2021.03.25(木)
曇り空。
朝から、あまりいいニュースはない。
古賀稔彦さんが亡くなった。
一昨年の10月、都内のあるところで偶然お会いした。
学生時代に柔道をやっていた同行の知り合いが古賀選手の大ファンで、顔を輝かせてご挨拶したら、とびきりの笑顔で応じてくださった。
初対面の私をも包み込むような気持のいい笑顔がいまでも脳裏にちらつく。
あれから1年半・・・。
ご冥福を。
★スピッツ★
そんな中、30年前の今日、スピッツがメジャーデビュー。
こちらが祝わなければならないのに、プレゼントを贈られてしまった。
『紫の夜を越えて』配信スタート!
●『紫の夜を越えて』ダウンロード・ストリーミング
https://spitz.lnk.to/mrsknyrwket
●『紫の夜を越えて』のMV
スピッツ / 紫の夜を越えて
全員、黒の衣装は珍しい? あれ、「醒めない」も黒い革ジャンだったかな?
なんだかみんな、若返った?(笑)
●『#スピッツ325 紫の夜ラジオ』が生配信
YouTubeスピッツ公式チャンネル “spitzclips”
https://www.youtube.com/spitzclips
本日20:00(予定)より、YouTubeのスピッツ公式チャンネル “spitzclips”で、
『紫の夜を越えて』配信リリースを記念して『#スピッツ325 紫の夜ラジオ』が生配信されるそうです。
ラジオっていうのが、なんだかスピッツらしい。
https://www.oricon.co.jp/news/2188337/full/
夜中に飛び込んできたニュース。
慌てて、新曲をダウンロード。
NEWS23はなかなか見られないので、私にとってはまったくの新曲。久々の新曲。
アルべジオの軽やかさを支えるベースとドラムスの音が太くて力強くて、うねるベースラインが小気味よくて。
間奏でのそれぞれの楽器の音たちが混じったり離れたりする感覚も美しい楽曲。
歌詞はいろいろ勝手に楽しんで遊べそうなほど深くて気持ちいい。
応援はしないけれど、密かに前向きで、「画面の向こうの快楽 匂いのない正義 その先に♪」とか「従わず得られるならば 砂の風に逆らい♪」では、現状に逆らう気概も見せてくれる。「匂いのない正義」って、ちょっとすごい・・・。
そして、「なぐさめで崩れるほどの ギリギリをくぐり抜けて♪」「溶けた望みとか消えた記憶とか 傷は消せないが 続いていくなら起き上がり♪」などは、今の私にまだ力が残っていることを(たとえ勘違いでも)気づかせてくれる。
スピッツらしい、真摯な言葉たち。
明日からヘビロテで、しばらくは暮らしていこう。
最後に、メジャー30歳、おめでとう!
いつも同じ言葉で恥ずかしいけれど、
適度に頑固でこだわり屋さんの四人組のこれからに、まだまだ期待をこめて。
そして、あの日、あの狭いLOFTのステージに現れた彼らを心に留めた、今より32歳若かったワタシに、ありがとうね。
(WOWOWのビデオクリップ特集を見ながら・・・。「スピカ」のみんな、若いなあ。
おっと、そこからの「みなと」。今さらだけど、いい曲ばかり・・・)