2019.03.03(日)
ここは終日雨みたいだ。
自宅で仕事をしながら、ときどき外を見る。
あとで母の施設を訪ねるつもりだが、今日の雨は春の雨なのか? 寒いのか??
そういえば少し前の雨の日に実家を訪れたら、門を開けた瞬間にかすかな沈丁花の香り。
大した手入れもしていないのに、健気なもんだ。
とくに好きというわけではないけれど、この匂いで、毎年春を意識する。
一昨日、相方も一緒に施設へ。
亡くなった父のことを私の母に話す。
もう何十年前のことだろう、その父の企画で両方の親たちが佐渡を旅したことがあった。その話をして、目を赤くした母。
東京に来るたびに私の両親を訪ね、一回り上の私の父をいつも敬ってくれる人だったなあ。話し好きな私の父が歓待して、酒を飲みながらの穏やかな時間だった。
まだまだしなければならないことがあり、息子は一仕事をしに、また故郷に向かった。
慌ただしい葬儀の流れを終えれば、あとは思い出話だけが故人と私たちを結ぶ。その時間を大事にするだけだ。
私の息子たちの中には、私たちの知らない祖父との共通の夏の出来事があって、幼い頃の夏の日がちゃんと彼らの中に着地したまま存在していた。それも父への感謝につながる。
息子たちは二人の祖父が本当に好きだったと思い出す。
私の父が亡くなったとき、息子たちはまだ10代の少年で、棺の中に手紙を入れてくれた。
貴重な手紙を、何ということか、私はこっそりコピーして手元に置いている(-_-;)。
祖父への感謝の文面はユーモアと真摯な言葉の絶妙なバランスで、どんな名文よりもいまだに私の心を揺さぶる。
これは彼らには内緒・・・。
映画『半世界』のプロモーションのためか、稲垣吾郎さんのインタビュー記事をよく目にする。
地上波のテレビではなかなか・・・だけれど。
でもいろいろな記事を読んで、過去も的確に総括しつつ、感情も大切に、でもそれに溺れることなく、非常にクレバーな男性なんだなという印象を受ける。
https://next.rikunabi.com/journal/20190218_p01/
あいみょんさんのこの記事はどうなんだろう。
彼女の楽曲は好きで、けっこうクセになるし、力があると思うけれど、ポスト~は、え?と思ってしまう。ご本人も、そうかも?
浜田省吾さんつながりの分析も浅すぎはしませんか?
桜井さんが浜田省吾さんを語っているインタビューは読んだことがあるけれど、事務所の先輩というだけでスピッツが・・・というのも、なんだか乱暴(笑)。
https://www.oricon.co.jp/news/2130434/full/
高梨沙羅選手もイチロー選手も、大変な時期だからこそ、心から応援しております!
そうそう、昨日は暖かくて、ひな祭りのプレゼントを宅急便の営業所に依頼したあと、ぶらぶら近所を歩く。
大学のキャンパスのはずれの陽あたりのよい緑地の紅梅白梅が静かに風に揺れていた。
八幡神社の赤い小さな鳥居の朱も、どこか春めいて見えたのは、私の錯覚?
時に悲しい季節が居座っても、やっぱり春は来るんだと、いい年してこんなことと、笑ってしまう。