隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

スピッツの2映像作品のジャケットと『拾われた男』

2022年09月02日 09時26分37秒 | 日記

2022.09.01(木)


 蒸し暑い空気がたちこめているけれど、風は少し冷たい。
 青空が半分残っている空。
 夕方から雨が降り出して、ときどき雷音。
 昼間は外歩きのとき、タオル地ハンカチが2枚、びしょびしょになった。汗かきの私でも、こういうことはあまりない。それだけ湿気がひどかった・・・というか。


 2020年11月26日に開催された『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』(東京ガーデンシアター)と、2021年6月19日に開催されたアリーナツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 “NEW MIKKE”』(神奈川県・ぴあアリーナMM)の模様が収録された映像作品2作が、2022年10月19日に同時リリースされるが、そのジャケットが公開された。
  https://spitz-web.com/nekochiguranoyuube_newmikke/
『猫ちぐら』のジャケット、かわいいですね~。



『拾われた男』最終回
  https://www.nhk.jp/p/ts/98XYGJ8N7K/
  https://disneyplus.disney.co.jp/program/lost_man_found.html
 それほど期待していたわけではないのに、泣いたり笑ったりドキドキしたりして、十分すぎるほど楽しませてもらった。
 主人公をはじめ役者たち(仲野太賀・草彅剛ら出演者が魅力的)のゆるゆると心地よい、力の入らない演技が、こちらに届くときには濃い味や食欲をそそる匂いとなって、体も心も刺激してくれる。
 主人公のまじめすぎない、それでも適度に真剣で前向きで、でも暑苦しく語らない後ろ姿がなんと心地よいことか。
 周囲の人を巻き込みつつ、振り回されつつ、凛として魅力的な社長にめぐり逢い、辛口だけど包容力のあるマネジャーに尻を叩かれ、バイト先の仲間や器のデカい妻にかかわりながら、道が開けていくさまは、痛快でもあり、優しい風を見せてくれる。
 家族という面倒くさい関係、幼いときのままで進行していくことはない兄弟のつながり、苦手な空気や素直になれない自分をもてあます経験は、ひょっとすると多くの人が共感できる類の「生きにくさ」かもしれない。
 アメリカでのエピソードさえ、十分に芳醇なホームドラマだ。
 最終回で、故郷の街を訪れたときに蘇る幼いころの兄と自分のある一日の出来事。彼の記憶の中では、兄は自分をおいて走り去っていったのに、実は待っていてくれたこと、「大丈夫か」と声をかけてくれていたこと。
 そして今、もういなくなってしまった兄を、「おにいちゃ~ん、待ってよ」と泣きながら叫んで追いかける弟。
 胸が苦しくなるほどに、必死に涙をこらえている私でした。
 そして、その後も、日常は姿を変えずに続き、彼はまた新しい場所へと歩いて行くんだろうと思わせて、ドラマは終わる。
 
 

 例によって(笑)あいみょんがスピッツの楽曲からの影響を語っています。
 (とくに目新しい情報ではないけれど)
  https://tfm-plus.gsj.mobi/news/Ze8cyuTlyQ.html?showContents=detail


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