オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団中です。親の介護について書いています。

85歳の女優

2011-02-06 20:07:00 | 演劇
映画「ライフ イズ ミラクル」では線路とアマチュア楽団の演奏が魅力的でした。
劇団鹿殺しの「電車は血で走る」を思い出します。
「電車は血で走る」では、満身創痍の楽団が電車その物であったりします。
ドアの開閉など、トロンボーンを持った俳優さんの動きで、そうとわからせます。

どっちも、楽団の使い方がスゴク好きです。

高齢者劇団のさいたまゴールドシアターの次回公演を観たいと思っています。
劇団員全員が舞台上に並んだだけで、絵のように美しいのだとか。
ほとんどが演劇経験ない方なのですよね。
台詞が覚えられない役者さんが多くて、本番は大声でプロンプターが忘れた台詞を言っているのですよね。
でも、すばらしくて感動するって。

2009年放送された、この劇団のドキュメントを偶然見つけました。
最高齢のシゲモトさんに視点を合わせた内容です。
シゲモトさん、テレビ放送時点で83歳ってことは、今年は85歳か。
ぜったい観に行きますよ。

お暇でしたら、ご覧ください↓
NNNドキュメント’09 動画 「もう一度 輝きたい 蜷川演劇に挑む83歳」 09年10月18日放送分http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-3158.html

シゲモトさん、演技への理解が深いと蜷川幸雄のお墨付き。
千人以上の応募者からオーディションで選ばれた劇団員さんたち、人生の困難がその人の魅力になっているんですね。

演技ってすばらしいな。
「カルメン」頑張ろーっと!

それにしても、シゲモトさんの元夫、腹立ちます。
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あと6日

2011-02-06 13:53:00 | オペラ
きのうは「カルメン」の通し稽古でした。
ソリスト、フラメンコダンサー、子役も揃って練習しましたが、残念ながら演出家が体調不良でお休みされました。

前回の稽古で、ホセさんが女工の歩き方を指導してくれました。
ホセ「もっと身体揺らして!」

きのう、ホセ「揺らせるようになったね。もっとやっていいよ。」
お昼休みに休憩に広場に出てくる場面の、女工の歩き方です。
女工たちが男性を誘惑する目的で広場に出てくるという演技が、はっきりと、そして露骨に(笑)表現したいので、すごくいいアドバイスでした。

ソリストさん同士も、打ち合わせをしていましたね。
ズニガとホセのチャンバラの型とか、ホセがカルメンに暴力振るう場面。

カルメンがマヌエリタ(私です)に、バカにした挑発的な演技をしくれるので、それに反応して「火に油」注がれたみたいに「ふざけんなよ!」しています(笑

オペラ始めて10年過ぎたかな。
プロの歌い手さんを見よう見まねするのが、演技を一番覚えられる気がしますね。
演技については、今回の舞台は収穫多いです。

本番は6日後です。
コメント (2)
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