今世間の耳目を集めて居るのは、集団的自衛権行使の安保法案と東京五輪の新国立競技場建設
であろう。
新国立競技場建設には、後々まで批判される事を恐れ阿部首相は建築見直しを指示しました。
元々此の新国立競技場建設に賛同したのは当時の民主党政権だったと云う。
何処にも負けない競技場を作りたいというスポーツ関係者の願いに乗った。
それはそれでよいが、これがいつの間にか東京五輪招致の切り札とされる様になる。
当時奇抜なデザインを推奨した責任者は建設費まで話合われてないので自分には責任がないと
今頃になって釈明した。
聞く処によると此の選定責任者は有名な建築家で一目でどのくらい掛かるかとか、工期等判断
出来たと思われます。
恐らく世界一の競技場建設すると云うのが優先され、事は決まったと思われますね。
見直すと云ってもIOCまで行ったデザインをそう簡単には変更出来ないでしょう。
こちらの都合で建設家の斬新なデザイン修正に簡単には応じて呉れないでしょう。
場合によっては訴訟問題に発展する事もありうる事です。
そうなると折角の東京五輪が最初からつまずく事になりはしないか?
それにしても2520億円は高すぎます。
またその年間維持費は莫大なものになると予測されるとか。
何処まで建設費の縮小が可能なのか?
工期が大丈夫なのか?
本当に厄介な新国立競技場建設です。
話はそれたがもう一つの大きな関心事に安保法制関連法案の衆院通過があります。
後は良識の府参議院での審議となって居ますが、国民はだれも参院を良識の府等と認めてません。
すったもんだの国民向けパフォーマンスの後衆院で再可決が出来る60日ルール適用で法案
成立となる公算が大きい。
今国会は9月27日までの会期延長がなされて居るのでいくら騒いでも今更停められませんね。
まあ野党もあれだけ衆院特別委員会での法案採決で騒いだので、国民に対するパフォーマンス
は済ませたので衆院本会議での採決はおとなしくボイコットで後は国会審議拒否で国会空転の
作戦に出た様です。
立場の違いでそれぞれ云い分はあるでしょう。
自分の国は自分たちで守るべきと云う人と、戦争は嫌だから日本がどうなっても良いと云う人
極端に云えばそう集約出来ます。
しかし戦争はイヤだが日本の国がなくなるのは困る、と云う人が大半でしょう。
平和憲法を守っていれば他国は決して日本を侵略蹂躙はしないだろうと云う考え方。
平和憲法は万能と信じて居る人達。
しかし現在のせ界の状況はそんなあまいものではない。
尖閣諸島にしても竹島問題にしても、また北方領土問題にしても外国は虎視眈々として日本
を狙っています。
そんな中丸腰で生き延びられるかと云うのが今回の起点です。
世界平和のため共にスクラムを組もうと云う発想です。
当然当事者となるので今までの様な傍観者の立場は許されません。
そこのところの説明が足らなかったと云うのが、真実です。
今反対反対と叫んで居る人日本を一体どうする積りなんでしょうか?
誰が日本を守るのでしょうか?
もはやアメリカ任せは許されません。
自分たちの事は自分たちで向き合わねばならないのではないか?