「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(9) 富士見町のコインランドリー、三光寺@蔦木宿

2024-12-08 00:00:33 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
同じ作品をどちらの演奏でもいいですよ。


どちらもちょっと変わってます(笑)。

では右の方で。

ジャズ・ピアノ奏者のキース・ジャレットがハープシコードを弾く。

J.S. Bach: Goldberg Variations, BWV 988: Aria

夜明け前は寒い。


クルマを始動。


ゴミを積む。不法投棄はしません。ちゃんと正しいゴミを正しい場所に捨てる。


加えて洗濯物をコインランドリーに持ち込む。


鉢巻道路を抜けて、ズームラインを抜ける。


やがて富士見町のコインランドリーに到着する。

まだ薄暗い。


まずはドラム洗浄。


そして洗濯と乾燥で合計80分を要する。


そのうち20分はオプションで追加した乾燥時間だ。

JR富士見駅前。


久しぶりに寄ってみた。

国道20号線を南下する。

ここは大きな谷だ。


それも、国内有数の断層を抱える谷で、日本列島が裂ける時は、ここから避けるかもしれない場所である。



甲州街道の宿場町、蔦木宿として栄えたところである。


甲州街道は、江戸から甲州を抜けて信州へ入り、下諏訪で中山道に合流する。

甲州街道沿いで、甲州と信州の境界の信州側の最初の宿場町が蔦木宿なのだ。


信濃境なんて駅もある。


しかしここは昔は甲州に属していたらしい。

甲州の武田家から禰々御料人が信州の諏訪家へ政略結婚で嫁いだが、その際、現在の長野県諏訪郡富士見町の一部が、武田家から諏訪家へ帰属を変更されることになったらしい。

この蔦木宿もそうした地域の一部で、今は信州だが、元は甲州だったという話だ。


この建物も、蔦木宿にあって、常盤屋というらしいよ。


こちらは三光寺。


江戸時代になり甲州街道の宿場町としての信州側となった蔦木宿が栄えて、境内を別のところからここへ移したらしい。


しかしもともとは甲州武田家の庇護のもとに生まれたお寺だそうだ。

アルザス・ロレーヌ地方じゃないけど、帰属が変わる微妙な地域なのだね。


そこへ参拝してみた。

国道20号線沿いにあるので、昔から知ってはいるが、参道を入るのは初めてだ。


むむむ、これはいいぞ。

蔦木宿に溶け込んでいるね。


ここは参道だが、車道でもある。

二つの灯籠の土台の間を、クルマが通り抜けるのが大変。


お寺の駐車場はもっと奥にある。

お地蔵様の前は駐停車禁止ですって。当たり前だ。参道に駐停車するのは止めましょう。


奥へ、奥へ。

そしてクルマを停めて、お参り。

明治天皇は本当にこんなことを詠まれたのか?


調べたら、本当でした。

株式投資の格言みたいだ。

「思わぬ方に移るかな」なんて、株価の動きはまさにそれの連続(笑)。

株式投資の格言には「もうはまだなり、まだはもうなり」なんてのがあって私はそれが好きだ。「もう上がら(下がら)ないと思うとまだ上がる(下がる)、まだ上がる(下がる)と思うともう上がら(下がら)ない」

そういう意味ね。何事も確信できるほどになると、それが確信していたことの崩壊の時期ということ。ビジネスもそうだね。

階段を上がる。


とてもきれいに保たれていて、良いお寺だと思う。


禁葷酒。


飲酒を戒める、禅寺によくある言葉。

鎌倉の禅寺ではあまり見ない(笑)。鎌倉の禅寺の住職はお酒が好きなのか?

山門をくぐりましょう。


本堂を拝む。


左手は住職のお住まいみたいだね。



右手が事務を執り行なう場所になっているのかな。


三光禅寺。曹洞宗だから。



では浄財を。


ありがとうございます。

山門を境内から見る。


鐘楼がある。とても立派だ。


曹洞宗の禅寺らしく、「なむしゃかむにぶつ」と唱えればいいのかな?


鐘をつきたい衝動にかられるが、朝も早いことだし、止めておきましょう。


これで数を数えるのかな。


同じ禅寺でも、私の地元鎌倉には臨済宗は多いが、曹洞宗のお寺は少ない。

曹洞宗って俗っぽさが少ないように感じる。


このお寺からは、昔から、蔦木宿の家々が見えたのでしょう。


再び本堂を拝見しましょう。


そして山門を出ましょう。

そろそろ帰らないといけない。


お寺の駐車場からお寺を見上げる。


駐車場に入るのも大変だったが、出るのも大変なのだ。

参道が狭いからね。


ここ(↓)を左折しないといけない。

そんなことできるか?


また両側に灯籠の土台があるが、その間をすり抜けないといけない。


センサーが反応している。

右前が際どいらしい。


そろそろ国道20号線に出て、洗濯物を受け取りに行かないといけない。


西友富士見店とセリア。


買い物が終了した。


そしてコインランドリーへ。


でもまだ15分もあるよ。

もう嫌だぁ~。早く終わってよ。


もうちょっと。

乾燥作業の残り。


洗濯の荷物を回収したら、原村へ。

ここから原村に入る。


イタリアン・レストランのDANLOが登場。


別荘地を登る。


真ん中のピンクの板には「諏訪バスの・・・こけもも平」と書いてある。これは1990年代後半の看板だからね。今なら絶対「アルピコ」と書かれるところだ。

90年代には「諏訪バス」の名前で別荘地があちこちで売られていたのを、私は記憶している。当時はすごい値段だったよ。今なら安い。ぜひどうぞ。

やっと朝ごはんだよ~~。


暗いうちから活動して、朝ごはん時点ですでに疲れている(笑)

【つづく】
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2024-12-08 00:58:10
先ほど鹿児島から帰宅しました。
途中から大雨に。高速道路はとても運転しずらい
状況に。
今から休みます。
返信する
Unknown (信州タケノコ)
2024-12-08 04:58:02
三光寺の看板は大きいので国道からよく見えますから、場所は知ってますが、入ったことはなかったです。ずいぶんしっかりしたお寺ですね。曹洞宗ということは禅寺ですね。私も参拝に行ってみます。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-12-08 05:17:54
うちまるさん

鹿児島からのご帰宅、お疲れ様でした。
長い距離の運転、外は暗いし、大変ですね。
お仕事ですから仕方ありませんが、お気をつけて
運転なさって下さい。しかも雨だと、目が
疲れますね。

泊まりを挟んでのご出張ですから、ご自宅に
戻るとほっとされるでしょう。少しごゆっくり
なさって下さいね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-12-08 05:26:03
タケノコさん

こちらは私も初めて参拝しました。
ご指摘のとおり国道から大きな表示がよく
見えますから、私も知ってはいましたが、
中に入ったことはありませんでした。参道が狭い
ので、クルマの進入に多少気を遣います。

最近現金、特に硬貨をあまり持ち歩かなく
なりましたが、コインランドリーで使ったあとの
で百円玉がたくさんあり、浄財にも
ちょうど良かったです。

境内はとてもキレイに保たれています。蔦木宿に
溶け込んでますね。長い歴史のあるお寺ですし、
一度ご参拝下さい。
返信する
Unknown (fran)
2024-12-08 08:28:59
おお。懐かしい風景です。
昔は道の駅がなくて、20号沿いの小さな小さなJAですかね、生協みたいなお店しかなかったので、軒並み入って買い物しました。三光寺は参道の奥まで行きましたが境内には入ったことがありません。立派なお寺ですね。
早朝からお疲れ様でした。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-12-08 09:03:08
franさん

懐かしい風景ですか?
道の駅なんてなかったですよね~。あれ、いつ
出来ましたっけ?温泉もあるし、おみやげまで
売っている。以前ワンコがの道の駅の下の
川でよく水遊びしました。

ドガティ君は川は怖いみたいですよ(笑)
流れが急ですしね。
しかもちっちゃいから~!

三光寺に入ったのは初めてです。
ぜひおでかけください。たいへん綺麗に保たれて
います。長年あの宿場町に溶け込んできた
雰囲気があります。

私は前から看板は見てたのですが、入ったことは
まったくありませんでした。駐車場もちゃんとある
ので大丈夫です。
返信する
Unknown (タッジーマッジー)
2024-12-08 16:17:55
早朝の洗濯の間に三光寺まで行かれたのですか、
おちゃさん、パワーありますね。
国道20号線の谷間の写真、なるほど!
この辺りの地形が良く分かります。
早朝の蔦木宿は静かですね。

三光寺の境内の紅葉が見事です!
ここは武田家ゆかりのお寺…
あちこちに武田菱があって、梵鐘も立派ですね。
フクジュソウや梅の咲く時期も良いものです。
https://blog.goo.ne.jp/s0i5n9a4no0594/e/3ce977f93388908da05dc0eba2558a68
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-12-08 16:51:17
タッジーマッジーさん

選んだ洗濯時間は80分。実際はもっと長くて
95分ほどです。その間となりの西友富士見店で
買い物するには時間を持て余します。そこで
前から拝観してみたかった三光寺にお参りしました。

曹洞宗のお寺。禅寺ですね。
いろいろと見どころがある。
紅葉もしていました。

しかしここの個人的興味は甲州と信州の境目に
あることであり、蔦木宿のおそらくはもとは
甲州武田家に帰属していたこと。このお寺も
武田家の保護を十分に受けられたのでしょう。
しかし今は信州側で、旧諏訪家側にあるという
歴史の面白さであります。

2022年のタッジーマッジーさんの記事を
拝見しました。フクジュソウがありますね。
ご紹介ありがとうございます。
寒そう・・・(笑)

私も今回とても良い訪問ができました。
返信する
Unknown (Frenchy)
2024-12-09 03:41:53
三光寺、こじんまりとまとまった良いお寺ですね。曹洞宗のお寺は唯一永平寺に、出張の帰りに行ったのみ。近くに何もなくお寺に宿泊、何十畳もある大部屋に、同僚と二人で精進料理を食べて、後はお酒も飲まず寝るのみでした。曹洞宗は港区芝に東京グランドホテルを経営しているのをその時始めて知りました。多角化の一環でしょうね。
仏教は飲酒を戒めているのでしょうか。親戚のお寺の住職は酒飲み、銀座のバーにも良く出入りしている様で、飲み代の請求で奥さんがこぼしているとの事。
その点キリスト教は、ワインはキリストの血として飲酒を戒めることは聖書を含め皆無。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-12-09 06:47:56
Frenchyさん

とても良いお寺でした。国道20号線から参道が
つながっているので、場所は前から知っていたの
ですが、中に入ったことはありませんでした。
前から参拝したいなと思っていましたから
ちょうどよかったです。中には駐車場もあり、
静かに参拝することができました。

飲酒、妻帯、肉食などについては、
戒律の厳しさが、国や宗派よって異なると聞いて
おります。一般に日本の僧侶は最も緩く、
タイやスリランカあたりから来た厳しいお寺の
僧侶は、日本の状態を見て「なんでもありだな」
と驚き、その僧侶から戒名を高額なお金を出して
檀家がありがたく頂いているという不思議な
現状に「日本のお寺っていいな」と思うとか(笑)。

僧侶の中にはスナックを経営しているなんて
人もいるそうで、檀家さんが嘆くのを
聴いたことがあります。

仏教も僧侶も、各国事情、いろいろであります
ねえ。
返信する

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