実家への定期巡回の帰り道、奈良市写真美術館で池本喜巳「記憶のとびら」展を見てから、JRで宇治へ。
池本喜巳展は「近世店屋考」が圧巻だった。自宅の近所にも、歴史がほとばしる薬局や煎餅屋さんがあって撮りたい衝動に駆られるが、素人が行動に移すには極めてハードルが高い。立派なプロの仕事。
京阪宇治駅の凝った造りの駅舎を愛でてから京都へ。ちょうどKG+が始まったところ。何年前からやってるのか知らないが、4月5月の京都は写真展祭りだ。
あいにく風邪を引いたらしく体が重くて、出町柳から烏丸御池辺りまでとぼとぼ歩いて、気になった写真展を無料のばかり10ほどだけ覗いてみた。
実家に住んでいれば毎週通いたいくらいで実に勿体なかったが、小池貴之「シベリア鉄道」、藪田正弘「原発:時を越える風景」が記憶に残った。
来月は東京も大阪も写真月間。体調を整えとかないと。
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