コロナの流行が始まった2019年に、所属する市民オペラ公演が中止になりました。
その時の公演直前に母が骨折して、舞台稽古が始まっていたにもかかわらず欠席しました。
そうこうするうちに非常事態宣言が出て、あらゆる舞台は中止になったのでした。
歌への熱意が冷めて、声出しても面白くなくなっていました。
母の介護で大変ってのもあるけど、それは言い訳かな。。。
最近、ピアノ教室にピアノじゃなくて歌をやりたいという方が相談に来ました。
その方がイタリア歌曲を練習することになり、私自身が勉強もやり直さなくてはと練習再開しました。
やっぱり楽しい!
歌うの楽しい!
ってことで、来年度のオペラには参加予定です。
若いころ、植木屋さんから教わった話です。秋の団体旅行などで京都や金沢に行くと、団体の皆さんはゾロゾロと見学、そして宴会。
親方は団体の列を離れ、静かに庭園の冬囲いや剪定を観察していたそうです。
「イタリア歌曲を練習することになり、私自身が勉強」・・・さすがです。まだまだ前に進める元気と勇気をもらいました。