隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

スピッツ、永遠の発展途上!!~J-WAVE「TOKIO HOT 100」

2007年08月14日 22時00分35秒 | スピッツ
■2007年8月12日  J-WAVE「TOKIO HOT 100」



 ココに行くと、インタビューのテキストと、画像が見られます。私のダラダラよりずっといいはずです、ホント。

ク(クリス・ペプラー)「今日のゲストは、超、超ベテランの域に達しているスピッツです」
スピッツ「こんにちは~」

以下、軽く自己紹介。みんな、テンション高くて元気。

ク「最後の出ていただいたのは結構前、3年前の11月です」
マ「そうなんです。ご無沙汰しています」
ク「でも、みなさん、全然変わってないですよね。
マ「でも、ま、年相応に」
田(田村)「見えないところで」
ク「そうですか。あんまり全然変わった印象はないですけどね。スピッツの魅力って言うと、みなさんの中では当然進化しているんでしょうけど、なんかね、変わらないっていうところが不動の地位を確立している、そんな所以なのではないかと思っていますが」
マ「永遠の予備校生みたいな感じで(笑)」
ク「あ、いいね、いいね。ほのかに甘酸っぱい響きがある感じで。今年、結成20周年ということで、みなさん全員40歳だそうで。WELCOME TO FORTIES ということで。20周年、長いっすねえ」
マ「そうですね。でも、まあ、振り返れば、あっという間だったんですけどね。だいたい二十歳くらいから時間の流れが早くなる感じで」



 ここで、この番組も始まって、来年で20年たつという話題(J-WAVE開局からずっと続いている番組。「ああ、俺たちも聴いてた」「(J-WAVEは)音がでかい!とか言ってた」とメンバー。懐かしいね。「同期と言っちゃ同期なのかも」とペプラー氏。


ク「あえて20周年ということで、ファンにとっては愚問かもしれないですが、聞きます。なんで、スピッツという名前にしたんですか」
マ「まず、短いバンド名にしたかったというのが最初にありまして。パンクバンドをやろうということだったんで、ま、弱い犬ほどよく吠えるということで」
ク「ああいう愛玩犬はパンクですよね。弱いくせにキャンキャン吠える。実はパンクの本質かもしれないですよね」
マ「当時のロンドンパンクなんかも、今見たら、そういう感じがしますよね。
ク「すぐぶっ飛ばせるようなやつらばかりですよね」
(笑)

 悪態たれてたパンクバンドの話題で盛り上がる。


ク「スピッツって、ちょっと昭和のジャパンって感じがしていいですよね」
田「あの頃ちょうど、スピッツ犬があんまりいなかったんだよね」
ク「だから、昭和の30年代、40年代のワンちゃんという感じでしたね。それで、ずっと4人でやってきたんですけど、最近ちょっとコラボ癖が出てきたというか…」
マ「コラボ癖っていうか、なんか縁があってね、たまたま重なったんですけどね」
ク「KREVAとコラボやってますもんね」
マ「イベントで何度か一緒になって、その打ち上げの飲み場で、『素材として俺の声使ってよ』みたいな」
ク「そうか、素材としてね。KREVAとスピッツの世界って全然違う気がするんだけど」
マ「KREVA、実はすごいいいメロディーメーカーだと思うんで、そのへんも好きだったし、CDも聴いてましたし」
ク「『クレバ』というだけあって、なかなか賢い男ですよね」
マ「ホントに」
ク「『くればいいのに』って聞いたときに、スピッツファンに向けて、「KREVA、良いのに」というふうにね。KREVAとスピッツのファンって、あんまりかぶんない気がするし」
マ「ああ、なるほどね」
ク「KREVA、いいのに!って」
(笑)
マ「KREVA、言葉選びはすごい巧みですよね」
ク「ほかのメンバーのみなさん、どうですか」
田「聴いてみたいっていう気持ちは純粋にあったんですけど、この曲って、草野っぽいですよね。もっと全然違うのを想像してたんですけど。たぶん草野を想定して作ったんだろうなって勝手におもっちゃったんだけど。どうなの?」
マ「それもあるかもしれないね。すごい歌いたすかったもん、このメロディー」
ク「三輪さん、どうですか」
テ(テツヤ)「自然でしたよ。僕ん中では、なんの違和感もなく」
ク「なんか、三輪さん、いちばん疲れてないですか、この中で」
マ「ハハハハ(楽しそう)」
ク「昨日遅かったとか、、そんなことはない?」
テ「それは、もう当たってますね(笑)」
(笑)

 ここで『群青』流れる。
ちなみに、この曲は今週のHOT 100の7位にアップしていました(先週は17位)。
 洋楽に混ざって流れるスピッツは、個人的にすごく好き。ちょっと誇りに思ってしまうのは、もともと洋楽ファンってことからきてるのかも。

ク「全編、THREE VOICE HARMONY ということですね。参加しているのは、シンガーソングライターの植村花菜さんと、スキマスイッチの大橋たくやさん。ほかのメンバーのみなさんは、コーラス、なんで歌わないの?」
(笑)
テ「まあ、そうねえ、歌えないね」
ク「まあね、って(笑)」
田「そこが外タレとの違いだね」
テ「たいてい、一人くらい(コーラスできるやつが)いるんだけどね」
マ「でも、崎ちゃんはライブでは歌ってもらってる」
崎(崎山)「がんばって歌ってます」
ク「そうですか。田村さんはダメですか」
田「いや、もう、踊り専門で」
(笑)
ク「そういうことで、コーラスは外部から、と」
マ「ま、スキマスイッチの大橋君と声の相性がいいんじゃない、という話があって。それありき、で作ったってとこがありますね」
ク「なるほどね。ああ、だからスピッツなんだけど、ちょっとトッピングが違うような」
田「メロディーも違うもんね」
マ「もっと抑揚が激しくなるんだけど、外部の人にハモってもらうということで、ちょっと抑え目になっている」
田「三声で成り立っている、ということですね」
ク「ああ、なるほどね。だから、スピッツじゃないんだ、と言われると、ああ、そうなんだ、となりますよね」
マ「そうですね」
ク「声のどのへんが似ているんですか」
マ「成分的に、というか、イベントで一緒に歌ったとき、一瞬、え、どっちの声?というようなことがあって。でも、スキマスイッチの曲を歌っている大橋君の声とはちょっと違う気がするんですけど」
ク「なるほどね、フィールドが違うとプレイも違ってくるということでしょうね」
マ「そうですね」
ク「『群青』ということで、青いところっていうのがスピッツっぽさかなと思うんですけど。まだ、その青いところ、っていうのは絶やしてしないというかんじですか」
マ「自分ではそのつもりですけどね。でもはたから見たら琥珀色になってたりして。それはそれでうれしいけど」
ク「琥珀色?? 青から琥珀ですか(笑)」
マ「琥珀色っていうと、中年っぽい象徴だと琥珀かな?って(笑)」
ク「ちょっとイブシ銀系? これもいいのか悪いのか。でも、相変わらず、みんなブルーな感じですよ」
マ「あ、そうですか」



ここから、ピンポンボックスに突入です。番号のついたピンポン玉を引いて、その番号の質問に答えます。

★マサムネへの質問:老後の楽しみ。30年後のビジョンは?
マ「ああ、これねえ。1年後(のビジョン)すらないような人間なんですよね。あんまり先のことは考えない。バンドは続けてたいですね。70で、スピッツって変わらないよねって言われたらうれしいかな」
ク「ああ、まだ青いよねって。永遠発展途上って」
マ「もう、おせじでもいいから(笑)」
ク「もう、ジャパン、ローリングストーンズだぞ!みたいなね」
(笑)

★崎ちゃんへの質問:ズバリ、メンバーの中でいちばんエロイのは誰ですか?
崎「頻繁にいちばんエロイ話をするのは三輪君ですかね」
テ「そういう人が実はいちばんエロくないんだよね」
マ「ああ~」
ク「でも、すごくわかりやすいですね。三輪さんがいちばんエロイ話をするっていうのは」
テ「そういう話をして、その日のスピッツのメンバーの調子がわかるんですね」
ク「ああ、なるほど」
テ「テンション、あげさせて」
崎「午前中からね」
ク「そうすると、反応がいいやつ、食いつきがいいやつは調子がいいということで。どういうふうに反応をみるんですか」
テ「でもね、基本的には、昔は俺が何言っても反応なかったんですが、最近はみんな満遍なく。かぶせてきますよ、みんな」
ク「ほう、それはどうしたんでしょうね」
テ「20年という、重みを感じますね」
(笑)
ク「性に対しておおらかになってきてるんでしょうかね、全員が」
テ「ま、年とってくるちね」
田「でも、その性もさ、小学生レベルっていうかね」
ク「オヤジれべるというより、もっと青臭いぶぶんかね」
テ「ま、でも何も変わってないからね」
ク「人となりが見えてきましたね」
(笑)

テッちゃんへの質問;メンバーの中でいちばん変わったのは誰?
テ「変わったの~? あ、そうだそうだ、昔よりね、みんな食べなくなった」
ク「食べなくなってきた?? それ、おじいちゃんじゃないの?
テ「脂身のある肉はあんまり食わないとか」
田「ああ、タバコやめたじゃん」
テ「俺と崎ちゃんね。今はもうスピッツはみんな NO SMOKER」
ク「昔はみんな吸ってたんですか」
マ「俺と田村はあんまり吸ってなかったんですけど」
テ「意外と簡単にやめられてよかったよね」
崎「うん」
ク「そうですか。でもやっぱりスピッツは変わらないとこがいいところなのかな、と」
マ「いい意味でね(笑)」

田村君への質問:一人は寂しいから、最近飼ってみたい動物は?
田「なんかなあ。熱帯魚かな」
テ「寂しいな、そりゃ」
ク「なんでですか」
田「前に飼ってて全滅させたんですよ。だから40になって復活させてみようかな、と」
ク「僕も昔、ちょっとはまってて、やっぱり全滅させたことがあった」
田「ツアーから帰ってきたら、魚が全部外に飛び出して死んでた」
マ「旅があるとなあ、生き物は大変なんだよ」
ク「あと、食物連鎖を目の当たりにするとツライですよね。いちばんかわいがっているやつが、もうボロボロになっちゃって」
田「へたすると、子どもまで食っちゃうこともあるし」

 その後、夏のイベントの紹介が続く。チャットモンチー、つじあやの、PE’Z、KREVA、スキマスイッチの名前がでる。

マ「(ロックロックこんにちはのキャスティングは)基本的にいろんな人が見られる、ということで」
田「自分たちが見たい人たちを呼んで、ということだから」
ク「なるほど、それがいちばんいいかもしれないですね」

 ココまでは録音成功だったのですが、ここからちょっとおかしくなって。
「これからも変わらず、でも新しいことにもチャレンジしつつやっていきたい。スピッツはずっと発展途上で。ピークをいつまでも見上げながら少しずつ昇っていきたい」
 そんなふうに締めくくられたように記憶しています。
 以上。



追記:
そうそう大事なことを忘れていました。
 「ツアーが始まるということは,業界の常識として,アルバムが…」
 と聞かれて,「ハイ」とはっきり言ってましたね。
 「秋か冬?」と曖昧ではあったけれど。

追記2(笑)
 「ロックロックではスピッツはオマケだから」
 「でもトリですよね、いつも」
 「はい、一応。スピッツをBGMに帰っていただいても」
 なんて会話もありました。 

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