やまめの庭つくり

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珍しい花材

2009-11-12 | フラワーアレンジメント
先日のローラン先生の教室でアレンジメントに使った花材は,モダンな雰囲気のものにするため,ちょっと変わった花材が使われていました.

あっ,でもプロから見たらよくあるものなのかもしれません.

あくまでもやまめ的に・・・・珍しいと感じた花材ですからね・・・

まず,このロベの実down



正確には‘フェニックス・ロベレニー’(別名シンノウヤシ)という,ヤシの仲間だそうです.

原産地はベトナム~ミャンマーで,八丈島の特産となっている観葉植物です.

椰子の実のイメージって,ココナツの形だと思っていたんですが,赤黒い実は確かにオシャレ.

形は箒みたいな構造ですが・・・alien


もう一つは,斑入りのツル植物down

肉厚のややつや消し風,デリケートな雰囲気の植物です.



名前はサクララン

え,sakuraランyellow25!?

何か違う・・・と思ったらガガイモ科サクララン属(原産マダガスカル)の植物で,やっぱりランじゃないことがわかりました.

でも,花が蝋細工などのように美しいので,「ラン」が名前についたそうです.

最後はこの植物down



実は花屋さんなどで結構見かけるから珍しいというわけではないのですが,名前を忘れてしまいました.

何でしたっけ~yellow22symbol6

しかも,ツボミなのか,実なのか・・・・

オーストラリアあたりで生まれていそうな感じですが.




おいしいコブタ

2009-11-09 | ノンジャンル
今日は打ち合わせで,メトロ有楽町線江戸川橋駅に行きました.

喫茶店に入ろうと言うことになったのですが,いつものドトールは混雑していてダメ.

ということで,新たに発掘したのが「森のこぶた」という,入り口からしてかわいいお店.

店内には手編みのラグやセーター,マフラーなどが飾ってあり,毛糸やポストカードなども雑貨好きの琴線に触れるものばかり・・・・kirakira2

ランチもおいしそうだったのですが,直前におそばを食べたばかりだったので,遠慮しておきました

でも,テーブルの上に並んでいたものに目が釘付けになってしまったんです.

ランチについてくるパンなのですが,パンだけ食べたいというやまめたちの希望に答えてくれて,3個だけなら・・・・と出してくれました





どうです?かわいいですよね~

大きさは6-7センチくらい.

鼻と耳としっぽはカリッと焼いてあって中はふわふわ.
おいしいパンです

是非近くに行くことがあったら寄ってみて下さいね



ワイヤーワークのブーケ

2009-11-08 | フラワーアレンジメント
先月から,ローラン先生の教室は自由が丘のアトリエに引っ越ししているのですが,2回目の今日は飾り付けなどに更に力が入っているようでした.

入り口はアレンジとクリスマスリース?でお出迎え.



入ってすぐのスペースは,こんな感じ.



右はキャンドルスタンドで,足元には多肉が植えられています.

左上は,ムラサキシキブやヤマブドウ,紅葉したカシワバアジサイの葉などの活け込みと,バラのアレンジメント.

ローラン先生の世界ですね・・・yellow18symbol4


さて,今日は苦手なワイヤーワークの花束でした.

何が苦手かというと,この,アルミの自遊自在.

全然自由に遊べないし,先生のように一方向に止めることはなかなか出来ません.

単純にワイヤーを他のワイヤーに絡めて止めるだけなんですが,動かないように止めるのが難しいんです.



先生の作ったワイヤーのフレームupは何気なく見えて実は美しいんです.

このときみんなの手元にあったフレームはやまめも含めて収拾がつかなくなる一歩手前の状態だったはず・・・


今日は花束と言うより,ワイヤーの曲線や花とのからみが美しく出来るかどうかがポイントだった気がします.

でも,今日は少しうまくいったかな.80点kirakira



なんて思って,ローラン先生の作品downを見たら,全然ダメじゃん!!!って思ってしまいました.



ワイヤーと花がコラボして,ちゃんと空間を創り出していますよね.

やまめのワイヤーワークはクルクルしているだけ・・・

う~ん.プロとの差を今日も身にしみて帰ってきました


ちなみに今日の花材は

カラー,ケイトウ・ボンベイ,アジサイ,リューカデンドロン,ヒペリカム,ゼラニウム,サクララン,ロベ(フェニックス・ロベレニー)の実,レモンリーフ,ヤツデ

でした.



ツルバラ

2009-11-07 | ガーデニング
ツルバラの上手な育て方についてマダム高木に質問してみました.

すると,その年に伸びたシュートを真っ直ぐに育てることが大切ですというお答えでした.

確かに高木邸の庭に一歩踏み入れた途端に,一番気になったのはパーゴラの屋根のはるか上まで枝を伸ばしているバラでした.

しかも,枝同士,パーゴラにくくりつけてある感じで,結構ギュッとしばってあります.

そして,沢山の葉がモサモサッと生えています.




これは,余分な芽を出させず,ひたすら光合成をさせて株を充実させるためのことだそうです.

主枝を横に誘引してしまうと,脇から芽が出てしまうのですが,ツルバラは基本的に一季咲きのため,無駄なエネルギーを消費してしまうということです.

花が咲いた枝は花がらを切るだけで特に気を遣わないで良いのですが,翌年のためのシュートは大事に大事に真っ直ぐ育てるというわけです.

これが唯一のコツだということなので,ツルバラの誘引方法など不安だったのですが,何だかツルバラにも挑戦できるような気がしてきましたyellow24kirakira2

ちなみに冬の仮剪定は木バラなどよりはやや早めに,年内に葉をしごいて剪定,誘引してあげた方が芽が無駄にならずにいいかも,と教えて下さいました.

コンパクトで香りのよいツルバラは何がオススメですか?と聞いてみたところ,

「小輪で香りが良いものは思い浮かばないけど,中輪なら,剣弁高芯だけど,コンパッションという品種が育てやすくてオススメね.」

ということでした.

コンパッション(Compassion(Cl))は,ピンク~クリーム色で,四季咲き,豊かな香りで枝があまり伸びずにコンパクトな樹形(樹高2m)と,何拍子も揃っています.

剣弁高芯咲はあまり好きではないのですが,一度本物の花を見てみたいものです.






マダム高木のバラの庭2

2009-11-05 | ガーデニング
マダム高木邸の続きです.

まず,門を入ってカーポートを抜けると右手に大きな木のテーブルがあり,その向こうにはサンルーム.

テーブルの上には,庭のバラがまるで本の中から抜け出たように美しく,こんもりと活けられていました.



こんな風に自分のバラで花瓶をいっぱいにしたい・・・・と思ったのが,やまめのバラ栽培の発端だったことを思い出しました.

憧れですね・・・



お庭には,雨などでやや傷んでしまったものの,香り高いバラの花たちの競演,といった感じで咲き乱れていました.

秋にこんなに咲かせられるなんて,さすがというほかありません.

しかも,地植えの株間は50センチくらいと狭いyellow25!!

好きなバラをどんどん増やしていったら,今の状態になってしまったとかnose4

しかも,鉢で育てているものも相当あるようでした.

そのため,枝はシュロ縄である程度広がりすぎないように調整していますが,かなり枝も葉も重なっていました.

ふつうなら蒸れたり,病気が発生して大変なことになると思うのですが.

高木先生は一人で毎週の消毒と毎日の観察によって病気を予防することでこんな環境でも元気にたくさん咲かせていられるとおっしゃっていました.

やまめの庭も,こんな感じの株間なので,やれば出来るんだというお手本を見せてもらった気がしました.

バラをきれいに咲かせるには,とにかく葉が大事

そう何回もおっしゃっていました.

そのためにものすごく気をつかって育てているそうです.

やまめも来年はこの一点にかけて頑張ってみようと思いますyellow24symbol5


以下,素敵なバラの一部を紹介.



スノーグース
小輪の花が一年を通して咲き続ける.
他のバラと引き立てあってとてもかわいい



フランシス ドゥブレイユ
この写真は花がかなり終わっている状態.
花数とシュートは少なめだが,強い香りを放ちながら,繰り返し良く咲く.
やまめも育てていますが,密かにNo.1だと思っている美しい花.



マダム シャルル ソヴァージュ
華やかな香りが魅力的.
バラの香りは朝の10時頃が一番香るそうです.
春に比べてゆっくり咲いてくる秋の方が強い香りが楽しめるとか.



マダムタカギ
育種家の寺西菊雄氏が作出し高木先生に捧げられたバラ.
白い花かと思って芯をのぞき込むと,ラベンダー色のような青みがかって見える.