということであえてカバーせずに「初恋に捧ぐ」を選んだと(このカバー、私は本当に大好きだ)。このエピソードもいいなあ。
 草野「だから、今回リクエストされて、単純にうれしい」
 私も『おるたな』のカバー曲がきっかけで、春恋の嵐のファンになった人間。いまだによく聴いている。楽曲がどれもいいし、西山くんの引きずるような?ボーカルには不思議な魔力があると思っている。
 ココでも熱く書いています。


 草野「夏やサマーがタイトルにある曲・・・、たくさん教えていただきました。かけてみたい曲もたくさんあるけれど、それはまたの機会に。秋とか冬に夏ソング特集っていうのも天邪鬼でオレっぽくていいかな」(笑)
 ぜひぜひ!
 リクエストで番組をつくっていくのも楽しいので、食べ物の名前がタイトルに入った曲とかでやってみたいな、と。遠藤賢司さんの「カレーライス」とか・・・。


 そして最後は「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナー。
 今夜は80年代末に大人気だったkusu kusuの「あなほり」(1989年、インディーズアルバム『光の国の子供達』)を「掘ってみましょう」(草野)
 スピッツが22歳ころに対バンして、「その若さにやられちゃったバンド」。
 当時は自分の守備範囲じゃないと思っていたけれど、大人になってからアフリカ音楽なんかをかじるようになって、「彼らの音楽性は、若さの勢いだけではなく、新しいダンスミュージックの解釈だったのではないか」と感じるようになったそうだ。
 「いか天」とかでも注目されて、勢い、すごかったですよね。懐かしい方も多い??


 そして来週は、いよいよスピッツメンバーゲスト。それも、一週ごとに一人ずつ招いて、彼らのリスペクトするミュージシャンなどを語ってもらうとか。まずは「スピッツ田村明浩で漫遊記」だそうです。
 楽しみですね~。



 迷走している台風・・・。
 みなさんのところはどうですか?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「いろんな考え方があるよね... | トップ | 「ようやく八月?」~Zepp NA... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。