隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

モノレールからの光景

2015年05月30日 00時28分48秒 | 日記

2015.5.29(金)
 

 友達と相方と、少しだけアルコールを飲みつつのランチ。
 いろんな話の中で、ああ、みんなもがいて頑張ってるんだ~と感じる。
 肩の力が適度に抜けた人だから、こちらは焦ることなく穏やかに武勇伝を聞いていられる。
 ありがとう・・・。
 
 立川方面へモノレールで行く。
 今日は富士山は見えなかったけれど、少し重い曇り空の下にたくさんの家々が続いている光景は、いつも何かを感じさせる。
 ノー天気なときのおバカな私は、「民家の屋根って案外きれいなんだな」とか、「駐車場の車を見ていると、やっぱり白とかシルバーメタルとか多いんだなあ」などどほとんど意味のないことをぼや~っと頭に浮かべるだけだ。
 ちょっと考えることが重なって心が重いなあというときには、このたくさんの屋根の下には、ひょっとすると人には言えないような問題やいざこざや悩みを抱えた家族がいたりするんだろうな・・・などど考えて、少し心が揺れたりする。
 何もない幸せな時間は貴重だけれど(それはもちろん否定しないけれど)、でもそればかりだと人は鈍感になるのかな。失恋したり、家族に悩まされたり、友とけんかしたり、仕事が限りなくうまくいかなかったり・・・。そういうときがあるから、人にも優しく細やかになれるのかな。
 そんなこと言いつつ、たとえおバカになっても単純に幸せでのほほんとしていられたほうがいいかな、と思う私もいます。
 でも、「のほほん」ばかりが続く大人の人生なんて、なかなかないんだということもわかっている。



■猪苗代湖畔に「猪苗代野外音楽堂」

 http://www.minpo.jp/news/detail/2015051822866

 少し前のニュースだけれど、「東北ライブハウス大作戦」のひとつの成果なんだな。
 湖畔のライブ・・・どんな感じだろう。想像するだけで気持ちよさそうだ。
 いろいろなライブやイベントが開催されることを。
 


■ドラマ徒然
 今クールは少しワサワサしていて、あまりTVドラマはチェックできなかったな。
 そんな中で、NHKの「64」の映像と音声がよかったな。緊迫感と時の流れが目と耳で感じられた。
 ピエール瀧さんの演技が自然で、適度に重くて、でもしなやかで、私の生意気な期待の程度を大きく上回っていて感動!

 視聴率をなんたらかんたら相変わらず言われているけれど、NHKの「花燃ゆ」、私的には(フフ、生意気な言い方)全然OKです(「全然」の使い方、「全然OKじゃないぞ!」)
 「大河ドラマらしくない!」という人はきっと、ちまちまと人の心情や迷いが描かれるドラマを「大河ドラマ」とは認めないんだろう。違うかな?
 そういう「ちまちま」したドラマが好きな私は、毎週けっこう楽しんでいる。井上真央ちゃん、繊細だけど骨太な演技をする女優さんなんですね。

 「まれ」も、夜に見ている。一週間見られなかったときには土曜の午前中にまとめて。
 スピッツの崎ちゃんじゃないけれど、まれちゃんのケーキを前にした表情を見ていると、ケーキ、めちゃくちゃ食べたくなるよなあ。
 登場人物が生き生きしていて魅力的で、ある意味ああいう環境とは真逆なところで生きているような私にはまぶしいばかり。
 なかでも、桶作夫婦の魅力的なこと。
 まれちゃんの苦境に、画面のすみっこでうろうろする元治さんのかわいらしさ(姿からすべてステキ)、「魔性の女」、文さんの核心をつく見事な言葉と、それにちゃんと伴う乾いた優しさ・・・。
 同じように年をとるなら、あんなふうになりたいもんだと思いながら、確実に異なる道を進んでいる自分を顧みてしまう毎日・・・。



 毎日ちゃんと新聞を読みながら、衆議院特別委員会での安全保障関連法案の質疑応答やその論説を読んでいるのだけれど、相変わらず私の頭の中は整理されないまま。
 それでも、国の今後を左右する深刻な事態と思いつつ、こんなかみ合わない議論のままで採決にまでたどりついていいはずがないことだけはわかる。
 結果ありき、どこを落としどころと定めるか、そんなことで進められてたまるか、と思う。


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