亀田には、亀田縞という織物がある。
説明は出来ないが、私の実家にも機織り機があった・・・記憶がある。昔々のお話である。昭和の高度成長期前のことだ。家の誰かが機織りをしていたのを見た記憶はない。今でいえば、マッサージチェアみたいに場所だけとって捨てられる寸前だったとおもわれる。その、機織り機で織りかけの布は、農作業している父母が身に着けているものと同じ紺色だった、、、様に思う。特にズボンにあたる部分は袴(はかま)のように腰ひもが付いていて足首まであり、ウエットスーツのように下半身を覆っていた。「たんももひき」と呼んでいた。
その頃は、農作業で使うものは、大げさに言えば何でも自分の家で作った。この、織物もそう。
どうも、その織物が現在の亀田縞になっているようです。そのころと違って生地もデザインも工夫されおしゃれ着になっている。現在2社で作られているとか。
亀田縞の製品は、JR亀田駅近くのお店で買うことも出来るが、私は福祉センターでイベントのとき、写真の名刺入れを買った。実家にあった機織り機械や、物干しに干してあった「たんももひき」を思い出して買いました。気に入ってます。