この前野田山の加賀藩前田家の墓地を訪れた時に撮りそこなった墓があるのでもう一度訪問した。
加賀藩第12代藩主前田泰広(なりなが)公の墓のすぐ隣に泰広公の墓地に匹敵大きな墓地がある。藩主の長女直姫の墓である。
そのすぐ前に6体のお地蔵さんがある。
能登半島地震で6体ともにお倒れになられた。
お地蔵さんも大層驚かれてお倒れになったのだろうか。
このお地蔵さんがちゃんと立っていた時の写真がどっかにあった筈だがいくら探しても見当たらない。健在なときも首がなかった。
泰広の長女直姫は豊前小倉藩の小笠原忠徴(ただあきら)第7代藩主の婚約者だったが、早世してしまったのだった。その後同じく泰広の四女寛姫が忠徴に嫁いだ。
そのために、わざと首を落としたのか、それとも誰かのいたずらか。
いずれにしても長い間首のないままの状態だった。
その謎をずっと探っていたが未だにその訳が分からない。
従ってこのお地蔵さんが再び起き上がる日が来るのだろうか。
気になるところだ。
タケノコのシーズンも近いので今日竹林の整理に行ってきた。
所々陥没しているところがあって凸凹していた。道路上からは見えないが竹林の中も相当やられていた。