隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

19歳の頃、「ベンディング、できたよ~」って・・・「ハーモニカが入ったロックナンバーで漫遊記」

2019年07月10日 14時37分53秒 | スピッツ

2019.7.7 21:00
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM

 
 https://www.tfm.co.jp/manyuki/




 草野「草野マサムネ、本名でございます」
 今でも、芸名つけときゃよかったなと思うことがあるらしい。90年代、「スピッツ絶好調の頃」、病院や銀行で「草野正宗さ~ん」と呼ばれて、「自意識過剰になってしまうことが多かったので」。
 最近でも妄想で、「どんなのがいいかなあ」と考えるとき、池乃めだかや黒木瞳のように、「苗字と名前がつながっているのがいい」そうだ。「シャレがきいてるやつ!」
 で、「草野はっぱ」はどう?と。バンドメンバーのも考えたそうで、
 ●「田村夢多」(上から読んでも下から読んでも「たむらむた」)
 ●「三輪車」(そのまま「みわ くるま」と読む)
 ●「サキッチョ」(うまいのが浮かばなかったので、﨑ちゃんの子どもの頃のニックネーム。「ほっしゃん」的な発想)
 草野「ライブで『はっぱ~』『はっぱさ~ん』とか言われると笑うかも。『今日のはっぱの歌、よかったよね』『ドラムのサキッチョ最高。車のアルペジオ、いいわ~』とかね」
 今からかえるとしたら、この番組も「草野はっぱのロック大陸漫遊記」になるの?と。


 さて、今日のテーマは「ハーモニカが入ったロックナンバーで漫遊記」。
 「管楽器・弦楽器に比べて手軽なハーモニカは、その手軽さゆえに、ロックのルーツであるブルースやカントリーでも重宝されていた」と。ロックナンバーでもハーモニカが使われているケースはとても多いそうだ。
 「メジャーな曲からマニアックな曲まで・・・」といつもながらの姿勢で・・・。


 オンエア曲
 
01 船乗り(スピッツ)
 
02 Love Me Do(The Beatles)
 
03 Heart of Gold(Neil Young)
 
04 When The Levee Breaks(Led Zeppelin)
 
05 Slow Emotion Replay(The The)
 
06 星のラブレター(THE BOOM)
 
07 恋をしましょう(フラワーカンパニーズ)
 
08 Happy Song(Oh!Penelope)
 
09 醒めない(スピッツ)



 漫遊前の一曲は、スピッツで「船乗り」(2001年、23thシングル「遥か」のカップリング/2004年、スペシャルアルバム『色色衣』収録)。
 草野「ハーモニカが重要な曲です」
 なんとも色っぽいボーカルです。ベースもギターもドラムも、全部カッコいい。
 「ホタル」かなあ、「船乗り」かなあ、と思っていたら、こちらでした。

 最初の曲は、The Beatlesの「Love Me Do」(1962年、デビューシングル)。
 草野「ハーモニカの入った曲といえば、この曲を思い浮かべる人が多いのでは?」
 うん、わかる。私も思い浮かべたけど・・・。
 このシンプルなサウンド、わかりやすすぎる歌詞。
 草野氏も、「ハーモニカの入ったロックナンバー」といえば、これを思い浮かべるらしい。
 ちなみに、使われているハーモニカはホーナー社のもの。
 楽器店に行くと、ホーナー社のものとトンボ製作所のものが置かれていて、「前はホーナー社のものを使っていたけど、今はトンボに落ち着きました」と。
 トンボのほうが音が太い気がして気に入っているそうで、長渕剛さんも「トンボのものを使われたはず」。

 次は、Neil Youngで「Heart of Gold」(1972年、4thアルバム『Harvest』)。
 草野「ハーモニカの曲として、2番目に思い浮かべる曲」
 還暦前後の人は、これを最初に思い浮かべる人が多いのでは?と。「カントリーミュージックやフォークソングでは、ハーモニカナンバーの代表曲」。
 
シングルカットされ、アルバムもシングルも全米第1位の「名曲」。


 ハーモニカという楽器。ルーツは諸説あるそうだけど、「もともとはオルガンの調律のための道具だったらしい」。それがドイツで改良され、「最初はおもちゃの楽器のような扱いだった」。でもその手軽さから、「20世紀前半にはプロの奏者が現れるほどに普及した」そうだ。
 草野「小さくて安く手に入ることから、学校の授業で使ったという記憶のある人も・・・。オレら世代くらいまでは馴染みのある楽器だけれど、今はもう学校では使われなくなったらしい」


 そして次は、「ハーモニカの入ったロックといえばこれでしょ、という人も多いかもしれないね」、Led Zeppelinで、「When The Levee Breaks」(1971年、4thアルバム、『LED ZEPPELIN IV』)。
ブルースの古い曲のカバー。
「ハーモニカも印象的だけどドラムサウンドがカッコよくて、レコーディングの際のサンプリングに重宝されていた楽曲」だそうだ。
 刺さるなあ・・・。長い曲だけど、最後までちゃんとかけてくれました。


 そしてメッセージコーナー。
 YouTubeやドラマのタイアップ楽曲などでしか音楽をきかない人が増えて、アルバムを通して・・・という若者が減ってきているのを、どう思う?と問われて。
 「もともと音楽に興味のない人というのはいつの時代にもいるわけで、そういう人が音楽を聴く取っ掛かりとして」認めつつ、「自分もベスト盤とかシングル集とかも聴くし、そこで終わる場合もあるし」。
 草野「アルバムというのは、コアなリスナーのためのもの、ということになっているかもしれないですね」
 かつてはストーリー仕立てにあっているアルバムもあったけれど、配信などで1曲ずつ聴ける時代・・・、「意味合いも変わってきているかもしれないですね」。
 と、ちょっと寂しいコメントのあとで、
 草野「でもスピッツは昭和の時代からの古いバンドでアルバムは大事にしていきたいと思っていますので、これからもついてきてください」
 アルバム、待っています!

 「ナスを使ったおススメ料理教えて!」
 〇普通にグリルで焼いた焼きナス
 〇ピーマンと一緒に炒めてコチュジャンで味付けすると麻婆豆腐風でうまい。
 〇「今ちょっと浮かんだのは・・・」、ナスを切ってレンジでチンしてちょっと柔らかくしたあとでオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて食べる、「ちょっとうまそうじゃない?」 こういうところ、・・・らしいですよね。


 続いて、The Theで「Slow Emotion Replay」(1993年、19thシングル/1992年、アルバム『Dusk』)。
 The Theは1980年代に人気だったバンド・・・だそうです。
 草野「前半にかけた曲ほどメジャーではないかもしれないけど、オレの中で、ハーモニカの入ったロックといえば、思い浮かぶ上位の曲」
 なるほど、イントロのハーモニカは印象的。
 草野「ギターとハーモニカは、元スミスのジョニー・マーさまがプレイされています」

 次は邦楽から、THE BOOMの「星のラブレター」(1989年、2ndシングル/1989年、デビューアルバム『A PEACETIME BOOM』。
 THE BOOMは「スピッツと同期みたいなバンド」。
 (1989年・・・で、「あ、デビューは2年早いんだね」と。)
 原宿のホコ天では、ジュンスカ(「モンスター級の人気」)、ヒューズらが人気を誇る中で、「あんまり人気のなかったスピッツの近くで、そこそこ人気のあったTHE BOOMが演奏していた」。
 草野「宮沢くんは当時から、カリスマ性を放っていましたね」
 
これは、「キャッチーなステキな曲で、スピッツでも何度かカバーさせてもらってます」。
 
ココで、95年ごろ渋谷公会堂で「リンダリンダ」や「星のラブレター」のカバーを聴いた・・・みたいなこと書いています(あ、読むほどのものではないです)
 
そして2015年の第6回ゴースカ(コチラ)では、

 ○ 銀河鉄道999(ゴタイゴ)
 ○ 星のラブレター(THE BOOM)
 ○ Swallowtail Butterfly あいのうた(Chara)

 の中から会場ごとに1曲だけ聴かせてくれたんでしたよね。


 最後は、「ライブでも彼らの定番曲」、フラワーカンパニーズ「恋をしましょう」(1996年、ミニアルバム『恋をしましょう』)。
 ハードなロックナンバーの中でのエモーショナルなハーモニカ。
 10月4日のフラカン30周年イベントにスピッツがゲストで出演!
 草野「楽しみです。頑張ります!」

 そして、ハーモニカにまつわる、「若くてかわいかった」頃の思い出。
 初めてブルースハープを買ったのは19歳の頃。ベンディングというテクニック(音を曲げる・・・らしい)を練習していて、それができたときにうれしくて、「ベースの田村に電話してきかせた」そうです。


 そして、今回も「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 Oh!Penelopeの「Happy Song」(1995年、1stシングル)
 Oh!Penelopeはバンド「詩人の血」の中のメンバーが結成したユニット。
 詩人の血については、「当時、文学的な匂いを感じていましたね」。バンド名からのイメージかもしれないけれど、「ひねった歌詞」などもあり、「時代を先取りしていた人たちなのかな」。
 (以前に、デビュー前のミスチルを評して、同じような感想を言ってましたね。)
 草野「この曲、バートバカラックの世界にも通じるソフトロック。メロディアスで気持ちのいい曲」
 今では音源の入手が困難とか。
 こちらは、Oh!Penelopeの「Vertigo High」。矢野顕子さんがボーカルで参加されています。
 Vertigo High - Oh! Penelope


 そして、来週は、ワンアーティスト特集、「ジェスロ・タル(Jethro Tull)で漫遊記」。
 1960年代から活動するイギリスのバンド。
 草野「ボーカルのイアン・アンダーソンさんのフルートが印象的」
 ロックにフルートを取り入れたことでも知られるバンド。
 渋いなあ・・・。楽しみです。


 
(今回の記事、一部イタリックになってしまって、読みにくかったらすみません。直らない・・・)


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