やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

早咲きのサクラ

2011-02-27 | 樹木
おとといは春一番が吹き,本日もポカポカで,何だか一日おきに春と冬が感じられます.

寒の戻り,三寒四温という言葉が浮かんでくる時期になってきたということでしょうね.

さて,そんな季節にふさわしく,早咲きのサクラが満開になっていました.

何となく色が薄い気もしますが,たぶん,カワヅザクラではないかと思います.



ピンク色でかわいいなぁ~と画像を見ていると,奥の枝先があちこちブッツリ切られていることに気づきました.



サクラなのにこんな切り方アリですか?anger

やっぱり落葉樹は葉のない時でも美しい枝振りを愛でたいものですよね.

ぶつ切りの枝はいただけません.


そういえば,以前見に行った小田原城の立派なクスノキたちも未だにどうなるかわからない状況の様です.

最初は人工的に植えられたにしろ,今は立派に育って極相林のような感じだと思うのですが,ここを間引いたり,枝を切り戻したりするかも知れないというウワサを聞きました.

間引いて落葉樹を混ぜて複雑な生態系を作ろうという考えもあるらしいのですが,人間が自然を模写するようなことをここでやろうとすると,かなり無理してクスノキの枝を切ったりしなければならないのでは・・・・

せっかく素晴らしい景色を作っているのにひこばえをたくさん出してそこらへんの街路樹のようなみっともない樹にするのは反対です.

むしろもっと雄大なお城にふさわしい景色になればいいのになぁと市外の住民ながら思います.

空間の雄大さを演出してくれるもののひとつは樹木なんですから.



それと,師匠によると,クスノキの老木は枝が細くなってその先にこんもりした葉が茂り,何ともいい感じになるのだそうで.

ここのクスノキたち,是非今のまま年を経てこんもりした枝をたくさんつけて雰囲気を作っていってもらいたいものです.