五丈原って秋でしたよね？

　今日が卒業式という学校も多かったようで花束を持った学生さんをよく見かけました。卒業式の時季は一時的に冷え込む日があったりしますが、卒業式飲み会とか今夜は寒かったんじゃないでしょうか。
　
　それでは以下は、馬師父はギリギリ道を踏み外していないという評価をして良いのか、議論の余地がある今週のサンデーの感想です。

　いちおう事件が進展したっぽいので来週が解決編であることを期待しています。
　
　というのが今週の主な感想だったりするんですが（笑）これじゃあんまりなのでもう少し。
　大和警部と高明さんと小橋さんは幼馴染だったようですが、これはまた幼馴染恋愛フラグということでしょうか。こんなにまで幼馴染同士を引っ付けなくても良いでしょうに、清々しいほどの律儀さですね。
　私の大好きなNHKの人形劇三国志（川本喜八郎の人形と細野晴臣の音楽が最高なんです）の最終回は『孔明五丈原に死す』なんですけど、高明さんは容疑者になったと思ったら、いきなり生命の危機ですね。
　しかも場所は殺人事件の現場、とココまでは緊迫感がありますが、今週になっていきなり館の場所を「五丈の森」とか言われても…。そういうネタの小出しはヴァン・ダインの二十則からみてどうなんでしょう（コナンにこれを言ったら終わりかも）。
　さて今回高明さんが孔子の言葉を引用していますが、孔明は儒家というよりは法家の徒ですし、今回は孔明を軍師として位置づけてるのだから、引用するなら孫子か呉子から引っ張ってきて欲しいなあ。
　
　というわけで私もコナン君に孔明が主君の教科書として進呈した『韓非子』からアドバイスをおくりたいと思います。
　『巧詐は拙誠に如かず』（巧みにいつわりごまかすのは、つたなくても誠意があるのには及ばない。）
　どんだけバレそうだからってAPTXの解毒剤１００錠は無いわ。


一言どうぞ