今,窓の外には大きなカブトムシの雌が部屋の灯りめがけて窓に何度もぶつかっています.
結構大きな音なので,ちょっと落ち着かない気分です.
さて,今日は先日の庭園見学会の続き.
川端龍子の庭園を見学した後,更に気温が上がり,みんなコンビニで飲み物やアイスキャンデーなどを買って暑さ対策をしていました.
外で食べる‘しろくま’,おいしかったです~
龍子記念館から徒歩で登り道20分くらい,池上本門寺の敷地にたどり着きます.
こちらから来ると本門寺の奥庭,松濤園をまず見ることが出来ます.
この庭園,雑誌で見て知っていたのですが,パンフレット形式のクイズに答えないと見学させてもらえないと書いてあったので,ちょっと億劫な気がしていました.
今回はコアメンバーのFさんが代表で答えてくれたので,みんなお気楽な気持ちで待つだけ.
朗峰館ロビーの冷房で生き返るような気持ちになりました.
さて,無事11問のクイズに正解して見学できることに.
松濤園は,自然な窪地を活かして低いところに池,周囲の高低差を活かして流れ,山側に茶室や四阿などの配置がされています.
小堀遠州が作庭したと伝えられていますが,戦災でかなりやられてしまったそうなので,小堀遠州が作庭したものがどこまで保存されているのか・・・
まず,ロビーから見える池の景色.
高台から池とその向こうの景色が見えるようになっています.
池に流れこむ滝と流れ.
池の近くは水が少しあったので,この日は水を止めていたのか,もともと「枯れ」なのか.
遠州が作ったのか,昭和になって増築?されたのか・・・色々な疑問がわきました.
こんな石が更に激しくごろごろ.流れを作っています.
やまめが何となく抱いていた小堀遠州の雰囲気とかなり違う・・・かも.
山灯籠も迫力です.
このあたりは荒々しささえ感じる迫力の石の景色っていう感じです.
高くなった土地の辺縁には,由緒正しい茶室や四阿があります.
灯籠も,色々な形のものを見ました.
これは,灯りと水くみの機能が組み合わされた実用的な灯籠のようです.
ユニークですね.
もう一つ,笠の形がちょっと変わっているなと思ったのでパチリ
三角や扇のような形に小石がはめ込まれているデザインの敷石(じゃなくてコンクリート製かも).
何故かタヌキの彫刻まで.
みなさんも是非クイズに答えてこの松濤園にいってみて下さい.
クイズの問題は時々更新されるらしいので注意して下さいね.
ちなみにクイズは本門寺の敷地を歩き回って回答を見つけるものらしいので,先に朗峰館でパンフをもらった方が良いかも知れません.