隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

雪の朝です~「ロック大陸漫遊記」ちょっとまとめてみた

2018年01月23日 19時42分23秒 | スピッツ

2018.01.23(火)



なかなかリアルタイムで聴くことはできないけれど、録音したものをあとで聴くとしても、日曜の「ロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)はうれしい時間だ。
 毎回書いていますけど、これはあくまで自分のために記録なんで(だって、みんなすでに聴いているはずだし)、よかったら目を通してみてください。
 (聴き忘れても録音忘れても、radikoolの聴取可能期間が過ぎても、いろいろ聴ける方法はあるわけですけどね)


2018.01.21(日)21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
TOKYO FM


最初にオンエア曲を!

01 みそか(スピッツ)
 02 リヴィング・アフター・ミッドナイト(ジューダス・プリースト)
 03 パラノイド(ブラック・サバス)
 04 ハードブレイカー(レッド・ツェッペリン)
 05 シャイニー・デイ(アースシェイカー)
 06 SPARKLE(山下達郎)
 07 Dreamy Dreamer(LU-NA)

 いきなりのライブ告知。
 「EARTH×HEART LIVE 2018 TOKYO FM & JFN ~ROCK THE FOREST~ 森を創ろう!」
http://www.tfm.co.jp/ehl2018/index.html

 対バン相手は若手のsumika。
 「去年の30周年のときにもコメントをくれて、お世話になっているバンド」と。勢いのあるバンドということで、草野氏本人も「楽しみにしている」。
 sumikaの片岡健太くんがココココで、opening actのSUNNY CAR WASHのADAMくんがココココで、「うれしい」を表現しています。ワクワクが伝わってくる、短いけれど熱いメッセージ。

 最初はZO-3ギターの解説から。第二回では触れなかったので、今回はいろいろ使ってくれるらしい。うれしい予感。
ココでかわいいZO-3ギターを抱える本人が見られるよ。
 彼が最近購入したというフェルナンデス製のZO-3ギター。スピーカー内蔵のエレキギターで、結構歴史があるとか。スイッチ1つで、クリーンな音とひずみの両方を出せると実演してくれた。「アコースティック寄りの曲からメタルまで」、演奏できるんだってさ。

 オープニングはスピッツ「みそか」。
 今回は「ギター初心者の頃を振り返って漫遊記」がテーマ。

 中学のときに初めてギターを買ってコピーしたのがジューダス・プリーストの「リヴィング・アフター・ミッドナイト」だったと。彼らのほかの曲は速弾きが多くて難しそうだったけど、これはできそうかなと思ってチャレンジして達成感を味わえた思い出の曲。
 ZO-3ギターで、最初の部分をちょこっと弾き語ってくれた。きれいなハイトーンでメタル・・・。いまだに弾けるってところで、「三つ子の魂百まで」って。

「ああ、スピッツの洋楽カバーを聴きたい!!」

 ちなみに2ndアルバム『運命の翼』は買いました。もちろんLP。だからiTuneに入ってないし。今夜聴いてみよう。「リヴィング・アフター・ミッドナイト」が収録されているアルバム『British Steel』がリリースされた1980年初期は人生で最も忙しかったころで、まったく記憶にないのが残念。

 次はブラック・サバスの「パラノイド」。短くて小気味よく終わる楽曲。1970年のヒット曲! レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルと並ぶハードロックバンド。
 中学生のときにこれを聴いた草野少年、「サビがない!」「ボーカル、下手じゃない?」と衝撃的だったらしいけど(オジー・オズボーンのボーカル、今ならわかるけどって)、ギターがかっこいいのでくり返し練習して、これもコピーできたときはうれしかったそうだ。ZO-3ギターで実演、なんだかうれしそうな表情さえ、伝わってくる錯覚・・・。
 トニー・アイオミの指の切断事故のこと、そのために独自の奏法を編み出し、それはメタルギターのルーツとなった経緯を簡潔に解説してくれる。
 例えば、パワーコード。Gコードをすべて弾かずに2本だけ弾くことで、スピーディな曲にも対応でき、しかもクールにハードに聴こえる。また「トリル」なども、簡単だけど「すごいことをやっている」ように聴こえるんだそうだ。これも実演して聴かせてくれる。
 こういうメタルギターの奏法を広めたのがブラック・サバスのオリジナルメンバーのトニー・アイオミ。
 そういえば、スカパーだったか、ブラック・サバスの特集番組?があって、そこで草野+田村コンビが熱く語っていたっけ。草野の髪が短いときだから、「正夢」や「スターゲイザー」の頃? ビデオを撮ってあるから、そのうち見てみます。

 次は「ハードブレイカー」(レッド・ツェッペリン)。(70年代あたりのバンドを「後追い」してくれたおかげで、懐かしい憧れのバンドたちの名前が次々に登場してうれしい・・・)
 彼が中学生の頃は、『ミュージック・ライフ』の人気投票では、1位:チープ・トリック、2位:クイーンで、すでに活動を終えていたツェッペリンが3位か4位くらいにランクされていたそうだ。活動していないのにこんなに人気あるなら一度は聴いてみようじゃないかということで、最初に聴いたのが2ndアルバム『Led Zeppelin II』(大大ヒットアルバムです。ビートルズの『Abbey Road』を1位の座から引きずり下ろした)。
 ジミー・ページの編み出す「いかした」リフのおかげで、初めてギターリフを意識した、とまたまた実演。生の音。
 人気があるので、もっとポップなかわいい曲(笑)を予想していたが、当時「サイケデリック」がなんぞやということもわからなかった草野少年には「なんじゃこりゃ!」という感じで、アルバムの最初の曲、彼らの最大のヒットシングル「胸いっぱいの愛を」さえ受け入れるのには少し時間がかかったそうだ。でも「せっかく買ったので好きになるまで聴いた」とのこと。こういうところがロック少年は違うなあ。
 これもリアルタイムで聴いたら、きっともっとショックだったろう、と。
 「そういう意味で、ビートルズとかピストルズとかクリームとか、リアルタイムで聴けた人はうらやましい」(でしょ!)
 「でもオレはブルーハーツとかはリアルタイムで聴けてたから、うらやましがられることもあるのかもしれない」
 そういうのはあるだろうな、どの年代にも。待ちに待ったアルバムがリリースされて手に入れて、そして針を落として曲が流れる瞬間。あるいは、アルバムは買えなくても新曲がラジオから聴こえてくる瞬間。あの気分の高揚は大人になっても忘れられないもんだ。
 (あ、今でも、スピッツのニューアルバムには大人なりの高揚がありますよね)
 草野くんは、ボーカル ロバート・プラントの「ハイトーンでシャウトする」歌唱の功績を語っていた。たしかのちに喉を傷めてしまったのでは? 「ロンゲで美形」は当時の少女漫画にも影響を与えたのでは、というレッド・ツェッペリン。
 そういえば、オリジナルメンバーの名前をいまだにフルネームで言えるバンドだな、ビートルズとストーンズとツェッペリン(笑)。

 たくさんのメッセージが届いてうれしい発言。初めてラジオの番組をもったときは手紙もメッセージも少なくて、違う曜日担当のBAKUには山のように届いていたのでうらやましかったそうです。
 読んでくれたメッセージで印象的だったのは、お母さんがJAPANのファンで、そのお母さんの解説をLINEで聴きながら先週の漫遊記を楽しんだという・・・。ロックが世代を越えていくよ!

 そしてジャパメタの代表バッター、アースシェイカーの「シャイニー・デイ」。久しぶりに聴きました!
 「ジャパメタのなかでも比較的ポップな感じ」と。彼は高校生の頃、コピーバンドを組み、何度もライブに行ったそうだ。
 「シャイニー・デイ」は文化祭でやったそうで、「人生初めての弾き語り」で思い入れのある曲。だけど、遠い昔のことなので、ギターはできないとギタリストに頼んだような、でも自分で弾いたような・・・。そのあたりの記憶が定かではないらしい。

 そして山下達郎「SPARKLE」。彼が16歳のときに1年間エレキギターの教室に通っていたとき、課題曲だったのがこれ。
 リフとフレーズ(実演付き。最初失敗して「弾けねえ」とか言ってたね)を100本ノックのようにくり返し練習させられた、と。当時は「なんで、これを?」と思っていたけれど、のちになって、ミュート、空ピッキング、オルタネイトピッキングなどを学んでいたのだということに気づく。そして、この曲の魅力も大人になってわかった、と。そういう思い出の曲だそうだ。
 曲終わりに、「今聴くと、(さっきの演奏は)微妙にカッティング違ってたな、ま、いいか」ということでした(笑)。ハードロックな曲たちのあとに流れる山下達郎はなかなか味わい深い?

 「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナーは、LU-NA(「ルーナ」と読む。「幻のリリースバンド?」)の「Dreamy Dreamer」。
 札幌出身で、スピッツと同時期にデビューしたバンド。「期待の大型新人」というわけではなく、音楽雑誌の最後のほうにあったモノクロの広告ページでスピッツと隣り合わせで紹介されてたバンド。
 その頃は曲を聴いたこともなかったけれど、最近聴いて、インパクトがあって、ちょっといいんじゃないと感じたと。声がいい!と。
 「昔、平井堅くんの声を早回しすると一青窈さんになるとか、草野マサムネの声を早回しするとkiroroやCoccoさんになるとか、あったじゃないですか(知らなかった)。それでいうと、フラワーカンパニーズの圭介君の声を早回しするとこのLU-NAのボーカルの声になるんじゃないか、と」
 「気持ちのいい周波数をもった歌声」と形容していた、「時代が早かったかも」とも。
 シンセサイザーの音は今聴くと古いけれど、それも味わいがあるのでは・・・と。
 たしかに、かわいくて、でも乾いていて、YUKIちゃんよりも普通な感じだけど、ステキな声ですね。弾むポップ感も。最初、女性ボーカルのバンドとは思わなかったので、「圭介君の声を早回し? ん?」と思ってしまった。

 来週は、彼が「最近よく聴いている気になる邦楽ナンバー」を紹介してくれるそうだ。主に最近のもの。
 そして、リクエストも!と。

 シンプルな番組進行がたまらなくいいですね~。
 来週も楽しみ。今回の曲たち、また聴いてみよう。



                             


 今朝はよく晴れて、真っ青に新雪の白が美しい一日でした。なんて呑気なこと言っていられなかった方も多かったでしょうね。
 今日は午後から仕事で午前中は健康診査だったので、助かりました。

 

 
 
 
 別に珍しくもない雪景色ですけど、私には貴重な風景。
 
 そして、子どもたちの通学路にこんなデカイオブジェが・・・。

 

 

 だ、だれが作ったんだろう?


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