世の中の体制から弾き出されたお年寄りが終の棲家として選んだ有料老人ホームで昨年無惨な事
が起きて居た事が判りました。
一昨年2014年の話しで、川崎市の介護付き有料老人ホームで入所者が次々と3名相次ぎ転落死
する事件が起きた。
他にも窃盗事件や虐待等も暴露されたとの事。
弱い立場の人間を蔭に隠れてよくまあ苦しめる事が出来たと感心します。
早速県警は捜査を始め、窃盗容疑で逮捕済み元職員が転落し3件の深夜の当直であった事を
つきとめて追及した処、殺害を認めたので殺人容疑で再逮捕したとの事。
この容疑者は入所者を殺そうと思いベランダから突き落とし殺した事を認めたと言う。
容疑者は昨年入所者の居室からサイフを盗んだ疑いで窃盗容疑で逮捕され、その後転落死が疑われ
と言うから、恐らく3人の転落死にもこの様な理由があったのかも知れませんね。
この様な事が全国の老人ホームで行われて居るとは信じたくないが、矢張りあるのですね。
施設での入所者の身体の拘束・虐待は有料老人ホームでも起きるのですね。
人出不足・低賃金・労働環境の過酷さで介護職員が悲鳴を上げて居るのは現実の様です。
又全国介護施設職員による虐待は14年度挙がって来た件数が300件だったそうです。
拡大する高齢化と要介護者増大施設不足・介護職員不足全て緊急対処事項ですね。