いよいよ,東福寺の方丈庭「八相の庭」,重森三玲氏の代表作といわれるお庭へ.
まず東庭.
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円柱の石は北斗七星に見立てたもので東司の柱石の余り石を利用したものだそうです.
生け垣を天の川に見立てて小宇宙を表現したといわれています.
石で北斗七星を庭の中心に作り出してしまうなんて,ずいぶんわかりやすくも大胆な発想だと思いました.
次,西庭.
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これは確かに植物と砂で構成されていますが,生き物というより,緑色の立体です.
幾何学的な市松模様は古代中国の田制「井田」にちなみ,「井田市松」と呼ばれているそうです.
苔のカーブがきつすぎます・・・絵画のようなラインですね.
北庭.
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石と苔で作られた市松模様が,東に向かうにつれてまばらになっていくとても印象の強い庭です.西から仏教が伝来して日本に伝わっていく様を表現したということです.
幾何学的で規則的な模様の繰り返しは,人工的で,信仰の力強さを表しているような気がしました.
昔から市松模様は庭や建築,着物などに取り入れられていたことを考えると,めずらしい意匠ではないのかも知れませんが,だんだんまばらに希薄になっていくような配置が新しいのかもしれませんね.
苔はウマスギゴケ.
このデザインを色々な人が真似ている気がします.
それだけインパクトがあるデザインだということなのでしょう.
苔が盛り上がってモコモコな感じでしたが,あの四角を維持するには手入れが大変なんでしょうね・・・
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南庭
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廊下を左手から歩いてくると,こんな感じに石組みから現れてきます.
18尺ある横長の石は写真では全く伝わりませんが,質感,重量感からくる迫力はかなりすごいし,石の迫力をひしひしと感じました.
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ただ,ちょっと離れて見てみると,本当は蓬莱神仙思想を表現しているのに,やまめには大きな鯨のような魚がうれしそうに群れているようにしか見えませんでした.
水面からヒレを出して・・・
まず東庭.
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円柱の石は北斗七星に見立てたもので東司の柱石の余り石を利用したものだそうです.
生け垣を天の川に見立てて小宇宙を表現したといわれています.
石で北斗七星を庭の中心に作り出してしまうなんて,ずいぶんわかりやすくも大胆な発想だと思いました.
次,西庭.
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これは確かに植物と砂で構成されていますが,生き物というより,緑色の立体です.
幾何学的な市松模様は古代中国の田制「井田」にちなみ,「井田市松」と呼ばれているそうです.
苔のカーブがきつすぎます・・・絵画のようなラインですね.
北庭.
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石と苔で作られた市松模様が,東に向かうにつれてまばらになっていくとても印象の強い庭です.西から仏教が伝来して日本に伝わっていく様を表現したということです.
幾何学的で規則的な模様の繰り返しは,人工的で,信仰の力強さを表しているような気がしました.
昔から市松模様は庭や建築,着物などに取り入れられていたことを考えると,めずらしい意匠ではないのかも知れませんが,だんだんまばらに希薄になっていくような配置が新しいのかもしれませんね.
苔はウマスギゴケ.
このデザインを色々な人が真似ている気がします.
それだけインパクトがあるデザインだということなのでしょう.
苔が盛り上がってモコモコな感じでしたが,あの四角を維持するには手入れが大変なんでしょうね・・・
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南庭
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廊下を左手から歩いてくると,こんな感じに石組みから現れてきます.
18尺ある横長の石は写真では全く伝わりませんが,質感,重量感からくる迫力はかなりすごいし,石の迫力をひしひしと感じました.
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ただ,ちょっと離れて見てみると,本当は蓬莱神仙思想を表現しているのに,やまめには大きな鯨のような魚がうれしそうに群れているようにしか見えませんでした.
水面からヒレを出して・・・
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