父が亡くなって以来
年配の従兄が実家にひとり住まいして
家を守ってきてくれたのですが
その従兄も先日亡くなってしまったので
家の整理に行ってきました。
そこで発見したのが
400枚近いLPレコード。
音楽と名のつくものは
ロック以外何でも聴いていた音楽好きの従兄だったので
CDもたくさん残っていました。
レコードの内訳は
半分がクラシック
残り半分の多くがジャズ
あとは60年代から70年代にかけての洋楽と邦楽。
引き取り手がないので
ゴミとして処分されると聞き
一緒に整理していた夫が
「これをゴミにしちゃうのは、あまりにもかわいそうだ」
と言って、なんと全部持ち帰ることに。
うちの車は小型車なので
これだけのレコードを詰め込むと
後ろの席には誰も乗られないぐらいギュウギュウになってしまいました。
大阪の実家から自宅まで約3時間、レコードを乗せてドライブです。
レコードの行く先についてですが
一番お金になるのは
ヤフオクに出品することなんでしょうけど
膨大な手間や
落札者とのトラブルなんかを考えたら
やはり業者さんに買って頂くのが一番かなと思いました
段ボールに詰めて並べてみました。
画像でみるとあまり多いように見えないですが
実際に見てみるとすご~く場所とってます。
東京の老舗のレコード屋さんに引き取って頂くことになったので
発送前に記念撮影。
中にはこんな懐かしいのも。
天地真理と南沙織です
大まかな見積もりでは
全部で約5千円だそうです。
まあ、金額どうこうより
好きな人の手に渡ってくれれば
供養になりますよね。
ついでに自分のレコードも送ろうと
エマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」と
ロッド・スチュアートのベスト盤を入れました。
どちらも帯つきです。
私はレコードに傷がつくのがいやだったので
買うとたいていカセットテープに録音し
テープばかり聴くようにして
レコードは大事にしまっておきました。
当時の音楽ファンはそういう人が多かったんじゃないかな。
だから「タルカス」なんかは
一度しか針を落としてないと思います。帯もついてるし。
ロッド・スチュアートのは、持ってることすら忘れてました(笑)。
ファンでもないのに何で買ったんだろう。
「マギー・メイ」が聴きたかっただけだろうか。たぶんそうだな。