「再結成してみたい！」～「tresen+」より

2016.7.30（土）



　お膳立てされたって、そんな・・・ね。
　通過点なんだから、ゆっくり待ちます・・・と言いながらちょっと胸が苦しい。
　早く解放できればいい、そう思って数字を眺めている。　
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00000046-dal-spo
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00010010-fullcount-base

●「tresen+」FM Yokohama（7/26）
　http://blog.fmyokohama.jp/tresenplus/2016/07/spitz-af67.html

　○崎ちゃんとトウモロコシ
　MC「ここでスピッツから、重大発表があります！」
　いいのかな？とタイミングを計る崎ちゃんの小さな声が聞こえて、
　崎「トウモロコシ、始めました」
　ざわざわした雰囲気の中でテツヤ君の笑い声が響く。
　崎ちゃんのトウモロコシから話が始まる。
　MC光邦「トウモロコシってどういうことですか」
　に対して、どこか話す？というメンバーの楽しそうな反応。
　もともとトウモロコシが好きだった崎ちゃん→好きすぎて植えてみようかなと思った→プランターじゃなく狭い場所だけど地面に植えて育てている。
　田「今ミュージシャンで流行ってるじゃないですか。レッチリが蜂育ててハチミツとってるとか。あれと同じですよ。うちはレッチリに対抗してトウモロコシ（笑）」
　崎「アルバムのレコーディング終えた5月ごろ苗で植えて。はじめて植えたからなんか小さいままで止まった感じで」
　光邦「実はならなかった？」
　崎「なったんだけど、こんな小さくて」
　テ「ヤングコーンみたいなの。農業はそんな甘くないってことだよね」
　だから崎ちゃんは「継続」をお約束。勉強して研究して挑む、と。
　田「ほんとだったらここに手土産として持ってくるはずだった（笑）」
　マ「茹でたてのね」
　光邦さん、次回を楽しみに待つそうです。

　○みなとみらいを歩く
　光邦「横浜みなとみらいにスピッツが4人そろって来てくれました！」
　マ「よく来ますよ、みなとみらいとかはプライベートでも。去年は横浜スタジアムに野球見に来たし。あそこ気持ちいいですよね、基本的に屋根がないほうがいいですよね」
　関係ないですけど、ちなみに私も去年横浜スタジアムで野球見ました（笑）。
　マ「野球だけじゃなく、このへん歩いたりしますよ、山下公園とか」
　光邦「それで『みなと』ができた？」
　マ「ああ・・・、そういうことにしときますか？（笑）」
　テ「横浜バージョンってことで（笑）。重大発表だね」
　マ「でもみなとって言ったら横浜のイメージあるよね」
　みんな同意。

　○ジャケットの話
　「草野さんは絵が上手だから、ジャケットのモニャモニャも最初に絵を描いたのかと聞かれて、
　マ「落書きですけどね、長電話するときに描く落書きのレベルだけど。最初こういうのやりたいんですけどって描いたのは、もっと太ったネコみたいだった」
　デザイナーの木村さんが清書していくうちにイヌとヤギの間みたいなのになっていった」
　動物がよく登場するけど、「メンバーのみなさんは気にならない？」と問われて、
　田「ま、バンド名がバンド名だからね」
　光邦「バンド名はイヌのスピッツからきてるの？」
　マ「後付けで尖ってるとか、唾を吐くとか言ったけど、基本はイヌですね。弱いくせによく吠えやがるって」
　いかついカッコいい名前のバンドが多い中で、「一見かわいいバンド名」と光邦さん。
　マ「セックスピストルズがスピッツっていう名前だったら、あそこまで社会現象になっていなかった」

　○30周年で過去を振り返る？
　テ「自らはしないけどね。でもこうやってインタビューで指摘されたりするとね・・・」
　マ「でもしてるよね、昔の話ばっかりしてるもん。おじいちゃんみたいに」
　テ「ま、楽しい話はね（笑）」
　田「自分たちはよかれと思って話しているのに、ファンの子たちは、まだ話してる・・・とか思ってるかも」
　マ「昔の失敗談ばっかりしてる（笑）」
　どんな話ときかれて、「有名な（笑）ふぐちり・てっちり論争の話題」と。
　マ「オレが負けた・・・という」
　田「オレが勝った（笑）」
　車の中でどんどん険悪なムードになって。
　テ「今みたいにスマホがあったらすぐに調べられるのにね」
　光邦「え、前の話？」
　マ「アマチュアのころのこと」
　田「たぶんそれがいちばん険悪になったことかも（笑）」
　光邦「ほかにそういうことってないんですか」
　田「ないね～」
　テ「ない？　オレ、崎ちゃんが飲みかけのコーヒーにタバコの灰落として怒られたことがある」
　（笑）
　テ「崎ちゃんが、ハイって缶コーヒー差し出したから、ありがとうって。オレ、灰皿かと思ったんだよ。で、マジ怒られた」
　それもアマチュアのころ。
　（やっぱりメンバー、同じ話、してる？）
　田「やべ～、その頃スピッツ最大の危機だったんだよ」

　○「醒めない」の歌詞に出てくるカリスマは？
　マ「これ作ったときに思い浮かべたのはデビット・ボウイで、一度間近でお会いしたかったなと思って。ほんとに残念で」
　光邦「会っていないと、ほんとにいたのかなとか」
　マ「そうですね。宇宙人だったのかなってね」

　○育てたことのあるものは？というリスナーの質問から、
　テ「いろいろ育てたことあるけど、案外枯らしちゃうほうかな」
　マ「家を空けることが多いから」
　光邦「爬虫類は？」
　テ「オレ、爬虫類は苦手だから」
　マ「爬虫類、慣れればかわいいっぽいけどね」
　光邦「じゃ、あまり（動物を）飼ったことはない？」
　マ「昔、実家で犬とか鳥とか亀とか飼ってたことはありますけど」
　スピッツ飼ってみたい、一緒に撮影したことある（ベルゲン会報で？）などと。
　マ「かわいいからって衝動で飼うのはね・・・。いつかね、ヒゲが真っ白なおじいさんになったときにね、なでてみたいな、と」

　○それじゃ、得意な料理は？
　テ「オレ以外はみんなやるよ。オレは片づけができないんで。得意料理はサッポロ一番塩ラーメン」
　誰が上手？
　テ「食べたことあるのは、田村のカレーと崎ちゃんのチャーハン」
　田「それもずいぶん前じゃん」
　20年、30年前の話。
　崎「横浜の中華街で鍋買ってきてね・・・」
　
　○再結成してみたい！
　ほんとうに仲がいいんですね～と言われて、
　マ「そうですかね」
　テ「ま、一度も休まずにスピッツやってるんで」
　休もうと思ったことは一度もない？
　全員で「ないですね～」
　光邦「バンドって、よく方向性で迷うとかってあるじゃないですか」
　マ「ないですね～」
　テ「いっぱい休んじゃったら逆に怖い気がする」
　マ「うん、戻れない気がして」
　田「さっきメンバーで話してたんだけど、再結成してみたいね、って（笑）。再結成したら、アルバムとか出したときに話のネタになるし」
　（笑）
　田「話題になるし。『ありがとー』って」

　○バンド以外に「醒めない」ものは？
　マ「音楽以外にあるかなあ」
　田「あったら、オレらそっちに行ってるんじゃない？　バンドやってる以外に、音楽を聴くっていうのがあるじゃん、リスナーとして。それは醒めないよね」
　マ「ネット見てても通販サイトで楽器見てて飽きないとか。欲しいとかいうより、エレキギターの形見ているだけで、きれいだなあって。あの曲線とか、きれいだよ～とか」

　○老眼鏡
　曲を聴いていて、来年50歳になるメンバーのバンドというのが信じられない、と言われて。
　マ「今みんな若いですよ。オレら修造さんと同い年ですから。松岡修造さん」
　田「でも明らかにみんな字が見にくくなって。自分たちのアルバムの歌詞カードが見にくくて」
　マ「ああ。デザイナーさんに、文字もうちょっと大きくしたほうがいいんじゃない、とか言って」
　（笑）
　マ「たぶんスピッツ聴いててくださる人たちもオレたちと一緒に年を重ねていらっしゃる方もいるから、もうちょっと大きくしたほうがいいんじゃない？って」
　光邦「高齢者に優しいバンド（笑）」
　マ「民生さんなんてグッズで老眼鏡作ったりしてるし」
　田「そのへん、うまいよね（笑）」

　最後に、Czecho No Republicのタカハシマイさんの参加したレコーディングの話題なども。
　スピッツ主催の夏のイベントで知り合ったバンドとのつながりをちょこっと話に出して、今日は終わり。
　　　　
　流れた曲は「コメット」「ヒビスクス」。
　相変わらず、自然で無邪気に戯れる大人の子犬たち・・・。

　
●「俺たちの穴！」 FM fuji（7/26）
　聞きのがして録音し忘れたけど。
　https://twitter.com/fmfujiana/status/757933911028531200


　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　『醒めない』
　移動中の乗り物の中で聴きたい！
　だけど、たまたま閉じこもって仕事中。
　一人なら爆音で聴くんだけど・・・。
　だからちょっと欲求不満だけれど、もう少しの辛抱。
　
　いろんな顔や匂いをもった曲たちに、季節の風さえ心地よい。
　窓からの風は乾いていて、暑さを強調する無神経なウェザーニュースなんか粉砕してしまおう。