■「踊る大捜査線」じゃなく「踊るドクター」
もちろん映画「踊る大捜査線 3」も見たいんですけどね。
ただし、ここで言いたいのは、TBS 日曜劇場の「GM~踊るドクター」のこと。
まだ1回しか放映されてないし、それもほんの2、3日前の深夜に録画してたのを見ただけなんだけど、いや、ちょっとおもろそー・・・。
「必殺仕事人2010」で見せた仕事人の悲哀と、表の顔の情けなさ、そして役柄ににじませた「藤田まこと」への惜別の情・・・。そういうものをぜ~んぶ流して、「踊るドクター」 Dr. 後藤を演じる東山紀之。
アイドルデビューのために1億円をすでに事務所に支払っているという、なんとも破天荒な天才医師なわけで。
ストーリーやまわりをかためる登場人物の魅力もちゃんと一本筋が通っている予感。これはいいかも・・・。
とくに「ヒガシ」ファンではないけれど、だからこそ、見てみようではないか!な気分です。
キムタクにも、こういう「おもしろい」企画を与えてあげればいいのにねえ(よけいなお世話でしょうが)。
「月のなんとか」というドラマはあらすじを見ただけで見る気をなくしたし、筋はおもしろそうなのに目を覆うような(笑)意味不明なオールキャストでタイトなはずの筋が散漫になってしまった「Mr. Brain」にはガックリきてしまったし・・・(3回でリタイアしました)。ま、それはいいんだけど。
疲れたときに見ると、ちょっと上向きになれそうな、そんなドラマ。
深夜にでも飲みながら見るのもいいかな。
あ、今HPで気づいた!!
「踊るドクター」じゃなく、「踊れドクター」でした
■「毒に愛嬌あり」
『朝日新聞』夕刊の連載「人脈記」、今回は「毒」がテーマ。
宮武外骨に始まり、毎回、ちょっと胸躍らせて読んでしまう。
宮武外骨については、10年くらい前だったか、彼のファンからいろいろ教えてもらった記憶があるのだが、そのときは「ふ~ん」くらいで特に興味をもたなかったのが不覚のいたり。
それでも、「人脈記」2回分の中に外骨の濃いめのエッセンスを盛り込んだ記者の文章力と構成力はたぶんなかなかのものだったのかも。あれからいろいろ読んでみたけど、「人脈記」で語られていた外骨の魅力以上のものは見つかっていないんだけど。
でも、あの批判精神と、「パロディ」という手法を用いた表現活動は秀逸。
「毒」を露わにそのまま見せられると、私のように「ごくごく常識的な平凡な、ことなかれ主義の人間」はついつい目をそむけちゃうんだけど、ユーモアや「外し」「道から軽く逸れる感じ」があれば、妙に惹かれてしまうもんだ。
一方、甘いだけの、優しいだけの言葉にはなんら心を動かされない天邪鬼には、恋の歌やバラードに隠された密やかな毒やエロはこの上ないご馳走になる。
「チェリー」しか知らない人には「ん?」なスピッツの妖しさも、私には適量の「毒」なのです、ハイ。
もちろん映画「踊る大捜査線 3」も見たいんですけどね。
ただし、ここで言いたいのは、TBS 日曜劇場の「GM~踊るドクター」のこと。
まだ1回しか放映されてないし、それもほんの2、3日前の深夜に録画してたのを見ただけなんだけど、いや、ちょっとおもろそー・・・。
「必殺仕事人2010」で見せた仕事人の悲哀と、表の顔の情けなさ、そして役柄ににじませた「藤田まこと」への惜別の情・・・。そういうものをぜ~んぶ流して、「踊るドクター」 Dr. 後藤を演じる東山紀之。
アイドルデビューのために1億円をすでに事務所に支払っているという、なんとも破天荒な天才医師なわけで。
ストーリーやまわりをかためる登場人物の魅力もちゃんと一本筋が通っている予感。これはいいかも・・・。
とくに「ヒガシ」ファンではないけれど、だからこそ、見てみようではないか!な気分です。
キムタクにも、こういう「おもしろい」企画を与えてあげればいいのにねえ(よけいなお世話でしょうが)。
「月のなんとか」というドラマはあらすじを見ただけで見る気をなくしたし、筋はおもしろそうなのに目を覆うような(笑)意味不明なオールキャストでタイトなはずの筋が散漫になってしまった「Mr. Brain」にはガックリきてしまったし・・・(3回でリタイアしました)。ま、それはいいんだけど。
疲れたときに見ると、ちょっと上向きになれそうな、そんなドラマ。
深夜にでも飲みながら見るのもいいかな。
あ、今HPで気づいた!!
「踊るドクター」じゃなく、「踊れドクター」でした
■「毒に愛嬌あり」
『朝日新聞』夕刊の連載「人脈記」、今回は「毒」がテーマ。
宮武外骨に始まり、毎回、ちょっと胸躍らせて読んでしまう。
宮武外骨については、10年くらい前だったか、彼のファンからいろいろ教えてもらった記憶があるのだが、そのときは「ふ~ん」くらいで特に興味をもたなかったのが不覚のいたり。
それでも、「人脈記」2回分の中に外骨の濃いめのエッセンスを盛り込んだ記者の文章力と構成力はたぶんなかなかのものだったのかも。あれからいろいろ読んでみたけど、「人脈記」で語られていた外骨の魅力以上のものは見つかっていないんだけど。
でも、あの批判精神と、「パロディ」という手法を用いた表現活動は秀逸。
「毒」を露わにそのまま見せられると、私のように「ごくごく常識的な平凡な、ことなかれ主義の人間」はついつい目をそむけちゃうんだけど、ユーモアや「外し」「道から軽く逸れる感じ」があれば、妙に惹かれてしまうもんだ。
一方、甘いだけの、優しいだけの言葉にはなんら心を動かされない天邪鬼には、恋の歌やバラードに隠された密やかな毒やエロはこの上ないご馳走になる。
「チェリー」しか知らない人には「ん?」なスピッツの妖しさも、私には適量の「毒」なのです、ハイ。