隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「埋もれさせたくない曲」とか、うれしい~「ロック大陸漫遊記」

2018年01月15日 21時13分43秒 | スピッツ

2018.1.14(日)21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM
  

 radikoで聴いた方も多いだろうし、こんな記事は無用なんだけど、自分のためにUPします。
 よかったらどうぞ。
 こういうラジオ番組、草野マサムネのDJじゃなくても(おっと失礼!)、すごく好きかも・・・です。

 今回は、「ここ最近の草野マサムネのヘビロテ曲をわりと自己中心的にお送り」してくれるそうだ。移動中にイヤホンでよく聴いている曲たち。
 オンエア曲は以下のとおり。

  01  歌ウサギ(スピッツ)
  02  SUPER STAR(Andrew Lloyd Webber)
  03  The Living End(Judee Sill)
  04  土埃(フリートウッド・マック)
  05  サースティ(吉田ヨウヘイgroup)
  06  You Stole My Heart (Randy California)
  07  N.E.O.(CHAI)
  08  Dreamtime(SOON)


 草野氏、この番組の収録のためにスタジオに入っていたりして「正月ボケはしていない!」そうです。
 ラジオは仕事じゃなく「趣味」ということでやってくれるらしい。でも緊張するらしいけど、そのうちに・・・って。「いいよ、かみかみでも」と言ってあげよう(笑)。
 「最近は正月をメンバーと過ごすこともなくなっちゃったけど(そうでしょうね~)、メンバーは何やってたんでしょうね~」 

 最初の曲はスピッツで「歌ウサギ」。いい歌だ~! けっこう今までも書いているけど、かなり「好きです」。こんな年齢の人の心を、言葉とメロディーとサビのギターで絞めつけさせてくれるなんて、ホント、見事なバンドだ!

 SUPER STAR」(Andrew Lloyd Webber)。ロックミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』のアルバムは、例えば仙台まで行くときなどにちょうど聴き終えられるということで、アルバムを通してよく聴いていると。とくに初期録音のアルバムを愛聴していると。2枚組のLPがわが家にもありますよ。
 『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『Hair』は70年当時の若者の文化に与えた影響も大きい。LSD、マリファナ、サイケデリック、ヒッピー。ちょっと背伸びしてかじった記憶あるな。

 そして、ジュディ・シルの「The Living End」。
 キャロルキングらと同じ世代。生前は評価されなかったけれど、ブラフマンのカバーで3、4年前に知って、ポップできれいな声なのになんで評価されなかったのか?と。
 女性シンガーソングライターが注目された70年代初期。キャロル・キングの『つづれおり』(Tapestry)はやっぱり夢中になって聞いたっけ。草野氏は、「It's Too Late」がやたらにもてはやされていて、どうも好きになれなかったと以前に言っていましたね。今もそうなのかな。
 ジュディ・シルの曲を自分の葬式で流してくれと言ったのは誰でしたっけ? 草野くんはツアー中などの疲れたときに聴くと癒されると言っています。なんだかわかるような。


 そして、日本でも人気のあるフリートウッド・マック。初期の頃や、とくに人気の出た、スティーヴィ―・ニックスが加わったあとは、イマイチ、はまれなかったけれど、その前のギタリスト ボブ・ウェルチがいた頃がツボだと。ブルースロック時代とその後ポップになった時代のはざま、「フォーキーでサイケ」な感じがツボ。このボブ・ウェルチのソロアルバムもいいので、そのうち特集してくれるかも。
 「DUST」、サイケな浮遊するようなメロディーとサウンド、いいなあ。たしかにその後の大ヒットアルバム『ファンタスティック・マック』からの「Say You Love Me」などのちょっとキラキラ?ポップ感より手前な?感じが悪くない。
 草野くんにとってあまり興味のもてなかったバンドなんだけど、50に近くなって、今まで興味がなくても有名どころは一通り聴いておこうと思ったらしい。死ぬまでに聴かないで損をしたらヤだな、というところ。たとえば、Roxy MusicとかUltravox(どちらも70年代のイギリスのバンド)などのアルバムを大人買いして、いいなとはまった音楽もあるみたいですよ。こういう飽くなき探求心というか底知れぬ興味があれば、スピッツはまだまだ進化しそう・・・。
 
 続いて、吉田ヨウヘイgroupの「サースティ」。スピッツとは「ベクトルの違うバンド」だけど、ここ数年はまっていて、とくにツアーの移動中に外の景色を見ながら聴いている気持ちいいそうだ。リフの作り方とか「すごいセンスあるな」と。ニューアルバムも出て、今注目のバンドの1つ、と。

 昨年12月の新木場サンセット(ココです)のMCで、吉田ヨウヘイgroupのセットリストについて、「聴きたい曲はやってくれなかった」と言ってましたっけ? 記憶違いだったらすみません・・・。ひょっとして「サースティ」が聴きたかったのかな、と思って。

 Randy Californiaの「You Stole My Heart」。こういう60年代の曲をかけてくれる人なんだよな。「GAMBO」でも、スピリット(ランディがいたバンド)のアルバムを「もっとかければよかった」なんて言ってたっけ。
 「とくにスピリットのアルバム初期4枚はヘビロテ」と。ソロになってからの彼の音源はレアだそうで、ギターの緩い感じが好きだそうだ。
 「ツェッペリンの『天国への階段 元歌裁判』」で取り上げられたのはちょっとファンとしては本意ではなかったみたいだ。

 最後はCHAI。昨年の新木場サンセットで聴いた方もいる?
 草野 said、ちょっと変わったバンドで、「発酵食品を食べると、癖になって何度も食べたくなる感じ」? うーん、わかるようでわからん(笑)。癖になって何度もアルバムを聴いているそうだ。
 パフォーマンスもおもしろくて、これから海外でも、少年ナイフのような感じで人気出ちゃうんじゃないか、と。
 「N.E.O.」・・・、たしかに癖になる感じ、ちょっとわかる。

 ラストは初のコーナーもの。「ちょっぴりタイムマシン」。
 草野が出会ってきた曲で、「埋もれたままでは惜しいな」という曲を取り上げていくコーナーらしい。おもに80~90年代の邦楽バンド。
 SOONというバンド。彼は90年代に一度挨拶したことがあったとか。どの曲にも「仕掛け」があって、「今日取り上げる『Dreamtime』は曲の転調が気持ちよくて、よく聴いている」だそう。
 そういう「埋もれさせたくない曲」もリクエストして!と。

 メンバーからのメッセージも紹介してくれました。
 ■ 﨑山達男「かっこいいロックをいっぱいかけながら、ゆっくりまったりしてがんばってください」
 
草野「﨑ちゃんらしい温かみのあるメッセージ。どうもありがと!(笑) いつか﨑ちゃんにも来てもらって。そのときにはヘビーな選曲になるのではという予感もありますが」

 ■ 田村明浩「かわいい番組Tシャツを作ってほしいかも」
  草野「『ロック大陸漫遊記』というタイトルがプリントされてたらちょっとひょうきんなTシャツになってしまうかも」
  みんなが気に入るようなTシャツ、考えてくれるみたいですよ。
 
 ■ 三輪テツヤ「グラハム・ボネットがボーカル時代のRainbowの曲、かけてください」
  草野「ふつうのリクエスト」(笑)。決して、ロニー・ディオやジョー・リン・ターナーではなく、グラハム・ボネットね(笑)。『All Night Long』とかかければいいのかな」
 メンバーのゲストでの選曲も楽しみ。

 リクエストもどしどし!だそうです。

 曲にまつわる思い出、出会ったときのエピソードを書いてくれても、関係ない話題でもOK。「草野が頑張って選曲しているので、優しい気持ちで」って(笑)。
 初回でも言ったように「打ち込みじゃない人力の曲が中心になる予感」らしく、そうなると、スピッツで言えば、「『エンドロール』や『ババロア』は無理かも」。
 草野の中では「ラジオファンとして、アナログな曲がたくさんかかる番組があるといいな」という思いがあったそうだ。
 特集やしばりで、「最近気になる邦楽の曲やバンド」(リクエストしやすい?と)、「
好きなアコギサウンド」の2つ、曲がたまり次第(リクエストチャンス!)、やってくれるそうだ。

 「空気乾燥してますんで、気をつけて! さようなら」by Kusano Masamune


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