もちろんフラットを用意して画像処理していますが、
いつもその難しさを痛感しています。特にFSQ-130EDとフルサイズのチップですと、
周辺減光が大きく、補正できません。
フラットの取得はELシートを発光させて取得しています。
それでも、ステライメージやPhotoshopで軽く処理する分には後の追加処理で
どうにかなりそうです。↓はフラット補正後にステライメージのレベル調整した画像です。
まあ、こんな感じでしょうか?
しかし、周囲の分子雲など描出したいときには、私にはPixInsightが必須です。
PixInsightならある程度の長時間露出をしたなら簡単に描出できます。
↓がPixInsightのSTFでストレッチした画像です。
もちろんこれでもELシートによるフラット補正済なんです。
ここまで周辺減光がひどいと、もう更なる補正は無理です。
トリミングしたなら簡単に分子雲を炙り出せますが、、、。
根本的にフラット画像取得の方法を変えなければならないように感じています。
やっぱり”積分球”を作らなければならないでしょうか?
さあ、発泡スチロールの大きな”球体”みつけなければ、、、。(笑)
もちろんフラットもダーク減算しております。
短時間露光であってもダーク減算か、バイアス減算しないとフラット補正不足になります。