■9月12日(水)
●辞任かー
ケイタイの速報に、「中村梅雀、前進座を退団!」のニュースが流れてて、慌ててパソコンのYahoo!のサイトに行ったのです。
実は知り合いに「二時間ドラマ」フリークという訳のわかんないやつがいまして、その関係で、「信濃のコロンボ」とか、あとタイトルは忘れたけど、妻が温泉女将(東ちづる)で、その夫の刑事役をやっているシリーズとか、結構見ちゃっているんですよね。歌舞伎も好きだから、前進座の歴史というのも一応把握しているし(観たことはないけど)。
父親は前進座の大御所だし、こんなことがあるんだなあ、フリーになってもっと自由にいろんなことしたいのかなあ、円満退団なのかなあ、とか、ちょっと考えていたら、飛び込んできました、「安倍首相辞任の会見!」のニュース。
選挙の大敗で自民党の身内から「辞めろ!」と言われても、それでも首相の座にしがみついていたのに、ブッシュとの約束が守れないことの責任は即座にとれるのかなあ。健康に問題があったと、与謝野官房長官が発言しているけど。
戦後レジームとか、祖父の時代にまでさかのぼって貫こうとしたもの、「美しい国」か。それがどういう国なのか、こっちもあえて知ろうとはしなかったけど、怪しい気配のままの辞任という感じ。
あの大臣たちの体たらくの連続。政治家ってこんなもの?って思ってはいたけど、こうあからさまに見せつけられるとは。これまでだって、そうだったんでしょ? 調査のしかたが厳しくなっただけ? どうなんだろう。
社会保険庁では、あきれる手口でネコババ(こういう言い方がぴったり)していた(今も?)職員が退職金をもらっていたっていうんだから。
私も人のことを非難できるほどちゃんとした生き方をしているわけじゃないけど、でも甘い汁を吸って生きている人は少ないですよね。
なんだか、話が逸れたけど。始まったばかりの国会はどうなるんですか? 総裁選は19日?とか聞いたけど。
次は誰?って、イメージ湧かないなあ。
(梅雀退団の話題から首相辞任のトピックに引っ張ってみるところ、雑多なこのブログらしいですよね。笑)。
●ちょっと優しい気持ちに
朝の電車の中で。
私の隣の隣に座っていた、荷物をかかえた高齢の女性が、電車が止まって慌てて立ち上がって降りようとしたのです。
そのとき、前に腰かけてパソコンで作業をしていた30代くらいの男性が急に立ち上がって、パソコンを抱えたまま、その女性のほうに走っていって、その人が落としたきれいなハンカチを渡してあげたんですよね。
そのあと、何ごともなかったかのように、また熱心にパソコンに向かっていたけど。
別にことさらどうってことないかもしれないし、当たり前の行為なのかもしれないけど、最近みんな(私も含めて)何となく殺伐としているような気がして。ちょっと胸の中が柔らかく温かくなった、というわけです。イケメン風のお兄さんにも、ひょっとしてあんなおばあちゃんがいるのかなあ、とか、いろいろ想像してしまいました。
最近ラッシュのときにしばしば思うんですが、みんなもっと体の力を抜いてふにゃ~っとしたら、案外人と人の間にスキマができて、で、ラッシュの混雑が少しは緩和されるんじゃないかなあ。
「俺はこの位置を動かんぞ!」「アタシのほうに押してこないでよ!」って、ふんばっている人が以前より多いような。ザックは論外だけど、大きなショルダーや四角い堅いカバンを肩から下げたままの人も多いですよね。下におろせば、スキマができるのに…。
そんなこんなで、今朝の男性の行為はOKでした。こんな私でも、ちょっと優しい気持ちを思い出しました。
というわけで、清濁取り混ぜた話題でした。
【追記】
9月9日、10日のTBSのドラマ「輪違屋糸里~女たちの新選組」見ました。NHKの大河ドラマ以来、新選組オタクなんで(笑)。10日は後半1時間しか見られなかったけど。
農民出身である彼らが武士になるための、愚かで、でも通らなければならない修羅場が描かれていました。残酷で美しい、という形容は、もう歴史の果ての出来事だから言えるんだろうな。
この番組のねらいである「女たちの」というところは、よく描かれていたように思います。
上戸彩がかわいらしく、中嶋朋子が鮮烈で凄みがあって美しく…(蛍ちゃんは、今ではもう立派な演技派です)。彼女たちの京言葉(特殊な花街の言葉なのかな)が魅力的でした。ぎりぎりのところで生きている女は、やっぱり美しいということか。
●辞任かー
ケイタイの速報に、「中村梅雀、前進座を退団!」のニュースが流れてて、慌ててパソコンのYahoo!のサイトに行ったのです。
実は知り合いに「二時間ドラマ」フリークという訳のわかんないやつがいまして、その関係で、「信濃のコロンボ」とか、あとタイトルは忘れたけど、妻が温泉女将(東ちづる)で、その夫の刑事役をやっているシリーズとか、結構見ちゃっているんですよね。歌舞伎も好きだから、前進座の歴史というのも一応把握しているし(観たことはないけど)。
父親は前進座の大御所だし、こんなことがあるんだなあ、フリーになってもっと自由にいろんなことしたいのかなあ、円満退団なのかなあ、とか、ちょっと考えていたら、飛び込んできました、「安倍首相辞任の会見!」のニュース。
選挙の大敗で自民党の身内から「辞めろ!」と言われても、それでも首相の座にしがみついていたのに、ブッシュとの約束が守れないことの責任は即座にとれるのかなあ。健康に問題があったと、与謝野官房長官が発言しているけど。
戦後レジームとか、祖父の時代にまでさかのぼって貫こうとしたもの、「美しい国」か。それがどういう国なのか、こっちもあえて知ろうとはしなかったけど、怪しい気配のままの辞任という感じ。
あの大臣たちの体たらくの連続。政治家ってこんなもの?って思ってはいたけど、こうあからさまに見せつけられるとは。これまでだって、そうだったんでしょ? 調査のしかたが厳しくなっただけ? どうなんだろう。
社会保険庁では、あきれる手口でネコババ(こういう言い方がぴったり)していた(今も?)職員が退職金をもらっていたっていうんだから。
私も人のことを非難できるほどちゃんとした生き方をしているわけじゃないけど、でも甘い汁を吸って生きている人は少ないですよね。
なんだか、話が逸れたけど。始まったばかりの国会はどうなるんですか? 総裁選は19日?とか聞いたけど。
次は誰?って、イメージ湧かないなあ。
(梅雀退団の話題から首相辞任のトピックに引っ張ってみるところ、雑多なこのブログらしいですよね。笑)。
●ちょっと優しい気持ちに
朝の電車の中で。
私の隣の隣に座っていた、荷物をかかえた高齢の女性が、電車が止まって慌てて立ち上がって降りようとしたのです。
そのとき、前に腰かけてパソコンで作業をしていた30代くらいの男性が急に立ち上がって、パソコンを抱えたまま、その女性のほうに走っていって、その人が落としたきれいなハンカチを渡してあげたんですよね。
そのあと、何ごともなかったかのように、また熱心にパソコンに向かっていたけど。
別にことさらどうってことないかもしれないし、当たり前の行為なのかもしれないけど、最近みんな(私も含めて)何となく殺伐としているような気がして。ちょっと胸の中が柔らかく温かくなった、というわけです。イケメン風のお兄さんにも、ひょっとしてあんなおばあちゃんがいるのかなあ、とか、いろいろ想像してしまいました。
最近ラッシュのときにしばしば思うんですが、みんなもっと体の力を抜いてふにゃ~っとしたら、案外人と人の間にスキマができて、で、ラッシュの混雑が少しは緩和されるんじゃないかなあ。
「俺はこの位置を動かんぞ!」「アタシのほうに押してこないでよ!」って、ふんばっている人が以前より多いような。ザックは論外だけど、大きなショルダーや四角い堅いカバンを肩から下げたままの人も多いですよね。下におろせば、スキマができるのに…。
そんなこんなで、今朝の男性の行為はOKでした。こんな私でも、ちょっと優しい気持ちを思い出しました。
というわけで、清濁取り混ぜた話題でした。
【追記】
9月9日、10日のTBSのドラマ「輪違屋糸里~女たちの新選組」見ました。NHKの大河ドラマ以来、新選組オタクなんで(笑)。10日は後半1時間しか見られなかったけど。
農民出身である彼らが武士になるための、愚かで、でも通らなければならない修羅場が描かれていました。残酷で美しい、という形容は、もう歴史の果ての出来事だから言えるんだろうな。
この番組のねらいである「女たちの」というところは、よく描かれていたように思います。
上戸彩がかわいらしく、中嶋朋子が鮮烈で凄みがあって美しく…(蛍ちゃんは、今ではもう立派な演技派です)。彼女たちの京言葉(特殊な花街の言葉なのかな)が魅力的でした。ぎりぎりのところで生きている女は、やっぱり美しいということか。