花から花へ・・・

ソメイヨシノが終わり，オオシマザクラ，ヤエザクラ，シダレザクラなどが満開ですね．

八重のサクラは咲いているとかわいいなぁと感じるものの，散るときなどに哀愁のようなものは感じません．

やっぱりソメイヨシノは特別ざわつきますね．

日本人の心に何か刷り込まれているのでしょうか・・・？




庭でも，一週間単位で主役が変わる季節となりました．


咲き始めた花は，

オダマキ．

実生で色々なところに色々な種類のものが勝手に育っています．

花は可憐なのに，強い植物ですね～．

オステオスペルマム．

これも枯れそうで枯れず，元気で3年目です．

モンティア・シビリカ．

3シーズン目．

いつの間にかいなくなっているのですが，気に入ったところで芽を出し，繁殖しているようです．タネを見ないような気がするのですが，どうやって移動しているのか・・・

勝手気ままな印象．

今年は鉢植えのみ，斑入りの品種のみに限定したチューリップ．

野菜栽培用の真っ白なプラ鉢に植えたのですが，これはこれでなかなか華やかです．

鉢植えで育てているためイマイチ調子が出ないフジザクラ．

今年も花の数は少なそう．

いつか満開に咲いてくれることを願って挿し木でいただいてから早5年目．

そして何といっても2～3週間後くらいから主役になるであろう，バラ．

たくさんのつぼみが上がってきています

楽しみ～

スモークツリー

先日，晴海のトリトンスクエアに行ってきました．

そこでは10年前に新樹種として扱われていた珍しい樹木がたくさん植えられていて，現在はその中で一般的に浸透したものもたくさんあるそうです．

その中のひとつでしょう，スモークツリー．

鉢植えでも楽しむことが出来るだけあってこの人工地盤上，30センチもないところで元気に育てられるようです．

樹形は自然だと太い枝がニョキニョキ生えただけの大味な感じですが，ここでは剪定したところからサルスベリのように枝をたくさん出していました．

この時期はちょっと格好悪いかも知れませんが，これもありかな・・・と思わせる新芽のかわいらしさ．

葉っぱと花の両方が魅力的なスモークツリーですが，実は新芽に触ってみると，とてもいい香りがすると教えてもらいました．

そっと柔らかな葉をつまんでみると，さわやかなレモンの香り．

さぁ，皆さん．

今です．

スモークツリーを見かけたら新芽を触って見てください．


きっと感動するほどさわやかな香りを楽しむことが出来るでしょう．

あっ，ただしウルシ科の植物なので，弱い人は気をつけてくださいね．


スモークツリー(ウルシ科ハグマノキ属)

学名：Cotinus　coggygria

別名：ケムリノキ，ハグマノキ

雌雄異株で，雌の木の花後の花序が羽毛状となり，けむりのように見えることから．

花期は５－６月．