やまめの庭つくり

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マダム高木のバラの庭

2009-11-04 | ガーデニング
今日はグリーンアドバイザーの企画で,高木絢子先生宅のバラいっぱいのお庭を拝見しに行きましたrun

現地はやまめの自宅から約2時間,ちょっと遠いですが,15名限定というプレミアツアーに選ばれたメンバーは,みんなワクワクでしたkirakira2

先生のお名前は,「マダム高木」として,バラの品種名となっていたり,雑誌の中でバラの紹介をされている先生という程度しか知らず,不勉強なまま行ってしまったのですが,先生のお庭,すごかったです.

雨や風で多少傷んでいるということでしたが,想像を遙かに超えて満開といっていいくらい咲き乱れていました.

個人のお庭ですが,これも「想像を超えて」密植,枝葉もかなり重なっていたのに病気がなく,全員元気.

先生は,「「庭」じゃなくって「畑」なの」と謙遜していましたけれど,長年好きなバラを集めて育てたらこうなった,ということでした.

オープンガーデンと聞いたのですが,一年のうちほとんどをバラの世話や講演活動,取材などに費やしてしまうため,限られた人,団体に4日間だけしか公開していないとか・・・

今回のGAツアーは超特別だったらしいです.

よかった~



先生にとってバラの庭はもう一つの部屋,バラは毎日顔を合わせて語り合う大切なパートナーということでした.

このお庭で22年,その前からの時代を数えると実に42年間もバラと関わってきたそうで,バラの「顔色」を見るだけで「体調」のようなものが分かるようになっているそうです.

植物の顔色や体調って,変かもしれませんが,毎日見ていると何となく感じますよね.

みんなで一時間半くらい,バラを育てる上での苦労,工夫,楽しみなどを聞き,もちろん咲き誇る沢山のバラの間をぬって香りをかぎまくりました.

あっという間に時間が過ぎて,まだまだたくさん質問したかったのですが,袖を引っ張られるようにして終了・・・・

どんな質問にも丁寧に答えて下さった先生の人柄も,とても好きになりました

今日は画像容量がきついので,明日~,お庭の様子をアップして,質問の内容なども載せたいと思います.

家に帰ってきて自宅のバラを見たら,密植度は似ているのに,何て貧弱なんだろう・・・symbol5symbol5と悲しくなりましたが,来年以降の長い目で見たバラの園を夢見て,また頑張ろうと思いましたyellow24kirakira







樹木を活かす

2009-11-03 | 造園
このケヤキ・・・



もとは12メートル以上あった立派な樹だったらしいですが,ジャマになったので切られてしまったそうです.

三溪園で見た「枝下ろし」作業とは全く違います.

ただ,「切った」だけ.

こんな風に幹のようになっているところまで強く切りつめると,芽が新しく吹いても,そのまま枯死してしまう場合があるということです.

造園の職人さんは,こんなふうには絶対切りません.

もっと上の枝のところを切って,新しく芽を吹かし直して全体の形や丈を調整するのです.

伸びすぎると,風通しが悪くなったり,倒れやすくなったり,形が悪くなるので,樹をリフレッシュさせてあげるわけです.

・・・残念な状態ですnose3

樹をこんな目に遭わさないように,庭のデザイン,設計をするときの既存樹の取り扱いはとても大切です.

移植可能か,時期は,準備期間は,養生する場所は,期間は・・・色々と考えることはいっぱいです.

でも,このようなことをきちんと考えることによって,施主の方にとって思い出深い樹を残してあげられるかも知れません.

先日のランチの時の話題も,家の改築工事の際,ついでに庭も直したら,どの樹も移植が難しいと言われて,ずいぶん好きな樹が消えることになった・・・という話がありました.

既存の状態から,どれだけ思い出や好みに対応した植栽をしてあげられるか,喜んでいただけるか・・・

「デザイン」の他にこのようなことについて考えるのも大切なことです.

樹木というのは長年のひどい手入れが徒となって,かわいそうな樹形のものがたくさんありますが,それでも施主の方にとっては思い出があり,日常生活の中のワンシーンを演出するのに大切な存在.

これからも枝下ろしや剪定の際,師匠の技を見て,盗んでいきたいと思いますkirakira2




秋のランチ

2009-11-01 | ノンジャンル
私事ですが,先月から今月にかけて快気祝い,送別会,クラス会,祝勝会?,懇親会と,2週間の中で食事会が続きます.

こんなことは滅多にないのですが,おかげで普段縁のないお店に行くことにもなりました.

家族は麺星人のため,ラーメン屋rarmenさんかお蕎麦屋さんしか行かないので,女性同士の集まりは本当におしゃべりも楽しみですが,お店を選ぶのも楽しみですねkirakira

今日はベイシェラトンホテルの8階,木の花というお店でランチfork

懐石風の細やかな季節感あふれる料理を楽しみました.

といっても3時間半しゃべり通しで,仲居さんが料理の説明をしているのに「はいはい」と生返事をしながら結局ろくに聞いちゃいませんでした・・・yellow12

せっかくなので,中盤あたりに登場したお料理の写真だけでも.



茅葺き屋根を取ると,そこにはあん肝のムースのようなものが入っていました.

紅葉の下は鯖のお寿司,その上のミノムシ風のものはエビでした.

日本食はこんな細かいところが職人技を感じられていいな~と思います.


今日のメンバーは話を聞いているととても前向きになれるポジティブでエネルギッシュな女性達の集まりでした.

やまめもそのエネルギーを分けてもらって,パワーアップしたいと思いますyellow24symbol5